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青柳事件 最終局面

皆様、お疲れ様です。

「マッドさん、覚悟してね?」


 言うやいなや、翠髪の隊長と紫髪のマッドが同時に動き出す。先に仕掛けたのは青柳のほうだ。


「紫の檻(Der Käfig eines purpurroten Speeres)!!」


 勢いよく床から突き出てきた紫色の槍は、隊長を取り囲み行く手を遮る。それだけでなく、錘形に投影することによって、あたかも檻のような状況を作り出した。

 ・・・・・・非常に高度な演算と位置計算が必要になっているのは、投影プログラムを齧っている人間なら誰でも分かること。これを解除するにも相当な時間がかかるはず。

せやけど・・・・・・


「ボクを閉じ込めたつもり?」

「この檻を壊すのに、メア・フリードブルクが5分もかかった。さっきの槍は何かの間違いで消えたようだが、これは絶対に破られ――――――」


 ――――――パリィン


「あ、ゴメン。なに言ってるか聞いてなかった」

「っ!!?」


 触れただけで、まるで氷細工が砕けるように破砕された。青柳は止まらない。


「くっ!? な、ならば!!」


 紫色に発光した巨大な槌が空中に投影される。その大きさたるや優に人の背丈の倍程度はあるやろう。

握る部分は付いてはいないが、腕を振るう動作をすると、連動して大槌も打ち下ろされた。だが、


「ぱ~んち!」


 間抜けな掛け声と共に、到底パンチとは呼べないような、ただ突き上げられただけの腕に触れただけで、槌は砕かれた。

 もはや、青柳に余裕の表情はない。


「(私の投影が一切効かない!? 投影の失敗?いや、ありえん)」

「さ、今度はボクから行くよ~」

「し、紫壁、投影 (C原子吸収系のプログラム? いや、それだったら破砕はされないはず)」

「無駄無駄無駄―!」

「くっ!? (やはり、砕かれた。しかも今度は指1本だけで・・・・・・なぜだ)」

「よっと! 障害物競走?地面から槍で串刺しなんて、えぐい事するね~」

「さ、刺さらない・・・・・・!?(なぜだ!?なぜ止まらない!?なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ!!!!!!!)」

「ミサイル~~キイッック~~~!!!」


 助走をつけて、勢いよく跳んだ隊長の両足つま先が綺麗に青柳の身体に突き刺さった。身体がくの字に折れ曲がって、苦悶の顔になる。そして、軽く助走をつけていただけにも関わらず青柳の身体は吹き飛び、中空を滑空。そして、


「ごはっ!!」

「エ~~クセレント!!! いや~いい準備運動になったよ」


 エントランスの受付ブースに直撃した。

青柳が軽すぎるのか、それとも先輩が強すぎるのか、恐らく両方の要因があるんやろうけど、後者のほうが正解に近い事をワイは知っている。

 なぜこの、性格が破綻していて低身長で、精神年齢が幼くて、業突く張りで彼氏がいない


「仁く~ん」


 ビクッ


「な、なんや?・・・・・・って、後ろ!」

「え~?」


立ち上がった青柳が再び投影をしていた。今度は紫の槍、1本だけだった。

そして、槍を振り下ろす。

気付いていない隊長の後頭部に槍は真っ直ぐに吸い込まれていった。青柳の勝利を確信し、口の端を吊り上げた。が、


「なに――――――ブッ!?」

「あ・・・・・・」


 ――――――パリィィィン


振り向きざまに顔面に槍が突き刺さり、そして甲高い破砕音を立てて槍は粉々に砕け散った。状況としては雪球を顔面にぶつけられたものに近い。

 青柳の顔が硬直する。ま、それもそうやろう。コンクリートをぶっ壊すほどの威力の槍が顔面に当たったのにノーダメージ、つまりは不意討ちも出来ないということだ。


 それもそのはずや。

 佐渡みとりはその特殊な体質のおかげで19歳という若さで、学園都市中の警備隊のトップに選ばれたんやから。

 そして、その能力は、


 ――――――AntiD・PRG


 D・PRGの完全無効化能力。これが佐渡みとりが最強と言われる由縁や。体に触れただけで発動している身体強化や投影を停止・分解させるこの能力は、ワイの結界も通用せえへんかった。

そして、性質の悪いことにこの能力、

 ――――――佐渡みとりの体質であり、D・PRGは一切に介在していない。

 それこそまさに『魔法』と呼ばれる代物なのだ。ま、それ以外にも最強たる理由があるんやけど・・・・・・おっと。

 さと、その隊長の顔は角度が悪くてよくわからん。何を考えているのかもわからへんし、何をしようとするのかもわからへん。せやけど、せやけど・・・・・・


「うにゅぅ~・・・・・・」

「隊長?大丈夫ですか」

「・・・・・・両手両足が無くても人間って生きられるよね?」

「「っ!!?」」

「・・・・・・あははっ!冗談冗談っ本気でそんなこと考えてるわけないじゃん!」

「せ、先輩~。ビックリさせないで下さいよ~」


 暢気に触れ合う部下と隊長がここにいた。と、いうか、アイツ。マジで緊張感がないんやな・・・・・・

 と、ここで肩で息をして額から血が流れ出ている青柳。


「紫槍、投影!!」


 もはや錯乱していると言ってもいいくらいに混乱していた青柳は、数え切れへん位の紫槍を投影して、そして、


「く、くそぉおおおおおおお!!!!」


 雨のように槍が降り注いだ。

 着弾するたびに地面を砕き、爆音が響く。隊長への直撃弾は消す事は出来るが、それ以外は消されないのだ。

撃ちだすたびに投影され続ける槍は、絶えず隊長に向かって降り注ぎ、留まることがない。あっという間に隊長は土煙に包まれた。

 そして、何分経ったのだろうか


「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」


 槍は止まり、病院のエントランスは静寂と土埃に包まれた。息を切らして汗だくの青柳は、隊長の方をじっと眺めていた。

息を呑み事の成り行きを見守っていた先輩が聞いてくる。


「隊長、大丈夫でしょうか・・・・・・」

「正直心配やな」

「や、やっぱり! さすがにあんなに攻撃を受けたんじゃ隊長も、ひとたまりも無いですのですね。仁さん、私隊長を助けに――――――」

「あ~そっちの心配やのうて」


 土埃が晴れ、朧げな人影が映る。それは徐々にはっきりとした姿になっていき


「ワイが心配しとるんは、青柳の方や」

「ど、どういうこと、なんですか?」

「ま、見れば分かるやろ」


 癖が強く、サイドポニーでまとめられた翡翠色の髪。少しホコリを被ったが、その輝きは失われていない。さっきまで警備隊の制服を羽織っていたが、今はジャケットを脱ぎ、シャツだけになっていた。おそらくあの槍の雨の中で着替えたのだろう。

 むっと口をへの字にして、眉を曲げて、明らかに不機嫌な表情ではあるが、警備隊隊長の佐渡みとりは完全に完璧に全くの無傷だった。当たり前やな。

 目を細め、じっと前だけを見つめ悠然と立っていた。


「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・・・はぁ」

「隊長!!」

「・・・・・・」

「お、おお?」

「・・・・・・仁君」


 不意に、隊長の目の端に涙が浮かぶ。


「お、おい!?あんた、どうしたんや」

「仁君・・・・・・ゆきちゃん・・・・・・」

「隊長?」

「目にゴミ入った」

「・・・・・・は?」


 思わず聞き返す。なんだかあまりにも場違いな言葉が聞こえた気が・・・・・・

 目の端に溜まった水が徐々に大きくなっていき、そして


「ゴミぃはいったぁああ~~」

「んなことで泣くな!!!」

「にゃあぁぁぁぁ・・・・・・」

「も~、今ハンカチで拭いてあげ――――――って私動けませんっ」

「せやな。いま膝枕しとるし」

「そんなことより!・・・・・目がー目がーーーー!!!」

「ああ、隊長~~」


 ここはツッコムべきなんやろうか。いや、あえてツッコムまい。


「オマエ、この状況でふざけんなや。目にゴミ入ったくらいで騒ぐとかガキか!」

「だ、だって~~」

「た、隊長。それより青柳さんを!」

「んんん~~、ま、平気でしょ」

「何がや?」


 目を擦りながら涙目の会長は青柳のほうを指差す。そこには膝を立てて、うずくまっている白衣の人物の姿があった。

なんでそれほどダメージを受けてないはずの青柳が立てないくらいのダメージを・・・・・・


「あ・・・・・・反動か」


おそらく、D・PRGを使い続けたことの反動に耐え切れなくなった、ってとこやろう。

 普段から運動とかしてなさそうやし、見たところ体も鍛えてないみたいやし。それなのに負荷の強そうな槍をボンボコ投影しよったから・・・・・・当然の結果ってとこなのか。


「なんや、いまいちスッキリせーへんけど、後は青柳を捕まえておしまいっちゅうことか?」

「そうだったらいいんだけどね・・・・・・そうはいかないみたいだね。ゆき、ちょっと下がってて」

「え!?もう終わったんじゃ」

「アホね~。もうちょっと周りをよく見なさい・・・・・・じっと見てきている奴らがいるでしょ」

「え、あ、ああ!!」

「・・・・・・Venusか」


 じ、っとことの顛末を見続けていた2人。確か、デルタとイプシロンだったか。髪型がおかっぱかツーサイドアップかの違い以外は全く瓜二つな少女たち。

2人は青柳が動かなくなった事を確認すると、青柳に近づき、そして身体に手を置いた。

次の瞬間


 ――――――ポウッ


「な、なんや!?」

「・・・・・・」

「た、隊長、これは、一体・・・・・・」

「「・・・・・・」」


青柳の身体が光に包まれていく。その光は紫色、ということは青柳が自身の身体に何かをしたっちゅうことやけど


「何が起きとんや」

「・・・・・・やられたね」

「え」

「隊長?やられたって一体どういうことですか?」

「ボクが今までボコってたのは偽青柳ってことだよ。まったく、してやられたよ」


『まあ、そう悲観することもないよ。いや、むしろ誇ってもいいくらいだ』


 突然、何処からともなく声が聞こえてきた。この常に上から目線で人を小ばかにしたような声――――――間違いない


「青柳か!!」

『やあ、元気かい仁君? ごめんよ。今日は君達といっぱい遊ぶ予定だったのに想定外にお客様が多くてね』

「んな、ことはどうでもええねん! さっさと姿をあらわさんかい!」

『そうしたいのは山々なんだけど、今、佐渡みとりと事を構えても勝てる保障はないからね~。今日のところは退散することにしたよ。あ、今、中華街に入ったところかな』


 警備隊に連絡して、と隊長が指示を飛ばす。そして、ワイと代わる様に何もない中空に向かって声をかける。


「あなたが青柳時子でいいのかな?」

『あら・・・・・・警備隊隊長様がどうしたんだい?』

「さっきボクに向かって、誇ってもいいって言ったよね?それってどういうこと?」

『別に。そのままの意味だよ』

「出来るだけ直球で言ってくれると助かるな」


『ふふ・・・・・・よくぞ私の『イミテーション』を倒したものだ。敵だけど褒めてあげるよ。はいパチパチ~』


「・・・・・・へぇ」


 ちょ、超~上から目線! 声と共に拍手の音が静寂の部屋に残響する。

話し口調から結構自信過剰っちゅうことはなんとなく分かってはいたけど、マジでそうだとは・・・・・・

アイツもアイツで精神年齢が幼いからな。たぶんあんなやっすい挑発でも、


「た、隊長、あの」

「なあに、ゆき」

「さ、ささ、殺気を出すのを、止めて、くれません、か? 正直、怖いで、す」

「・・・・・・ふふっ」


 こ、怖え!!

 この場にいる全員・・・・・・具体的にいうと、ワイと先輩の背筋が一気に冷えた。

 どう頑張ってもワイらが激昂した隊長を止める事は出来そうにない。とにかく、巻き込まれないことを祈るばかりだ。


『ま、イミテーションとはいえ、能力は私と同等。ま、頑張ったんじゃないかな?』

「うっさい!!・・・・・・首洗って待ってなよ」

『おぉ、怖い怖い。こんな所に長居はできないね。――――――と、いうことでVenus諸君、後を託した』

「・・・・・・」

『あ、もっとハッキリ言ったほうがいいかい?じゃあ、言うよ。・・・・・・君達の役割はこれにて終了だよ。後は各々頑張って逃げてね』


 各々頑張って逃げて。それは、つまるところ、


「ちょ、ちょっと待ってください!あなたはVenusさん達を見捨てるって言うんですか!?」

『そうとも言えるね。さあ諸君、頑張ってくれたまえよ・・・・・・それと、仁くん』

「ああ?」

『今、アルファから連絡があったのだけどね、美夏ちゃんがやられたらしいよ』

「んなっ!?」


 み、美夏がやられた・・・・・・!?い、一体誰が


「美夏をやったのは、アルファって奴か?」

『さあね・・・・・・まあ、君自身の目で確かめてみるといいよ』

「・・・・・・」


『じゃあ、さらばだ』


 そう言い残すと青柳を包んでいた紫色の光は収束していき、徐々に光が弱まっていく。そして、雪が溶けるように、スッと光が消えた。

 残されたのは白衣と、2人のVenusだけだった。

 今、あいつらは何を考えとんのやろう。自分らのリーダーに見捨てられて、周りは敵だらけ。逃げるにも100%逃げられないこの状況。

 サングラス越しでは何を思っておるのかはわからんな・・・・・・


 分からない事もあるが、この瞬間、1つあることがハッキリした。

 それは、青柳を捕らえるというメアの任務が失敗したという事。

 そして美夏が敗れて須藤やメアが倒され、ワイも満身創痍のこの現状。一言で言うなれば、


「ワイらの負け、か」

「仁さん・・・・・・」

「・・・・・・そうだね。仁君の負けだよ。惨敗だ」

「た、隊長」

「誰にも相談せず勝手に突っ走って、その結果多くの仲間を傷つけた。自分も痛い思いをしたのに、得られた成果は全く無し。はっきり言って滑稽だね」

「そ、そんなこと言わなくても!!仁さんも頑張って――――――」

「頑張ったところで結果が出なくちゃ、それは意味がないんだよ。『結果より過程が大事。失敗したけど頑張った事で得られたものは大きい』なんて理屈は中学生までだよ――――――警備隊ならそれぐらい、分かってるよね?ゆき」

「うう・・・・・・」

「全く、返す言葉もないな」


 この人は時たま、今みたいに先輩ぶった話をしてきて、そのたびに、やっぱこんななりでも隊長なんやなぁ、と思い知らされる。

 十和田先輩もそれを知っているのか、口を噤んだ。おそらく、警備隊という失敗が許されない仕事に従事している分、隊長の言葉はワイらよりその言葉の意味や重みを理解しとるのやろうな。

 隊長は続けて言う。


「と、言う事で、負けわんこの仁くん」

「負け犬って解釈でええの?」

「君達のミッション、ボクが引き継いでもいいかな?」

「!!」

「た、隊長。それって」


 それはつまり、隊長がワイらの代わりに青柳を追うっちゅうことか。でも、それは・・・・・・


「研究区画が関わってきているのは知っているよ。それも踏まえての相談だ」

「アンタに出来るんか?」

「少なくとも、仁くんよりかは可能性はあるよ。ボク、友達多いから」

「ワイがぼっちって思われるような言い方すな!ワイにも友達くらいおるわ!」

「例えば?」

「え!・・・・・・ちょ、ちょい・・・・・・待ち・・・・・・・・・・・・」

「悩む時点でおかしいだろ」

「・・・・・・・・・・・・・み、幹也とか」

「「(誰・・・・・・?)」」


 なんか、胡乱な目で見はってきとる。まるで可哀想な子を見るような目や。


「まあ、その幹也君(仮)が何者かは置いといて。ボクはこれでも市長とマブダチでさぁ~。あっち方面にはちょーっと以上に詳しいわけよ」

「・・・・・・」

「今回の事件の全貌も、メアちゃんのことも・・・・・・そして、ヒメルちゃんのこともそれはよ~く知っているわ」

「・・・・・・?」


ヒメルのこと?そりゃ、一体・・・・・・あの明るい金髪の少女にも何か裏があるんか?


「ま、ともかくさ。引き継ぎのことを考えてほしいわけよ・・・・・・んで、今は」


 2人のVenusに視線を向ける。

そういえば、さっきから全く動かへんけど、一体どうしたんやろうか? その疑問は、隊長が答えてくれた。


「いや~。君達はなかなか目がいいね。ボクの牽制が見えていたのかな?」

「牽制?」

「そ、牽制。ほら、よく隙がないとか言うじゃん。それと同じようなもんよ」

「え~と、つまり隊長は彼女達が少しでも動くようなら速攻で殴り倒そうとしていたってことです。それを彼女達は察して動かなかった・・・・・・いえ、動けなかった、ということですよね」

「そうそう」


 事も無げにこんなことを言う隊長。むしろこれが当たり前だと言わんばかりに自信満々でいう。

 それもそうだろう。

 この人は言うなれば、チート。

 AntiD・PRGを持ち、そして武術では美夏を超える腕前を持つ達人。

 最強の盾と最強の矛を装備した、最強の大学生っちゅうことや・・・・・・まあ、身体強化が出来へんぶん、美夏とどっこいどっこいちゃうの、ってのがワイの見解やけど。


 そして、最強の警備隊長は先ほどよりも上機嫌な声で言う。


「さ~って、話も終わったし、さっき君達のボスからバカにされちゃったからな~。この憤り、部下の君達にぶつけようと思うんだけどいいかな?」

「「!!?」」

「だいじょ~ぶ。最初はちょーっと痛いけど、すぐに気持ちよくなるから。最後には『もっと、もっと~~!この卑しい雌豚めを殴ってください~~!!』ってアヘアへ言わせちゃうから!」

「「――――――」」


 Venus2人が驚愕した・・・・・・ように見えた。さっきより気持ち眉が上がっているからそう見えただけやけど。ただ、2人して震えているから、たぶん間違ってないと思う。暗いからよくわからへんけど、顔も真っ白になっとるし

 そして、この隊長殿が何をしようしているのか、ワイもようやく理解できたのだ。

 あまりにも警備隊長らしからぬ発言に頭がトリップしとったが、

こいつがやる事。

それって

 すなわち――――――


「(八つ当たりや~~~~~~!!)」


 おそらくこの場にいる全員が、心の中で叫んだ事だろう。




長い・・・・・・長い、青柳とのバトルが終わりました。とはいえもう少し続くんですけどね。話数でいったら後5、6話くらい(予定)です。

次回は3月9日です。最終章『鬼』編に入ります。ではでは。

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