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世界観、及び登場人物と用語の解説です

お読みいただき、どうもありがとうございます、爺さん旅に出る、の作者、地味変鶏じみへんどりと申します。


以下では、この作品の世界観、詳細な人物設定とネタバレにならない程度のネタバレ(矛盾)を書きたいと思います。


既におおざっぱには書き終えている物語ですので、徐々に新要素や新キャラクターが出てくれば更新します。


本格的に本を書くのは久しぶりですので、見苦しい点があったら謝罪いたします。


一応、頑張って練った構想ではあるので少しでもこの作品を楽しむきっかけになれば、と思います。


この物語は、主に3つのパートと主人公で成り立ちます。


日本語の章タイトルの場合、主人公サミュエルのパート。

英単語の場合は魔王軍のパート。

そしてスペイン語カタカナの場合はデガータを主人公としたパートです。


それぞれ連動していています。

お気に入りのパートを見つけて頂いたら幸いです。

一応、頑張って違う印象を受ける内容にしました。

アクションと友情が満載だったり、軍事的であったり、政治的かつスリリングであったりします。


僕としては初めての、実験的な試みです。

(似たような事は以前から試してはいましたが)


世界観:日本周辺の世界地図を思い浮かべて下さい。

彼らの住む世界は、僕たちの住む日本に当たる島を「東の島国」と呼び、中国に当たる場所を「東の大陸国」とざっくりな名前で呼称しています。


主人公サミュエルが住む西国とは、非常に深い森林と誰も立ち入らない沼地、湿地帯を挟んで居ます。


それらを抜けて古代国家が敷いた頑丈な橋や街道を通ると東の大陸国にたどり着きます。


西国→森林→沼地と湿地帯→街道及び橋→東の大陸国→海→東の島国


西国ウィンストを基点として矢印で東征を表すと、上記の通りだとお考え下さい。


ざっくりした呼称、これは自分たちの国と地域の発展と安定を優先する、この世界の住人らしい呼称です。


数百年に渡り、何度も魔物達と戦ってきた人類と近人類(エルフ、ドワーフなどと人間を含めたそれらの混血)の人々。


まず自らの身の安全を図り、経済活動による富を収益しそれを守り、そして同じ国と地域の人々に分配する傾向が強いのでは?


そうした保守的な人たちが住むこの世界では、自然と他者(違う民族や文化圏の人間)と自分たちを隔てて呼んでしまうのでは?


初めてこの物語を空想した時に浮かんだ考えです。


次にそうした人類の永遠のライバルである、魔族まぞくまたは魔物まものと呼ばれる人々について説明します。


彼らは、古代より完全にピラミッド型の社会構造を維持しています。

自然界の食物連鎖をそのまま当てはめたような構造ですが、このピラミッドの階層は三段階しか有りません。


魔王一族を頂点とし、次にその側近と軍人達、最後に民間人や一般の魔物達です。


ピラミッドの頂点である魔王一族について説明します。


彼らは人間に非常に近いですが、人間には使えないある力を使いこなします。


そして、黒い髪の毛に白い肌、赤い虹彩をした瞳をもちます。

この目の色をしているのは、この世界では魔王一族のみです。


容易に彼らを判別する方法だと言えます。


魔族を構成する各種族について簡単に解説します


竜人族りゅうじん:いわゆるトカゲ人間です。

アルゴニアnry・・・。

知識欲が貪欲で、鱗に覆われた肌をしてます。

火を吐いたり、人間が唾を飛ばすみたいに火球も飛ばします(汚い例えですみません)


火山地帯に集落を築いています。その場所は飛龍ドラゴンの生息地域と重なりますので昔から飛龍を家畜としています。


人間にとっての馬や犬は彼ら竜人にとってそっくりそのまま、飛龍です。

そのため、残念ですが、この世界の飛龍は完全に動物で、人語を理解したり喋る事はありません。が、非常に賢い生き物です。


鳥人族ちょうじん:トリ人間ですね、頭は鷲や鷹に近い頭部をして、等身は人間と同じくらいかやや背が低いです。


そして空を自在に飛べる軽い身体と、翼の付いた大きな両手を持ちます。

恐竜の一部に空を飛べる種類がいましたが、彼らは翼の先端に

小さな手を持っていました。その特徴が彼ら鳥人にも当てはまります。


そのため、あまり強い握力を必要としない武器や道具は扱え、

その逆は不可能です。箸より重い物は持てない、を地で行く人々です。


少しでも身体が重くなると飛べなくなる可能性があり、鎧、兜は着ません。

その代わり、風を通しにくく、軽くて丈夫な服を着ます。


獣人族じゅうじん:狼男たちです。

実は構想初期で、猿人や猫人間なども出そうと考えましたが、とある理由で止めました。


毛皮に包まれ、高い体力と身体能力を持ちます。


また、この世界の野生に住む狼やそれに近い動物を呼び寄せて懐かせる能力があります。


人間に想像できない長距離をひたすら進め、毛皮に包まれているため、極寒にも耐えます。

逆に暑い場所は苦手としています。


魔人族まじん:いわゆる、オーク、ゴブリンをひとくくりに魔人と呼ぶことに決めました。


皆さんが想像するオークとゴブリンでほぼ間違い無いです。


緑の肌に人間に近い体型、突き出た高い鼻や豚のような鼻、尖った耳をしてます。


おに:私達が思い描く絵本や童謡の鬼ですが、この世界では忍者をやってます。


赤い肌にとんOりコーンのような角、そして立派な体格をしています。

自分がパッと思いついた鬼、または鬼人のイメージを詰め込んでみました。剛毅な武人たちです。


人間世界について


西の王国ウィンスト:グレートでデラックスな経済大国ですが、それをそのまま14-15世紀の中世ヨーロッパに持って来た感じです。


国土が広い、人口密度は割と少なめ、多民族国家という点も現実のモデル国と同じです。


王政を敷き、大体、20-30年くらい経過、もしくは大病などをしたら王座を退いて譲位します。


その際、老人になった王様は前王ぜんおう、若い王様は

現役王、または単に王様、と呼ばれます。


主人公サミュエルの母国です。この国が使う標準語は大陸全土でメジャー、という点も現実世界とそっくりにしました。政治と軍事、そして経済の大国です。


登場人物の設定、主人公たち


サミュエル前王:およそ30年間、大国ウィンストを治めた元軍人で王族の爺さんです。


長身で、白髪、ちょっとお腹の出た、どこにでも居る親しみやすい白人男性の外見をしています。


保守的ですが、聞き分けのある人物で思い切った決断をします。ですが、非常に計算高いところもあります。


大の犬好きですが、躾はちゃんとしてます。息子ミカエルの教育にもそれが現れます。


目つきの柔らかいクリント・イーストOッドさんを想像してみると良いかもしれませんね。


フリード:現実世界のマスティフと呼ばれる犬種に近い外見で性格も似てます。

賢く、温厚で、時には獰猛にもなれます。


身体は狼よりやや小さなくらいの大型犬です。

ミカエルの躾と専門の調教訓練を受けた、優秀な軍用犬です。

食いしん坊ですが。


エルンスト:南国出身の双剣使いです。黒人さんでは無く、アラブ系統の肌色だと考えられます。

最初は噛ませ犬だったのですが、書いているうちにキャラクターが立って来たので旅の仲間入りをさせました。


身長は190~200cmくらいだと思います。でっかいですね。

筋肉質ですが、全盛期のブルース・リーを縦に伸ばした感じかと思われます。

ボディビルダー体系だと時代背景と本人の性格にちょっと合わないかもです。


ナンス:エルンストと同じ国、または地域出身の若い成人女性です。黒髪、黒い目、褐色の肌です。

エルンストが大男なので、彼女も結構高い身長だと思います。


若くして小さな盗賊団の頭領と、孤児達の母親役をしています。

彼女が身体的にも社会スキル的にも非常に器用な人間である証と言えます。


姉御肌な性格で、口調もそれっぽいです。

孤児を受け入れている事からも分かる通り、義賊団です。ロビンフッドみたいですね。

サミュエル達にボコボコにされてしまったので、休業に追い込まれました。

手下の人たちはアジトで怪我を治療しながら、孤児達の世話で忙しいでしょう。


ファルニール:エルフの貴婦人さんです。金髪、碧眼で、美人の人妻、何となくエルフっぽい顔立ち。

ぱっとキャメロン・ディOスさんが浮かんで来ましたが、あくまで参考程度ですね。


ブルンニルの奥さんです。去年、結婚式を挙げたばかりの新婚さんです。


弓の達人で動く物も、複数の標的もお茶の子さいさいです。

とっさに鏃を外してナンスを気絶させた事からも分かりますが、弓矢自体の知識も豊富です。


基本的に優しい人ですが、言いたい事は何でもハッキリ言う人です。


ブルンニル:男前のエルフで、大剣の使い手です。

ファルニールの優しい旦那さんです。


実は弟さんが居まして、二人で家業を切り盛りしてます。


ちゃんと扱えるものの、弓矢は下手くそです。その為、大剣を振り回します。


常に丁寧な口調で話す、穏やかな性格です。

その為、新婚とはいえ気の強いファルニールのお尻に敷かれ気味です。





登場人物の設定、王宮の人たち


メリンダ:サミュエルの奥さんで現役のウィンスト国王、ミカエルの実母です。

優しく気遣いの出来るお婆さんです。


昔はもの凄い美人だったのでしょうが、サミュエル同様、すっかり白髪で皺だらけになってしまっています。

僕の脳内では中世のドレスを着たメリル・Oトリープさんです。


ミカエル王:サミュエルの息子さんで、現役のウィンスト国王です。

僕の頭の中では長身、金髪碧眼で男くさい印象のイケメンです。


金髪にしたブラッOリー・クーパーさんを思い浮かべるとほぼ合致するかもしれません。


平和になったウィンストの王宮でひたすら英才教育と騎士の訓練を受けたため、実戦経験は無いものの優れた頭脳と判断力を持つ、王様らしい性格です。


カテリーナ妃:ミカエルの奥さんで彼の子供を妊娠中です。


ミカエルは多忙なためすれ違いの多い間柄ですが夫婦仲は良好です。彼女の高いコミュ力のお陰です。


隣国セラームから嫁いで来ました。

線の細い可憐な女性で、緑色の目と薄い色の茶髪をし、大きな胸のナタリーOートマンさんといった印象の女性だと思われます。


登場人物の設定、魔王軍の人たち


魔王姫ヒルダ:ボブカットで赤い虹彩の目をした、白い肌の華奢な美少女です。

ワガママな性格ですが、頭は良いです。


魔王である父親とその妃である母親を既に亡くしています。

そのため復讐心に駆られています。

魔族のトップに君臨するお姫様です。


実は合致する実在の著名人が思い浮かびません。皆さんの好きな想像をしてみてくださいね。


デガータ:黒髪ロングヘア、グラマーかつ引き締まったウエストの美女です。

赤い目でより白い肌と身長をしたモニカ・ベOッチさんを想像してみるとわかりやすいかと思います。


性格は非常に冷静沈着で命令系統を重視する、お堅い人です。


アイヒ:スターOォーズのターOン総督のような外見だと思います。

性格は非常に狡猾かつ陰険でしわがれた声で話します。

主に内務の調整役を行っています。


それぞれの部隊指揮官からの報告を全て聞いた上で今後の予定を伝達し命令系統を整理する、そんなような仕事を昔からしています。

タキシードのような服を常に着ています。

民間の魔物達からは歴史作家として有名、という裏設定があります。


ドライデル:外見は作中で書いた通りです。

健康な竜人はつるつるした鱗ですが、彼の場合はざらついています。また、常に背中を丸めています。

高齢のため何処か身体の具合が悪いのかもしれませんね。


アイヒとはお互い司令官という立場もあり、昔から公私ともに仲良しです。常に冷静で温厚ですが、怒るときは怒ります。


ルフマン:狼男ですね。

性格も狡猾ですが、仲間思いで友情を重んじる、食えない男です。

頬の傷は実戦で付いたものです。


ところで、彼ら魔王軍将校の軍服ですが、皆さんの想像する軍隊の礼服姿で間違い無いと思います。


時代背景的に迷彩服やそれに近い服は存在しませんので、彼ら将校は軍服の上から鎧を着ます。

そのため、あちこちほつれてる、ちょっとみすぼらしい感じかと思います。


イガール:鷲の頭をした女の人です。

チャイナドレスみたいな服を着てます。

性格は姉御肌で高飛車です。毛色は目立たない茶色です。


イヌワシのような外見かもしれません。

弱い兄弟姉妹を蹴落としてしまう性質で知られてます。鳥人族全体にも言える性質です。


ガモー:お相撲さん体型のオークです。

軍服は特注せず、一番大きなサイズをちょっと無理矢理着ています。

これは特別扱いを嫌う彼らしい行動だと思います。現場指揮官の軍人らしく、無骨で率直な性格と物言いです。


スナギ:野武士のような髪型をした女性の鬼です。

肩幅は広く背も高いです。角が2本生えていて赤黒い肌をしている以外は人間らしい等身と外見と言えます。


いろいろな一人称を当てはめてみて一番しっくりきた「我」(われ)と名乗ります。


本当は忍装束を着せたかったのですが、立場もあり将校の軍服を着てます。


性格は戦国時代の武将っぽい剛胆な性格をしていますが、ちょっとだけ天然です。






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