疑似恋愛
美しいあの娘に恋をした
綺麗なあの娘に恋をした
可愛いあの娘に恋をした
優しいあの娘に恋をした
あの娘の全てが好きだった
あの娘の全てを守りたかった
届くはずのない手は
次第に自分の首を絞めていった
それを恋と呼ぶのかは
未だに分からない
ただただ好きだったあの娘を
ただただ綺麗だったあの娘を
鏡に映る自分の姿は
自己犠牲を伴った選択のように
自らを無残に映し出していた
あの娘が死んでからも
生き様は変わる事を知らず
ついに届かなかった両手が
首を絞め上げた
これは本当の恋ではない
これは本当の愛ではない
あの娘に恋した一瞬
その一瞬に恋をした自己愛
これこそが疑似恋愛
こんにちは。黒胡麻です。
今回の疑似恋愛という詩は
解釈が人によってかなり変わる詩だと
思っています。
自分の解釈というか詩に込めた思いは
「高嶺の花に恋をした一瞬に恋をした。
それに気付かずその子への恋だと思い込み
それが人生を変えてしまった。
そしてその子が死んでも抜け出せず
次第に心が悲鳴を上げだした。」
そんな詩です。
文才が無いのでもしかしたら全くそう
伝わらないかもしれませんが
そう思ってくれれば幸いです。




