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6、構想について①(構想の練り方)


 前回、「プロットは立てても立てなくてもいいですよー」とお話させて頂きました。

 というのも、設計図っていうのは所詮、完成品とは関係ないものだからです。

 設計図を見て作ろうが見ずに作ろうが、同じ出来のガンプラだったなら区別がつかないでしょ? (少しマニアックな話になっちゃいますが、1/144のガンプラくらいだったら、いくつか作れば作り方が頭にインプットされますので、設計図がなくてもイケます。)そういうことです。要は、「立てなくても支障がないなら」プロットは立てる必要がないんです。


 ただ、構想はしっかりと練っておいた方がベターです。

 ときに、「じゃあ構想とプロットってどう違うのよ」、という疑問が沸いた方もいらっしゃると思います。その方、非常に鋭いです。どういうことかというと、構想をさらに細かく作るとプロットになるからです。プロットが「設計図」だとするなら、構想は「コンセプト」に当たるものだと思って下さい。

 大体こんな話にしたいなあ、とか、こういうキャラクターを作りたいなあ、とか。

 プロットはなくてもどうにかなりますが、構想そのものはないと書けません。だってそうですよね。小説を書こうと思って一太郎とかワードを開いた時、何にも考えがまとまっていなかったら何も書けないですよね。そう、どんな作者さんも(プロットを作っていなくとも)ある程度の構想は練っているんです。


 じゃあ、構想ってどうやって練るの? という話になります。そして、構想って何を練ればいいの? という話にもなりますね。

 実は、構想で練るものというのはある程度決まっています。もちろんこれも作者さんごとに流儀があるので一概には言えませんけど、大体以下の三つではないでしょうか。はいどん。

  ①キャラクター

  ②世界観・設定

  ③お話の筋

 この三つが練ってあれば、小説は書けてしまいます。

 ちなみに、小説を書く時、この①~③のどれから練っても大丈夫です。

 たとえば、「ツンデレなキャラを書きたい!」と思って構想を練った時には、「じゃあ学園が舞台の(世界観)、ラブコメ(筋)を描けばいいな!」という風になりますし、「学園が舞台の小説を書きたい!」というときには、「ツンデレキャラ(キャラクター)を据えたラブコメ(筋)を書こう」ということになりますし、「ラブコメを書きたい」ということであれば、「ツンデレキャラ(キャラクター)を据えた学園が舞台の(世界観)小説を書こう!」という風に構想を練ることができます。

 三つのうちどれかをとっかかりにして、他の二つを導いていくと、割とすっきりと構想を練ることができるんではないかなー、と思います。

 具体的なやり方は、次回!


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