僕のペット
僕は普通のサラリーマンだ。
僕には家に帰ると出迎えてくれるペットがいる。愛すべきペットだ。今日は、とてもいい事があったのでお酒を片手に帰っていた。家に帰るとそこには愛すべきペットがいた。
するめいかのイカちゃんだ。
イカちゃんはまさに運命共同体だ。
僕についてこようとズルッズルッと音を出しながらついてくる姿が愛らしい。
その日僕は、酔っ払っていたのか自撮りをし途中で寝てしまった。幸いに明日は会社は休みだった。
鳥のさえずりが聞こえたので目を開けるといつもの部屋があった。朝だ。ただ何か違和感が漂っていた。
イカちゃんが何ものかに食べられていた。
僕は泣いた一日じゅう。嘆いた。
これ程泣いたのは久しぶりだ。
もう家に帰っても誰も出迎えてくれない。
悲しみはあるが自分も人間、水を飲もうと立ち上がったら一つの見覚えのあるカメラがあった。カメラはチカチカ自分を誘うように光っている。
カメラを手に取り写真を見ると…
そこには…
酔っ払ってる自分がイカちゃんをつまみに食べている写真があった。