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掌編小説集5 (201話~250話)

至れり尽くせり

作者: 蹴沢缶九郎

最新式の車がある。従来の機能はもちろん、行き先を告げるだけで、運転する必要なく目的地へと連れていってくれる。燃料も不要で、その気になれば空や海の航行も可能だった。

機能はそれだけにとどまらず、利用者の心情を自動で読み取り、その時に適した音楽を流したり、映画やドラマ、バラエティを車内のスクリーンに映し出したりもする。

お腹が空いたり喉が渇けば、前席正面にあるダッシュボードの一部がスライドし、そこから様々な飲食物を提供してくれる。お酒も出てくるが、別に運転をするわけでもなし、誰にも(とが)められない。


まさに至れり尽くせり、夢のような車だが、ただ一つ難点を挙げるとすれば、手のひらほどの大きさで誰も乗る事が出来ない。

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― 新着の感想 ―
[一言] 秘密道具のビッグライトがあれば搭乗可能でしょうか(笑) でも、ヘンな妄想してたりするとどんな対応をするのか恐いですね(^^;) 未来のお話は想像するだけでわくわくします。 私が小学生の頃は…
2016/07/22 19:32 退会済み
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