Phase:23
ちょいと遅くなりました、違うんです!サボってたわけじゃないんです!
誤字修正しましたm( . . )m
スーツは殆ど完成といったところまで来た。
プロトタイプのために見た目は悪いが性能は高いつもりだ
恐らく戦闘用として人が搭乗?するマキナとしては最小のマキナとなるのではないだろうか
今の段階では無駄な機能も多いから一般公開するときにはもう少しいろいろと削ることになるかと思うが、
焦っているかもしれない、この起動試験を無事に終えればあとは細かい調整しか残ってない。
落ち着け、落ち着け。
「始めてくれ」
『了解しました、これより Hack-Suit Type-Founder《始祖》 、起動試験を開始します』
Hack-Suitとは、その名の通り、マキナの常識をHack(叩き切る)するスーツ、という意味を込めて名づけた。
「ラズさーん!これもうやっちゃっていいー?」
「・・・・、あー、じゃあまずスーツの胸の球体に触ってみて(カッコ良くやろうと思ったのに・・・)」
あれから火蓮ちゃんにはテストパイロットになって貰っていた、報酬は完成品のスーツを一つ。
始めは自分でやっていたのだが、事故(爆)の度に爆破の過程を見れないのが不便だったために火蓮ちゃんにやってもらうことにした。
今では双子のプラント(二人は円柱状)も合体して、設備も大分広くなっている。
もちろんリスポン位置は試験場入り口に変更してもらっている。
火蓮ちゃんがスーツの胸部にある球体に触れると、光を灯しながらスーツが認証を開始、パイロットとして登録された者以外はこの時点でスーツが休眠状態となり、特別な操作をしない限り動かなくなるのだが、
カシュッ
スーツは小気味良い音を立てながら割れ始める
完全に割れると中には骨組みなどが見える。
「問題なく開いたね、いつも通り乗ってみて」
「はーい!」
火蓮ちゃんが割れたスーツに体をあわせると割れていたスーツは逆再生のように元の形に戻っていく、
前と違うのは中身が入っていることだ。
スーツが完全に装着されると胸部の球体とフレーム各部、それから目の位置に黄緑色の光が灯る
『通常モード、起動確認、問題ないようですね、各種数値にも異常ありません。』
「よし、じゃあ少し動いてみてくれるかな」
「りょうかいでーす!」
ガションガションと音を立てながらスーツが走り始める。
通常モードはスーツを着る前と同じくらいの動きが出来る程度にアシストが働くようにしている。
視界にはいろいろな情報を置いておくことが可能で、戦闘等の大きな動きがない限りはこのモードが基本となる予定だ。
しばらく通常モードで動いてもらって、スーツに異常がないかをチェックする。
『問題ないようですね、各種センサーの数値も規定値を上回っていません。』
「よし、火蓮ちゃん?」
「はーい」
「じゃあ次は首もとのボタンを押してもらえるかな?位置は視界に出すよ」
「はーい、ココ?あ、反対か・・・」
火蓮ちゃんがボタンを押すと、スーツの光が赤く変わる。
機体各所のフレームも変形し、脚部には飛蝗の様な間接が現れる。
「戦闘モード、起動しました。」
「よし、じゃあ武装も使ってある程度動いてみて、目標の位置や装備の情報は出せるようになってるから、音声操作でやってみて」
「了解でーす!・・・えっと、武装は・・・ヒートブレード?これだけ!?うー、仕方ないか」
戦闘モードと通常モードの違いはその機動力と情報処理速度にある、味方と情報の連携が取れるためにビルの陰にいて本来見えない敵も味方の視界に入っていれば視界には表示されるなど、便利な機能は盛りだくさんだ。
欠点としてはバッテリーの残量が減りやすくなることと、アシストが強くなるため慣れないと危険といったところか。
バッテリーのほうは解決したいなぁ、戦闘モードでは2時間が連続稼動限界だし、取替え式にするのもいいかも。
火蓮ちゃんは試験場内のターゲットを破壊し終えるとその後も試験場内を跳び回っている。
そうだなー、よし、ついでだしアレも済ませちゃうか!
「アルタイル、試験場内にBOTを放て、数は・・・30機で行こう」
試験場内にBOTが放たれる、BOTはHack-Suitの部品を流用しており、見た目は少し小さめの人型という感じだ、武装はアサルトライフルとマガジン4つ、手榴弾3つ。
火蓮ちゃん頑張ってくれるといいなぁ・・・
「火蓮ちゃーん、戦闘試験もすることにしたから、よろしくー」
「え゛ッ!? ちょっ・・・ってもうキタ!」
あーーーーーっはっはっは!
なんか悪の科学者みたいで楽しい、某飛蝗のヒーローを作り出した博士もこんな気持ちだったのだろうか・・・
まぁBOTのAIはそこまで強くないし、火蓮ちゃんの動きなら十分対応出来るでしょ・・・多分
「ラズさん!コッチにもライフル下さい!死ぬ!死んじゃう!ギャーまた来た!」
あーーーーーっはっはっは!




