一章【少女と吸血鬼と魔女】
レミリア「相変わらずこの里は何にもないわね」
今いる場所は霊夢さんの神社から下って少ししたところにある人里らしい。
シロ「そういえば気になってたのですが、お嬢様ってなんで日傘をさしているんですか?」
素朴な疑問だった。
出会った時から日の当たる場所ではずっと日傘をさしていた。
レミリア「私は吸血鬼なのよ。だから日光はダメなの。これでも500歳なのだから」
シロ「え、500歳?!じゃあ咲夜さんも吸血鬼なのですか?」
咲夜「いえ、違うわ。私は普通の人間よ、おそらくあなたの少し年上くらいかしら」
レミリア「咲夜が屋敷に来たのはつい10年前くらいだものね。私の屋敷には私の妹のフランに、魔法使いのパチェに門番の美鈴、小悪魔に妖精メイド達とホブゴブリン達いろんな子たちがいるわよ」
シロ「そんなにいっぱい、、楽しそうですね」
レミリア「そうね、毎日飽きないわ。ここに来る前よりずっと楽しいしね」
咲夜「お嬢様それは、、、」
レミリア「そうね、この件はこれまでにしましょうか。ここなら日傘なら必要ないしね。」
シロ「ここは、、、」
木々が鬱蒼としていてなんだか気味が悪い。
咲夜「ここは魔法の森、あまり人の寄り付かない森です。」
普通の人間には住みにくい場所なのよ、と付け加えた
咲夜「あくまで普通の人間はですよ」
普通の?
シロ「普通のってことは普通じゃない人間でもいるんですか?」
咲夜「ええ、いるわよ。魔女がね」
レミリア「この森は魔女にとっては住みやすい環境らしくてね。」
シロ「そうなんですか、、、って森の奥から誰かがってホウキ?!」
ホウキに乗った少女「お?誰かと思えばレミリアと咲夜じゃないか。隣にいるのは誰だ?見ない顔だな」
レミリア「彼女はシロ、記憶喪失らしくてさっき霊夢のところから引き取ってきたの、あそこじゃ餓死しちゃう。」
シロ「あのー、この方は?」
咲夜「こいつはドロボウ魔法使いの魔理沙、しょっちゅう紅魔館の図書館の本を盗んでいくのよ」
魔理沙「盗んでないって、借りてるだけだぜ。っと、改めて自己紹介するぜ。私は霧雨魔理沙、見ての通りの魔法使いだぜ」
シロ「よ、よろしくおねがいします」
レミリア「そうだ、今夜私の館で宴会を開くの、あなたも来る?」
魔理沙「そうだなー、暇だったら行くぜ」
咲夜「どうせあなた暇でしょ」
魔理沙「そ、そんなことないぜー」
このあと咲夜さんが時間を教えてた後に魔理沙さんと別れた
紅魔館に付くまであと少しらしい
どうも、ツキノワクマです。
今創作意欲があんまり東方に向いてないのでしばらく別の作品を書いてみます。
冒頭書いてボツにした作品が数作品があるのでそれをいじろうかな、