第十四章11 【覇王杯/オーバーロード・カップ/河池 祈清チーム】9/訳あり美少女マッドサイエンティスト5
【祈清】が定義した14項目のおさらいになるが、
(01)【超態至】とは超越したものであると言うことを指している。
(02)【謎歪虚】とは謎めいているものであると言う事を指している。
(03)【超様謎】とは超越していて更に謎めいている事を指している。
(04)【不理問】とは【理に当てはまらない問題】を指している出鱈目な事である。
(05)【答迷散】とは【答えに迷い散る】を指している【出鱈目】な事である。
(06)【無解完】とは【解の無い完全体】を指している【出鱈目】な事である。
(07)【唯類違】とは【唯一無二の間違えた種類】を指している【出鱈目】な事である。
(08)【亡恐謎】とは【人の思念と謎の結びつき】を指している【謎】である。
(09)【無有変】とはそれまで【無】だったものから【有】へと変化して出てくる者を指す。
(10)【不在理】とはそこに存在していないのに影響を及ぼす何かを指す。
(12)【想造思】とは実体化する【空想】や【可能性】/【想像】して思いついた【アイディア】などが何かの拍子で【実体化】したりする現象を指す。
(13)【唯絶違】とは【出鱈目】と似ているが、【出鱈目】ではなく、【出鱈目】は滅茶苦茶だと一応、間接的に知覚出来るが、【唯絶違】は、知覚の完全な外側にある何か。
(14)【隠例外】とは、【割り込む者】とされる、特定の条件でのみ出現する存在、
【要変革】とされる大きな超革命が起こった時に誕生する存在、
【書き換え縁つなぎ】とされる弱体化させる様な【属性】を変える事で姿を隠している存在、
【発表出】と言われる誰かが発表して初めて存在出来る存在、
などなど、例外的なものはごまんとあり、それらが、何らかの状況などで、見えない状態になっていると言うことからそれら例外全てをまとめて【身を隠す例外/隠例外】としている。
と言う事になる。
【実際】に存在する【脅威】とはかなり相違点が見られる可能性が高いが、彼女が定義したものは以上の14項目になる。
改めて考えてみるとどれも人智を越えたものの集まりとなっている。
【祈清】の力ではどうやっても作り出せないものもあると思うが、まずは出来る可能性のあるものを14定義の中から割り出す作業をする事にした。