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何度も何度も婚約解消を申し出て、認められなかったので貴族の義務を果たします。

人が死ぬので苦手な方は・・・。

 ドレイト・アグナーと初めて会ったのはドレイトが十三歳で、私が後三ヶ月で十三歳になるというときだった。

 仲良くなれるようなら婚約することになるとその時ドレイトの父親に言われた。

 仲良くなれなかったら婚約しないのか聞くと、そうだよと父が言った。


 それから週に一度ドレイトと会うことになって、一年が経つ頃にはそれなりに歩み寄ってはいた。

 もう少し小さいときから会っていたら仲良くはなれたかもしれないけれど、異性を意識しだす年頃で恥ずかしさや鬱陶しさを感じるほうが大きくて距離のある関係にしかなれなかった。


 それにもかかわらず、私たちのそんな姿は両親たちの目には仲良くなったと映ったようで、私もドレイトも個別に婚約するかどうか聞かれたのは十四歳になってすぐの頃だった。


 ドレイトがなんと答えたのかは知らないけれど、私は両親に知り合い以上の関係ではないし、好きになれそうにもないので、婚約者にはなりたくない。

 それ以上の関係にはなりたくないとはっきり答えた。


 それは何故かと聞かれたので、男性として好みではないことと、ドレイトは多分浮気すると思うと答えた。

 両親は不思議そうに首を傾げ、なぜ浮気すると思うのか尋ねてきた。


 ドレイトは女性相手に限ってだけど、言うことがコロコロ変わる。

 一番仲のいい相手はエリーシャ()だと言うけれど、アスレーナにもキャシーにも同じことを言っている。

 私が直接聞いたのはこの二人だけだけど、人から聞いた話でなら後五〜六人は知っている。


 そう両親に伝えると二人は目を丸くしていた。

 婚約は嫌かい?と聞かれたので、絶対嫌だとはっきり伝えた。

 それなのに何故か私が十五歳になるとドレイトとの婚約が決まってしまった。


 両親になぜかと尋ねると、ドレイトがエリーシャと婚約したいと答えたからだと聞かされた。

 ドレイトにどういうつもりか尋ねたが、出会ったときから婚約者はエリーシャだと思ってきたからそう両親に答えただけだと言われてしまった。



 婚約してたった二週間でドレイトはアンリーナという恋人を私に紹介した。

 婚約者がいるのに恋人を作るのは一体どういうつもりなのか尋ねると、婚約者は婚約者で、恋人は恋人だと何の後ろめたさも感じていないのか堂々と私に言った。


 私はただ、そう・・・。としかドレイトに伝えられなかった。

 家に帰ってドレイトに恋人を紹介されたと父に伝えると、アグナー侯爵にどうなっているのか尋ねてみるからと言い、私は自室に戻るように言われた。


 それからどんな話し合いが持たれたのか解らないけれど、ドレイトとの婚約は継続したままで、アンリーナは恋人のままだった。


 ドレイトとアンリーナが連れ込み宿に通っていると言う噂が流れ、それも父に伝えドレイトなんかと結婚したくないと再度伝えたけれど、婚約は何故か継続された。


 私に不幸になってほしいのか?と両親を問い詰めた。

 実は・・・と父が話し始めた内容は両親ではどうにもならない上の方(宰相)からのお願い(強制)でたかが子爵家の我が家ではどうにもできないことだと知ってしまい、私の婚約は解消されることはないのだと諦めるしかなかった。


 宰相様は父の直属の上司で利益をもたらしてくれるが、不利益も多大にもたらしてくる頭の痛い人だった。

 我が家にとってアグナー家と結婚することでなにか利益があるのかと父に聞くと、我が領地の1年分と同額の結納金が支払われ、そのお金で壊れて馬車が通れなくなっている橋を修理できるのだと父に言われ、私は自分の人生を諦めるしかなくなってしまって、肩を落とした。




 婚約してからアンリーナと別れ、メイジーと別れ、シャーリンとも別れ、今はジュリアノと付き合っている。

 ドレイトは恋人が代わる度に私に紹介しに来るので、メイジーを紹介しに来た辺りで恋人を紹介しなくていいと伝えたのだけれど、ドレイトは何故か恋人が代わる度に紹介しに来た。


 ドレイトは恋人がいても婚約者としての義務は欠かすことは無かった。

 もう面倒くさいので週に一度に会うのをやめようと伝えたのだけれどドレイトは(うなず)かず、週に一度は私に会いに来る。


 ドレイトがジュリアノと別れ、キリナとも別れ、ナターシャとも別れ、学園を卒業した。

 その別れた全員と連れ込み宿で見かけたという噂は流れ続け、一部の人達に私は嘲笑(ちょうしょう)の対象として扱われた。


 聞こえよがしにくすくす笑う、ドレイトが付き合っている相手のことで話しかけてくる。

 恋人たちからも小さな嫌がらせから、思わず張り倒したくなるようなことまで、色々な目に遭わされた。

 ドレイトが婚約者でいいことは何一つない学園生活だった。




 卒業から一年経つとドレイトと私の結婚式が待っている。

 今まではドレイトが週に一度我が家に訪ねてきていたが、卒業してからは私がアグナー家へ週に3度訪問することになった。


 学園を卒業してからはドレイトが私に恋人を紹介しに来ることはなくなった。

 やっと紹介しなくていいと言っていたことを実行してくれたのかとホッとした。


 アグナー家では結婚の準備に侯爵家の内政を教えられる。

 その他にも小母様に連れられて今まで参加したこともない身分の高い人達とのお茶会や夜会に連れ回された。 

 ドレイトが一緒のときもあれば、小母様と二人だけのときもある。


 小母様にエリーシャはドレイトに対する態度だけ他の人たちとは違うのねと聞かれた。

 答えようがなくて、そうでしょうか?と話を切った。


 今は婚約者で来年には結婚する相手だけど、男性としては軽蔑している相手には辛辣(しんらつ)にもなるのも仕方ないと思う。

 もしかしたら小母様に二面性のある子と思われたかもしれない。


 まぁ、そんなふうに思われても一向に構わない。

 嫌な子だと思われて、婚約解消してくれたら御の字だと思っているのでどうぞ嫌な子の烙印(らくいん)を押してほしいと心から願う。


 様々な女性で(つちか)われたのか、ドレイトの女性の扱いはとても丁寧で、歩く速度も私に合わせてくれる。

 このエスコートをしてくれるのがドレイトでさえなければと毎回思う。

 ため息を呑み込んでドレイトに(いざな)われて挨拶に(おもむ)く。


 ドレイトが宰相様を見つけたので挨拶をしに向かう。

 宰相様はドレイトにとってはとてもお世話になった方らしく、いつも飼い主を見つけた子犬のように飛んで行く。

 その正反対に私は嫌々挨拶に行く。

 一通りの挨拶をした後、ドレイトが飲み物を取りに宰相様と私をその場に残して行ってしまった。それを見送ってから私は(おもむ)ろに口を開いた。


「宰相様、身分を笠に私が幸せになれない婚約者に縛り付けて下さってありがとうございます」

「おや?エリーシャ嬢はドレイトとは幸せになれないのかな?」

「ええ。幸せになれる未来は見えません」


「ドレイトは幸せになれると思うんだけどな」

「そうですか・・・ドレイトが幸せなら私の幸せなどどうでもいいのですね」

「あっれ?本気で言ってる?」

「宰相様はどこをどう見れば私が幸せになれると思うんですか?」


「ドレイトに愛されているだろう?」

「いいえ。ドレイトは私以外の誰かをいつも愛していますよ。私は婚約者という名の顔見知り以上の関係になったことはありませんよ」

「そうなのかい?」


「はい。ドレイトはいつも恋人を連れて歩いているでしょう?紹介されませんでしたか?」

「私がドレイトに紹介された相手はエリーシャ嬢だけだよ」

「公私は分けているってことなのでしょうか。正直驚きました」


「ドレイトが連れて歩く恋人たちが(うらや)ましかった?」

「いいえちっとも。今回こそは婚約解消できるかと夢に見るほど願っていましたけれど」


「えっ?!どういうことだ?!」

 ドレイトが私の背後から声を掛けてきたので、驚いて振り返る。

「エリーシャは私と婚約解消したいのか?!」

「何を驚くことがあるの?当然じゃない。婚約者がいるのに恋人を作るような人と結婚しなければならないなんて、私がどんな悪いことをしたのかと神を恨み、(なげ)く毎日よ」


「うそだろ・・・?」

「いえ、本当よ。あなたが恋人を作る度に婚約解消したいと宰相様にお願いし続けてきたけれど、宰相様には取り合っていただけなかったの」


 ドレイトは宰相様の方を見てまた私を見た。

「本気で私と婚約解消したい?!」

「ええ」

「誰か好きな人がいるのか?!」

「いいえ。婚約者がいるのに、誰かを好きになったりしません。不誠実でしょう?」


「いや、でも私は・・・っ!」

「もうここまで来たら今更どうにもなりませんから結婚しなければならないと諦めています」

「諦めて・・・?」


 それっきりドレイトは黙ってしまった。

 婚約者になって最初に恋人を紹介されてからは、必要なことがない限り私から話しかけたりしないので、当然のように会話はなく、ドレイトは私を送り届けてから帰っていった。


 それから侯爵家に行ってもドレイトと顔を合わせることがめっきり減って私は平穏な日々を送っていた。

 小母様が淋しくない?と聞いてきたけれど、今までも交流をまともにしたことがないので、変わりありません。と答えた。


「それはどういうことなの?週に一度は会っていたでしょう?」

「会っていただけです。ドレイトは他の恋人とのことでいそがしかったので、我が家に来てお茶を飲んで、恋人の自慢話をして、その後恋人との逢瀬があるからと言って帰っていきました」


「そんなっ!」

「私、毎回父に報告していましたし、宰相様にもアグナー家の方々にもお伝えしてほしいとお願いしていたのですが、皆さん若いときにはよくあることと笑い飛ばしていらっしゃいました」


「わたくしは聞いていないわ!!」

「私の学生時代はドレイト様のお陰で暗いものになりました。恋人からは別れてと(ののし)られ、(さげす)まれ、涙した日はどれほどあったか。何度婚約解消をしたいと申し立てたことか。学園生活に何の楽しみもなかったのですよ。ドレイト様のお陰で」


 私は小母様をじっと見据えて話を続ける。

「ドレイト様の恋人以外からはどんな扱いをされていたと思いますか?」

「・・・・・・」


「恋人ではない方からもドレイト様と早く別れろと突き飛ばされたり、階段から突き落とされたこともありました。私がいるからだれも幸せになれないのだ。死ねと一体何人の人から言われたことか。それでも仲のいい友人はいたので友人たちが守ってくれていて、まだ学校に行く(はげ)みにもなりました」


「エリーシャ・・・」

 いつからかドレイトも私の背後で聞いていた。

「ドレイト様もお座りになれば?」

 ドレイトがノロノロと小母様の隣に腰を下ろした。


「それも、ドレイト様がジュリアノと付き合うまででした。ドレイト様は私に興味が無かったのでしょう。ジュリアノは私の仲のいい友達でした。ドレイト様と付き合うまでは婚約者がいるのに恋人を作るドレイト様が悪いと言っていたジュリアノは私の敵になりました」


「ジュリアノがエリーシャの友人・・・」

「ジュリアノには直接的な暴力も振るわれました。仲の良かった友人たちは皆ジュリアノの味方になりました。それからは私物がなくなるようになりました。見つかっても壊れていたりして使い物にはなりませんでした。教科書の破損は重大なペナルティになります。破損した教科は毎回マイナス20点が課されました」


「・・・ごめん。知らなかったんだ」

「ふふっ。ドレイト様が羨ましいですわ。それで私の学園生活が楽しいものに変わるとでも?本当にドレイト様が嫌いです」

「これからはエリーシャを大切にするから!!」


 私は嗤いの衝動(しょうどう)を抑えられなかった。

「あはっ!あはははははははははははっ!!」

「エリーシャ・・・」

 小母様は恐ろしいものでも見るような目で私を見て、ドレイトは申し訳無さそうな顔をして私を見る。


「学生の頃に友好関係を誰とも築くどころか嫌われ、馬鹿にされた女と結婚してアグナー家の役に立つのか首を傾げますが、どうにもならないのでご心配いただかなくてもドレイト様と結婚いたしますよ。嫌われ者なので、ドレイト様以外と結婚もできないでしょうし。でも幸せな生活なんてありませんのでそれだけは自業自得とあきらめてくださいませ」


 小母様もドレイトも言葉がないようなので、これで失礼しますと私は席を立った。

 家に帰ってからアグナー家で話した内容をそのまま父に伝えた。

 父がもう一度婚約解消したいと宰相様とアグナー家に申し入れると言ってくれたが、どうせ無駄なことだと期待しなかった。





 ドレイトと私の結婚式の日がやってきて、ドレイトが望んで仕立てたウエディングドレスに袖を通す。

 私にとっての囚人服だ。

 書類に署名して口づけをしようとするので顔を(そむ)けた。

 それ以外は何事もなく結婚式は進み、披露宴へと席を移すことになった。


 仕事と割り切って笑顔で対処していく。

 ドレイトの過去の恋人たちの何人かは披露宴に招待されている。

 傍を通ったとき、足を引っ掛けられ()けそうになったところをドレイトに助けられた。


 ドレイトは過去の恋人に食って掛かっていたが、招待するのが間違いなのだ。ドレイトが悪い。

 これくらいのことは気にする必要ない。いつものことだとドレイトに笑顔で答えた。



 披露宴も無事?終わり、私とドレイトはそれぞれの部屋に連れて行かれ、そこで軽食を食べた後風呂に入れられ全身を磨かれた。

 私の気持ちはどんどん黒いものに塗りつぶされるような気持ちだったけれど、時間は過ぎていき、私の準備も整ってしまった。


 家から連れてきた侍女のリューテに(はげ)まされながらドレイトと私の寝室に連れて行かれた。

 既にドレイトは待っていて、扉の前まで私を迎えに来た。

 手を差し伸べられたが、人前でもないのにドレイトと触れ合うなどまっぴらで、私はその手を取らずに室内に入った。


 ドレイトがなにか喋っていたけれど私の耳には届かず、ドレイトに腕を引かれてベッドに押し倒された。

 全身に鳥肌が立ったが我慢した。


 ただ私はずっと、触らないで、いや、やめて、と言い続けていた。

 それでもドレイトはやめなかった。

 それからは毎晩この状態が続くのだ。

 ひどい痛みと屈辱を味わわせられ続けるのだ。


 心の中の何かが一つ死んで、日を重ねるごとにいろんなものが死んでいくのだろう。

 その翌日も、そのまた翌日も鳥肌を立てて嫌がる私の中にドレイトは愛してると言いながら吐き出し続けた。


 妊娠したと言われたときにまた心の何かが死んで、これで一つの責任を果たすことができたと安堵もした。

 妊娠したにも(かかわ)らずドレイトは愛しているんだと言いながら私の中に吐き出し続ける。


 この世は地獄だと思った。

 一日でも早く楽になりたいと思った。

 貴族の娘として子供を作るのは責務。

 どうか腹の中の子が男の子でありますようにと毎日祈り続けた。


 祈りなど聞き届けてもらったことがないのだから、祈るだけ無駄だとは理解していたのだけれど、自分を保つためになにかに(すが)るしかなかった。

 祈りはやはり今回も通じず、生まれたのは女の子だった。

 やはり私の祈りは届かないのだとがっかりした。

 

 夜会、お茶会に参加しては嫌がらせをされてももう(あらが)う気力もなく、崩れることのない笑顔を顔に張り付かせて終わるのを待つばかりだった。


 二人目を妊娠してまた女の子で、義父母にそろそろ男の子を生んでちょうだいと嫌味を言われるようになった。

 二人で行っていることなのだから私だけの責任ではないだろうに、義父母も他の人達も男の子を生まない私を責めた。


 三人目も女の子で、四人目にしてやっと男の子を生んだ。

 私のところにやってきたドレイトに、貴族の義務は果たしました。もう無理です。そう告げて、前もって隠していたナイフをベッドの下から取り出して、力を入れて首に当て横に引いた。


 これで私の一生は終わった。

 本当に辛くて苦しかった。

 ドレイトとさえ婚約していなかったら普通に友人がいたり、喧嘩しながらも笑い声のある家庭が望めたに違いない。


 宰相、アグナー家の人たち、両親たちを恨む。




ーーーーーーーーーーーー



 男の子を生んだそのすぐ後、エリーシャが自殺した。


 私はエリーシャに(やま)しいことはないと告げるために恋人を紹介していた。

 学生の間のちょっとした遊びだった。

 私から告白した相手なんかいなかったし、特別思い入れる相手もいなかった。


 ただずっとエリーシャが好きだった。

 エリーシャを大切にしたかったから女性の扱い方を学生の間に学んでおきたかっただけなんだ。


 エリーシャが婚約解消を宰相や両親に伝えていることは知らなかった。

 エリーシャが学校で嫌がらせをされているなんて知りもしなかった。

 その時々のただの遊びだった。


 女の子たちもそれを理解していると思っていた。

 女の子たちにはどれだけエリーシャが大切か話していたし、皆わかっているわと言っていた。


 エリーシャがこんなに嫌がることだったなら、そう言ってくれればよかったんだ。

 エリーシャの心臓の鼓動が止まったのか、やっと血が吹き出さなくなった。

 私は血みどろになっていた。


 初夜、エリーシャに触れたら鳥肌を立てていた。

 初めは触れたことに興奮しての鳥肌だと思っていた。

 でも、最中ずっといや、やめて、触らないでと言われ、口づけようとしたら本気で抵抗された。

 だから今日までエリーシャと口づけをしたことがなかった。


 こうなる前にもっと話し合うべきだった。

 でもエリーシャには私が話す内容は、必要最低限の言葉しか届いていないと気がついたのは結婚して一週間ほどだった。

 どれほど謝罪しても、楽しい話をしてもエリーシャには届いていなかった。


 それでも私はエリーシャに声を掛け続けたけれど、エリーシャは反応しなかった。

 神様。どうかエリーシャとやり直す機会を与えてください。

 私は本当にエリーシャが好きなんです。

 エリーシャのためにはならなかったけど、すべてエリーシャのためにやってきたことなんです。


 どうか、どうかもう一度やり直す機会をください・・・。


 エリーシャが手にしていたナイフを取り上げ、エリーシャの上でエリーシャと同じように強く首にナイフを当て、強く横に引いた。



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