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Phase:18

決勝だけあって長引きます


-試合開始直後-


 「作戦は覚えてるな?」


 「はい、完璧です」


 2機のジェミナスはプラントに向かって全速で飛んでいる、相手より先に廃プラントに陣取ることが作戦の第一段階だ。


 フィールドはかなり広いし、早く到着できればそれだけ迎撃の態勢も整えやすいだろう。


 「アルタイル、プラント到着後簡易索敵、敵影が確認されなかった場合ガンビットを6つ射出、プラント外部の監視用に放っておいてくれ、内3つは目立つように飛ばしてくれ、陽動にする、3つは予備だ、射出はしないでいい」


 『了解です』


 「ベガ、こっちは12機射出、内部の敵進路予想図の死角になるポイントに配備してくれ、6機は予備に、射出した内A1~B3ビットは僕が受け持つ、ベガはC1~D3を頼む」


 『了解しました』




 プラントに着くと索敵をさせる、敵影は見えず、予定通りガンビットの配置も完了。


 現状作戦は予定通り進行中だ、あとは相手が無事にプラント内に入ってくれるかだな、入ってこなかった場合の作戦も立ててはいるが勝率は恐らくプラント内で戦ったほうが高いだろう。


 


 「マシロ君、配置には着いてるか?」


 「はい、準備はOKです」


 よし、とりあえずは順調か・・・・・・ッ!?


 モニターの計器が強力なパルス波を捉えた直後、突然ビットのモニターがひとつ映らなくなった。


 『ラズール様、A3ビットが撃墜されました』


 「回避は?」


 『間に合いませんでした』


 「A1とA2は回避運動開始、B1~B3は死角に移せ」


 『B2とB3も撃墜されました』


 「間に合わなかったか、B1は?無事か?」


 『B1は退避しましたがA1とA2も撃墜されました』


 「回避は?」


 『予測されたようです』


 「いや、まぁこのまま中に入ってきてくれれば・・・」


 退避させたビットを別の場所に移してから顔を出させると映像には2機の敵影が映っている、内一機は警戒しているがもう一機は・・・・・・ヤバイ!


 「マシロ君!避けろ!」


 「ッ!」


 瞬間、プラント全体が震える、プラントは光の柱で貫かれ、このままでは恐らく崩壊するだろう、リアクターが死んでいて良かった、リアクターに直撃してプラントごと爆発なんて笑えないしな。


 「マシロ君!無事か!?」


 「何とか無事です!・・・けどビットが3機ほど飲まれました」


 「本体が無事なだけマシだな、このままだとプラントの崩壊に巻き込まれる、脱出しよう」


 「了解です」


 いきなりプラントごと撃ってくるとはな・・・、しかもカタログスペックではあのバスターライフルにはそこまでの火力はなかった筈なんだが・・・


 「脱出直後に狙撃されないように気をつけてくれ、脱出口も別にしたほうがいいだろう」


 『敵機の死角になる脱出口は現在9つ、プラント崩壊までに到達が可能と予測される脱出口は3つです』


 『マシロ様、脱出口へのルートを表示します』


 「脱出後は屋外戦闘だ、作戦はプランOP-4に変更、僕がライフルを相手にする、マシロ君はバスターを頼む」


 「了解です」


 先制攻撃は譲ったが勝ちは譲らん!1or1に持ち込めれば屋外戦闘でも勝ちの芽は十分だ。


 せっかくここまで勝ち進んだんだ、どうせなら優勝は頂きたい・・・



 『ラズール様、脱出口突破までの予測時間をカウントしますか?』


 「あぁ、脱出は2機同時にするぞ、合わせていくぞ」


 「了解です」



 『カウント開始します』


 『5』


 『4』


 『3』


 『2』


 『1』




 「「交戦開始コンタクト!」」


MGSV:TPPが面白くて投稿が遅れたのは私の責任だ、だが私はあy


あっいえ冗談ですごめんなさい許してください

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