異世界ブラックリスト
●街の大通り
黒スーツを着た若い男、夏目が車を運転している。
助手席に置いたスマートフォンから音声が流れてくる。
音声「A-3地区に孔が発生。至急、戦闘員は対処せよ」
夏目「うわ、面倒くさ! まあ行くけどさー」
夏目、文句を言いながらハンドルを切る。
車が向かった先は駅前だった。
ロータリーに穴が発生し、そこから無数のゴブリンが出現し、周囲を荒らしている。
それを見た夏目、やれやれとため息を吐く。
夏目「あらら、もう出てきちゃってるじゃーん」
夏目、アクセルを踏み込む。
車が加速し、ゴブリンのもとへ突進していく。
衝突の寸前、夏目はスマートフォンを持って車から飛び降りる。
夏目「よいしょっ」
夏目、地面を転がった後、スマートフォンをタップする。
夏目「ぼかーん」
その瞬間、車が大爆発を起こす。
爆発を受けたゴブリン達が勢いよく吹き飛ぶ。
立ち上がった夏目、両手に拳銃を持って発砲し始める。
ゴブリンが次々と射殺されていく。
夏目「ここは人間様の世界だからねー。出て行こうねー」
孔から王冠を被ったゴブリンが登場。
王冠ゴブリン、杖を掲げて魔術の詠唱を始める。
杖に火球が発生し、瞬く間に膨張していく。
夏目、冷めた様子で拳銃を向ける。
夏目「はいはい、そういうのいいから」
夏目、拳銃を発砲する。
銃弾が火球に命中し、火球を暴発させる。
噴き上がった炎が周辺一帯のゴブリンを焼き尽くす。
それを見た夏目、スマートフォンで連絡を取る。
夏目「夏目でーす。孔から出てきたゴブリンは殲滅しましたー。補修部隊をお願いしまーす」




