ピアノが運ぶ幸せ
ピアノが運ぶ幸せ
ピアノが好きだ。
一日中弾いていても飽きない。
こうして、ピアノのある生活をしてみると、本当に不思議な気持ちになる。
「ピアノがなくて、今までどうやって生きてたんだろう。私には欠かせないものだったのに…。」と思うのだ。
クラシックばかりやっていたので、好きな曲が弾けることがまず楽しい。
クラシックだと超絶技巧が必要なところが出てくる。出来ないとイライラする。
だが、j-popだと同じ曲でもレベルが選べる。
※超入門、入門、初級、中級、上級…など。
楽しく弾くことが目的なら、上級じゃなくてもいいから、気を楽にして取り組める。
また、j-popは感情を込めるところが分かりやすくていい。
盛り上がりはサビの部分だから、そこに向かってく。
私の場合、曲の練習はゲームを攻略していくのと同じ感じだ。
「だんだん出来るようになっていく過程」が、まるでゲームでどんどん次のステージに進んでいる時のようだ。
つまり、ゲーム感覚でやっている。
8割弾けるようになったら、次の曲を探しだす。
今の曲は毎日弾いてれば勝手に上手くなるというレベルにまで引き上げておいて、次の曲を練習し始める。
このペースがちょうどいい。
練習は、ぶっ通しで8時間〜10時間くらいやっている。
私はもともと、ひとつの事に集中するタイプで、成果物が完成するまで休憩をしない人間だ。
だから、今は休憩の入れどころが分からない。
弊害は出ている。
私は腹腔鏡手術をした後で、おへそに傷があるのだ。
ピアノを始めてから、そこが腫れたり、出血したりする。
普通に考えたら、当たり前だ。
そんなに長時間、椅子に座って腹筋を使っていれば、そうなる。
他にも、両手の親指に赤い水ぶくれが出来た。
右手薬指の爪が肉に突き刺さり、腫れた。
どちらも鍵盤の叩きすぎである。
休憩のとり方や、練習時間については考えなくちゃいけないなと思っている。
また入院するのは嫌だ…。
便利なことを発見した。
今は、楽器屋さんに行かなくても楽譜が買えるらしい。
ネットのサイトから、コンビニ印刷できるサービスがあるのだ。
印刷の番号をコンビニのコピー機に打ち込むと、楽譜が印刷されて出てくる。
1曲大体400〜500円くらいで印刷できる。(買える)
私はペラペラの楽譜だと見づらいので、コピー機から出てきた楽譜を画用紙に貼り付けて、厚みを持たせている。
でも枚数が多く、ピアノの譜面台に乗り切らない。洗濯ばさみで止めてなんとか読めるようにしている。
曲は、
色んなジブリやj-pop
米津玄師さんの『lemon』
米津玄師さんの『まちがいさがし』
その後、今は、King Gnuに取り掛かり始めた。
一日中練習できるから、曲が完成するまでが早い。
短いスパンで次の曲に行っている気がする。
King Gnuの、優しくて柔らかくて、複雑な美しいメロディーに癒されている。
しかし、あまりにも難しいので、なかなか指が覚えてくれない。
この、『指が覚える』が私の場合は重要なのだ。
次の指の位置を、指が記憶していてくれないとつまずいてしまう。
次の指の位置が叩き込まれていれば、滑らかに弾ける。
弾けるようになったら楽しい。
弾けるようになるまでは、ゲーム攻略の気持ちなので、やはり楽しい。
ネコちゃん、コネコちゃんは、私が練習している間はそばにいたり、リビングで寝たりしている。
ピアノがうちに幸せを運んできてくれたんだなと思う。




