耳障りな声

「わははははははは！」

そんな声で、目が覚めた。

うるさいなぁ、うるさい。声量は大きくないけれど、お腹の底に響くような声だ。俺の安眠を邪魔するとは許せない。カチッ

「きゃはははははは！」

うるさい、うるさい。今度はなんだ。耳障りな笑い声が聞こえる。パソコンのビープ音とか、音量を下げた時の通知音みたいな音だ。さっきから私の頭の中をぐちゃぐちゃにしてくるこいつらはなんなんだ。カチッ

「あははははははは！」

うるさいよ、キミ。少し静かにしてくれないか。子どもまでいるのか。子どもまで連れて僕の安眠妨害をして何が楽しいんだ。家族で連れだって他人のいやがらせでもしてるのか？どんな家族なんだ。顔を拝んでやりたい。カチッ

「HaHaHaHaHaHa!」

Noisy, noisy. This voice pierces me from the ends of my toes to the top of my head. Is there a homestay guy in this family? I think……This man is the main suspect? His voice sounds like he likes to break the computer keyboa……klik

「うふふふふふふ！」

なんなの？うるさいわね。この人も声が甲高くて耳障りだわ。もしかしてこっちが母親でさっきのは娘さんだったのかしら。だとしたら親子そろってそっくりな不快声ね。いやになっちゃう。カチッ

「あははははははは！」

なんだ？またこの男の子のこえがきこえ　カチッ

-人格設定完了-

-PC用汎用AI設定完了-

-起動します-

「やあ、はじめまして！ぼくのなまえはーーーーー」