井戸端板 レイドボス
「何、レイドボスって?」
「ググれ。」
「検索してこい!」
「複数パーティーで戦うボスだよ。」
「いやいやいや、知ってるちゅうに。」
「じゃあ聞くな。」
「だからさ、このゲームにレイドボスって。」
「新マップで実装って情報あっただろ。」
「うむ。」
「遠い昔の情報だなw」
「お父さん、それは言わない約束でしょ。」
「そうだったな、すまん。」
「何この夫婦ネタ?」
「さあ?w」
「何となくw」
「じゃあさ、禁断の質問するぞ?」
「駄目だ。」
「ダメに決まってるだろ。」
「却下だ。」
「・・・。」
「させてやれよ・・・。」
「じゃあ聞くだけ聞いてやる。」
「怒らないから言ってみろ。」
「門開いたの?」
「開いてねえよ。」
「がっちり閉まってるよ。」
「えええ・・・じゃあこのスレタイなに?」
「公式だから言いにくい。」
「匿名板で探してこい。」
「でもさ、このスレッド消されないって事は?」
「運営が黙認してんのか?」
「かな?」
「誹謗中傷やキャラ特定しなけりゃいいんじゃね?」
「んー。」
「語ってみるか。」
「まあスレッドが消されても困らんしな。」
「うむ。」
「よし、さっきの奴、聞いてこい。」
「さあ、聞いてこい。」
「どうぞ。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「匿名板行ったんじゃね?」
「そ、そうか・・・。」
「流れ的にそうだろうな。」
「そうだね・・・。」
「まあ、なんだ・・・レイドボス出たらしいな。」
「う、うん・・・。」
「噂ではね・・・。」
「すみません、質問いいですか?」
「新しい人来たね。」
「うむ、質問どうぞ。」
「カモーン!」
「レイドボスって何処で出たんですが?」
「直球だな。」
「ど真ん中ストレートきた。」
「某釣りギルドのギルドルーム。」
「お、おいっ。」
「オブラートに包まんかいっ!」
「直球にフルスイング来たこれ。」
「すまん。釣りガールのギルドルーム。」
「狭まってんじゃねえか。」
「てか特定だよねそれ?」
「一か所しかねえよっ!」
「てことは、釣りが関係あります?」
「まあ・・・。」
「う、うん・・・。」
「かなあ・・・。」
「釣り堀で釣れますよ。レイドボスが。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「ついに釣れたんですね?」
「みたいですよ。」
「もっと、こうぼかそうとか。」
「な、なんかねえ。」
「いいんじゃないです?個人特定しなきゃ。」
「かなあ・・・。」
「んー・・・。」
「何か問題でもあるんですかね?」
「あると言えば・・・。」
「あるんだが・・・。」
「歯切れ悪くてすまんねえ・・・。」
「現状、一人しか釣れないんですよ。」
「言っちゃったよ。」
「あんた、豪快すぎる。」
「だめだ、全力フルスイングしかいないよ、この人」
「そうなんですか?誰か聞いちゃあまずいですか?」
「まずい。」
「駄目だろ。」
「キャラ名だしたら駄目だ。」
「ごめん、それは言えない。」
「そこは言わないんだw」
「最後の最後でバントきたw」
「でもまあ・・・。」
「ねえ・・・。」
「一人って言っちゃった時点で・・・。」
「一人しかおらんわな・・・。」
「うん・・・。」




