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異世界ブラックリスト

作者: 結城 からく
掲載日:2026/09/11

●街の大通り

黒スーツを着た若い男、夏目が車を運転している。

助手席に置いたスマートフォンから音声が流れてくる。


音声「A-3地区にホールが発生。至急、戦闘員は対処せよ」

夏目「うわ、面倒くさ! まあ行くけどさー」


夏目、文句を言いながらハンドルを切る。

車が向かった先は駅前だった。

ロータリーに穴が発生し、そこから無数のゴブリンが出現し、周囲を荒らしている。

それを見た夏目、やれやれとため息を吐く。


夏目「あらら、もう出てきちゃってるじゃーん」


夏目、アクセルを踏み込む。

車が加速し、ゴブリンのもとへ突進していく。

衝突の寸前、夏目はスマートフォンを持って車から飛び降りる。


夏目「よいしょっ」


夏目、地面を転がった後、スマートフォンをタップする。


夏目「ぼかーん」


その瞬間、車が大爆発を起こす。

爆発を受けたゴブリン達が勢いよく吹き飛ぶ。

立ち上がった夏目、両手に拳銃を持って発砲し始める。

ゴブリンが次々と射殺されていく。


夏目「ここは人間様の世界だからねー。出て行こうねー」


孔から王冠を被ったゴブリンが登場。

王冠ゴブリン、杖を掲げて魔術の詠唱を始める。

杖に火球が発生し、瞬く間に膨張していく。


夏目、冷めた様子で拳銃を向ける。


夏目「はいはい、そういうのいいから」


夏目、拳銃を発砲する。

銃弾が火球に命中し、火球を暴発させる。

噴き上がった炎が周辺一帯のゴブリンを焼き尽くす。


それを見た夏目、スマートフォンで連絡を取る。


夏目「夏目でーす。孔から出てきたゴブリンは殲滅しましたー。補修部隊をお願いしまーす」

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