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Phase:25

遅れました、言い訳しません、ただただすみません、待っててくれた方お待たせしました!

 「今日こそアンタを負かしてやるわ!」


 「あぁ、うん」


 「じゃあふたりとも実際に戦ってみていろいろ感想とか聞かせてね」



 スーツの運用テストのため近くの1G惑星に降りて実際に模擬戦闘をすることになったのだが、


 相変わらずやる気満々だなぁ火蓮ちゃん


 戦場にしたのは山岳地帯、あたりは幹の太い木々に囲まれ、射線が通りづらい、


 二人には機能を削ってローコスト化をした[ソルジャー]スーツで戦ってもらうことにした。


 装備は視界拡張用のフルフェイスメットにムーブアシストフレーム、胸部、腕部、脚部の装甲、バックパック式のバッテリー 、武装はヒートブレードとショートライフル、腕部装甲に搭載したワイヤーアンカーと、腰のベルトにショートライフルのマガジン4つと視界拡張用のセンサーボール6個(カメラタイプ3、ソナータイプ3)。


 シンプルな装備でどのぐらい戦えるかを確かめるためだが、一般に販売するならこのくらいが一番いいかもしれないな。


 互いに人数をそろえて市街戦でもしたら楽しそうだ。


 

 二人は山を挟んで丁度反対側をスタート位置に、どちらかが無力化もしくは行動不能になる事を勝利条件として戦ってもらう。



 「じゃあ戦闘開始、ふたりとも頑張ってね」


 「了解です」


 「絶対負けないんだから!」

 

 マシロ君は山を回りこむように、火蓮ちゃんは山を登るように、それぞれ走り始める、


 まだ慣れていないのかマシロ君はアシストの具合や装備の確認を数値と照らし合わせてやっている。


 火蓮ちゃんはカンでやってるのかな?数値は表示せずに山の木々にぶつかることなく縦横無尽に駆けていく。


 


 このテストが終わったら集団戦のテストもしたいけど・・・どうしようかなぁ・・・


 


 ―――――――――――マシロ視点―――――――――――


 スーツの感覚には慣れてきたかな。


 火蓮ちゃんの勝負狂いは少しアレだけど、実際強いことは強いからなぁ。


 まずは地形の把握かな、山の上が有利とは限らないし、マッピング自体はボールを使うんだろうけど、


 後の事も考えると消費はしたくない、どうしようか・・・


 こっちの装備はスーツとブレードにライフル、アンカーとセンサーボール、それとマガジン・・・


 「とりあえずっ!」


 上空に向けてアシストもつかいカメラタイプのセンサーボールを投げる、


 「おおよそのマッピングはこれでよし、落下地点は気にしなくても良いか」


 作戦は・・・


 

 ―――――――――――火蓮視点―――――――――――

 

 うはーーーー!気持ち良いーーーーー!


 やっぱりスーツ着てるとすごいわね、スーパーマンにでもなった気分!


 ラズさんてばヒミツ道具みたいなのはバンバン渡してくるのに銃とかはあんまりみたいなのよね


 今日渡されたのも見た目こそスマートな感じだけど至って普通のライフルだし、


 1マガで20発だから合計100発か、まぁ無駄撃ちしなければってトコね。


 まぁ正直このサイズじゃレーザーもプラズマも撃てないだろうし、実弾銃になるとあんまり気が乗らないのも分からなくはないケド・・・


 ふっふっふー!


 マシロのヤツ!今日こそギャフンと言わせてやるわ!

 

 こっちはスーツのテストとか言ってバカみたいにロボット相手に戦わされたんだから!


 絶対負けてやらないんだから!


 ぜぇーーーーーーーーったい!負けて!!やらないんだから!!!


 とにかく山の上ね、戦いは上が有利!とにかく上!そして見つけたら今度こそ張り倒してやるわ!


 


 ―――――――――――???視点―――――――――――



 「グルルルルルルルルルルルルル」


 

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