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俺はどうやら女になったみたいです!!  作者: クロネコ(マカロン)
プロローグです
2/11

ハチャメチャな1日です

突然だが俺は一ヶ月ほど前に高校に入学した新入生だ。

俺が女になっただの天使がやって来だのと話している今も時間が過ぎていたということだ。仮にこれが夢でないとしよう。つまり…


「ヤベェ!!学校遅刻だわ!ハミエル、家にいろよ。絶対に外に出るなよ。そして問題を起こすなよ。絶対だからな!!」


「はい!!了解しました。お約束なるべくお守りいたします。」


「なるべくじゃなく守れ!!」


俺は急いで制服に着替えハミエルに貰ったチョーカーを付ける。


「うおぉぉぉ!!本当に戻れた!!」


俺はほんの1時程の女体化からの解放に感動していたが感動している暇じゃねぇ。


「じゃ、ハミエル俺は学校に行ってくるから。」


「はい。行ってらっしゃいませ〜。ありかさん!!」


※※※


俺のクラスは1-Aで1階の1番すみにある。俺はそこまで抜き足忍び足で近寄ると教室の教卓から見て後ろ側のドアからひっそりと入る。そして、そのままテラス側の1番最後のつまり俺の席に座る。


「ふぅ。セーフか!!」


「セーフな訳あるか!!安達ぃぃ!!思っいっきり遅刻だ。今日は転校生が来るはずだってのに転校生も遅刻しやがって!!」


おっと、我がクラスの担任、担当科目生物の岡崎しずほ先生がご立腹のようだ。全く、誰が怒らせたのやら。やれやれ…俺だ…

と思っていたら教室のドアがノックされる。岡崎先生が廊下に出る。


「ん?なんだ転校生か。遅刻だぞ次からは気おつけろ。」


あっれー?俺の時と態度違うくないっすかね。俺嫌われてるんですか?


「おい。安達!何かいらん事考えていただろ!」


ちっ!なんてするどい教師なんだ!


「ほら、どうした転校生入れ。」


そう、岡崎先生が言うと転校生が教室に入ってくる。そう見知ったような顔の転校生が…


「今日から転校してきました。安達ハミエルです。よろしくお願いします。」


「って!!えぇー!ハミエル!お前家にいろって!」


「いや、もう手続きすましてましたので。」


などと俺達が話すと教室がざわめき出す。

ハーフ?すっごい美人!なになに、知り合い?恋人?そういえば苗字一緒だし親戚?

などなど…そういや何で俺の苗字使ってんだよ!


「なんだ。お前達知り合いか、じゃ安達ってどっちも安達なのか、じゃあ、ハミエルお前ありかの横の席な。」


ということで、どうやらハミエルは俺の学校に転校してきて俺の席の隣になりました。


※※※


問題は4時間目に起きた。


「ありかさん、ありかさんまずいですよ。」


「だから、あれほど拾った物を食べるなと言っただろう。」


「そんなこと言われてませんし拾った物も、というか何も食べてませんよ。」


と渋い顔してハミエルが反論してくる。


「で、何がまずいんだ。」


「悪魔が学校にやって来ました。なんか適当な理由を付けて屋上に行きましょう。悪魔はどうやら屋上に行ったようです。」


「分かった。」


そう言うと、俺は手を上げてこう言った。


「先生!ハミエルさんがトイレに行きたいらしいんですが1人で行けないみたいんでついていきまーす。」


「う、うぇぇ!!!!」


隣から悲鳴が聞こえてくる。

先生はものすごい微妙な顔をしながら「お、おう行ってこい。」と言う。


※※※


廊下を走りながらハミエルが怒ってくる。


「もっと、何か言い方があるじゃないですか!保健室に行くとか!」


「ごめんって、もう屋上着くぞ!けど、屋上って鍵かかってんじゃね?」


「大丈夫ですよ。天使の神秘的なパワーで鍵ぐらいちょちょいのちょいっと空けれますから。」


「なんだそれ、天使ヤベーな!」


俺が、天使のスパーパワーに感動していると屋上の鍵が開く。

屋上に入るとそこには、緑色の全身タイツでカエルの着ぐるみのの頭をかぶった。まぁ、要するにHENTAIがそこにいた。


「え!ちょっとまって悪魔って皆こんななの!」


「いやぁ、そんなことはないと思いますけど」


すると、全身タイツのカエル男がキレ気味に言ってくる


「おい!!人のこと見てなんだその反応!!」


「うお!喋ったぞ!なぁ、ハミエル、チョーカー外したら女に戻って本当に強くなるんだよな?」


「はい。なんか、女体化の魔法は副作用でちょっとした勇者ぐらい強くなりますよ。」


なんだそれ!副作用すげぇな!

俺はそんなことを思い長からチョーカーを外す。するとなんか、光のヴェールが俺をまとうそうまるでプ〇キュアの変身シーンのような感じになったかと思うとまるでプリ〇ュアの様な衣装で女になっていた。

すると、悪魔も律儀に待ってくれていたみたいだがその気も終わったみたいだ。


「おい。俺のことまたせやがってもういいんだな!」


と言うと俺に向かって飛びかかってきた。


「待て、いろいろおかしい!なんだこの服!」


「そういう使用です。あかりさん。」


そんなことを言っても悪魔は待ってくれずに俺に向かってきた!

俺は反射的に悪魔の顔面を殴っていた。すると、ものすごい勢いで遥か彼方へ飛んでいった。


「な、なに?今回終わり?」


「み、みたいですね…」


こうして、俺の初めての悪魔との戦いは終えたのだった。

なんじゃこりゃ

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