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「我は魔女なり」 〜引きこもるためのスキル【マイルーム】をもらったがあまりに世界が酷いので暗躍することにした〜  作者: いかや☆きいろ
 老いたワルテルの悩み

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赤の魔女

 第二章、開幕です! 応援よろしくお願いします!

 ボクは日野あかり。ちょっと大きいくらいの普通の女の子だよ。昔から女の子らしくないってよく言われてたけど、じっさい恋愛とかもよくわかんないし中身は男の子みたいだって自分でも思ってる。運動するの好きだしお肉大好きだしね。


 友達も多いし特に不満もなく生きてたけど、なんとなく大人になるのが嫌だな〜ってくらいしか不満はなかったな。夏休みなくなるのヤダー! そんなふうに考えながら友達二人、男友達とよくボクにからんでくる女の子の三人で歩いていた時だった。


 突如として強い衝撃に襲われ、三人でバラバラに弾き飛ばされた。


 ボクはどうやら事故に巻き込まれてしまったらしい。友達三人で歩いていた所を車に跳ねられたのはわかった。軽自動車だったけど運転手さんは眠ってるように見えたし思いっきり突っ込んできたので誰も避けられなかった。打ちどころが悪かったのか痛みも感じる間もなく死んだみたいだ。うーん、十六歳で死ぬとか辛すぎるよね〜。


 いつの間にか漂っている、この白い空間は、死後の世界みたい。いろいろな情報が流れ込んでは消えていき、自分というのが薄れていくようで少し怖い。死んでるのに怖いってすごいな〜。


「あんまり動揺してないね〜」


「あ、星野先生だ。先生も死んだの?」


 ボク身長百七十超えてるので百五十センチない星野先生のほうが子供に見える。可愛いけどなんか不思議な先生だ。たまに生徒に混じってたりするし。ボクは好きな先生かな。


「生きてるよ〜。まあちょっと可哀想だから見に来たんだ。これから違う世界に生まれ変わるしね」


「違う世界? 先生って女神様だったの?」


「私はただの旅人さ! さまよう魂のひとつだよ!」


「ふ〜ん。なんで見た目が中学生くらいなの?」


「これが我が魂の姿さ!」


「そ、そうなんだ?」


 先生は黒いドレスを着て眼帯をつけている。脚には銃もつけてるね。ちょっとかっこいい。でも違う世界って言うと異世界転生かな? 最近異世界転生ばっかりだよね。ボクは現実のほうが好きなんだけどな〜。


 う〜ん、異世界かあ。一度マシンガンみたいに魔法を打てたらいいのにとか考えてたことあったなあ。


「なるほど、じゃあ日野さんのスキルはインフィニティにしよう」


「スキル? もらえるの? やっぱり神様?」


「私はただのさまよう魂さ!」


「なんでいっつもポーズ取るの? 可愛いけど」


「深遠なる魂の暗き慟哭を啓示している」


「意味はわかんないね。ちょっとかっこいいの?」


「無垢さが冥き我が魂に深き衝撃をもたらす……」


 あ、しょげた。先生ってすごく面白いよね。授業も二十分くらいしかしないしあとはお話ばっかり。なんでかみんな成績良かったけど。ボクも勉強嫌いだしぜんぜんしないけど先生のテストだけ八十点とか取れてたもんね。化学だけど。先生にとっては楽しいことが大事らしい。苦しい練習でも後ろ向きにやるより自分に必要なことと思ってやればむしろ楽しめるって。なんとなくわかる。他人にやらされるって思うより自分を鍛えたいからってやったら楽だもんね。他人を動かそうとしても逆らわれるだけだけど「自分」はコントロールできるって言ってた。


 後ろ向きだとどんどんしんどくなるし追い詰められていくんだ。ボクも昔からエクストリームポジティブとか友達に言われてたしなんでも楽しい。エクストリームの意味はわからない。


「まあ君ならどこでも平気だけど、楽しんできてね」


「うん。なんだかすごくワクワクしてきたよ〜」


 魔法を使えるとかすごいよね! そんなやりとりをして、しばらくすると意識が暗くなってきた。う〜ん、生まれ変わるんだ。また赤ちゃんからだ〜。いっぱい運動してはやく大きくなろうっと! ふと先生の方を見るとすごく嬉しそうに微笑んでた。ボクもにっこりしちゃうね!


 先生が言うにはボクは頭で考えていないようでも言葉で考えていないだけですごくよく考えてるらしい。だからかな、言葉にはできないけど先生がなにを望んでるのかはわかった。楽しんでこよう!


 次の瞬間にはボクは大きな声で泣いていた。赤ちゃんのうちは記憶が定着しないらしく、ボクの意識は薄れていった。前世の家族とか思い出せちゃってすごく泣いた。赤ちゃんの脳だからかあんまり思い出せなくなっていたけど。


 次に気がついたのは五歳。神官さんに天職をもらう洗礼の儀式を受けた時だった。おお、ぼんやりしていた自分の意識がハッキリとしてくる。


「おお、リディア……、この天職、プレデターとはユニーク職か! しかも神のギフトを授かっている?! 流石は私の娘えええッ!」


「わわ、お父さん、ヒゲいたーい!」


 ボクは天職、プレデター?をもらった。ギフトというのは特別なスキルで天職スキルとは別にもらえるものらしい。天職スキルは暴食で、普通に食べたら食べただけ強くなるんだけどこのスキルでその効果が増えるらしい。よくわかんないや。ボクは辺境伯という貴族の家に生まれたらしい。そこはボクなので小さなころからわんぱくでぜんぜんお嬢様じゃなかったけど、お父さんもお母さんもぜんぜん怒らないしお兄ちゃんもすごい優しい。ボクがなにもしなくても安泰だからずっと子供でいてほしいとか言われたのを覚えている。ずっと子供はムリだよぉ! 大きくなるからね! たくさんお肉も食べるし!


 そんな優しい家族を傷つけるわけにはいかないので魔法の練習はこっそり行うことにした。まあメイドさんはついてくるんだけど。怒らせると怖いし名前がエンマなので心でこっそりエンマ大王と呼んでいる。まあ大王じゃなくて女王だけど。


「神様にもらった魔法だから使ってみないと!」


「危険が無いようにお願いしますよぉ!」


 ボクの足についてくるとはなかなかだね! まあボク五歳だけど! エンマの天職は水の魔法使いという下級だけど魔法使いなので有望な天職らしい。魔法使いは一つの属性の魔法しか持ってないけど他の下級や最下級よりも将来性があるんだって。でも神様がくれるものなんだから優劣は無いと思うんだけどな。ちなみにボクの魔法は初級火魔法限定って制約がついてる。お父さんが言うにはギフトのインフィニティでマナポイントが∞だから制約がないと大変なことになるのでは、って言ってた。ボクもそう思う。これたぶん先生がマシンガンみたいに魔法を撃てるようにしてくれたんだと思うんだ! ちなみに神様と先生は違う人みたいだね、なんとなく。まあせっかくもらったのだし。


 なのでやってみよう、と、ひっろーい庭の端っこの森(この森も庭の中)に来てみた。まずは森の入り口から少し離れたところにある木を的にしてみることにした。火事になったら大変だからね!


「リディア様、頑張ってください!」


「は〜い! ファイアショット」


 心の中で唱えてもいいらしいけどいちおう唱えてみた。頭の中でいろいろな精霊が集まっていくのを感じる。これが術式というらしい。ボクは勘でいじってるけどみんなはいろいろ考えてるみたい。少しして白とクリームがかったオレンジが混ざったような二十センチくらいの炎の槍が現れた。この世界でもセンチとかミリとか時間の単位とか一緒なんだよね。ちょっと感覚的には違う気がするんだけどそれは違う世界だから仕方ないね。一ヶ月が三十四日あるとか。地球じゃないもんね〜。


「えい」


 放った魔法はスカン、と音を立ててかなり遠くまで飛んでいって、ドカン、って思い切り弾けた。えー! ヤバすぎないこれ!


 そういえば木を狙ったのに遠くの地面が弾けたね。木には……まあるく穴が開いている。貫通しちゃった!?


「お、お嬢様、ラヴァストライク使えるんですか……? たしかレベル六十の魔法では……」


「今のはラヴァストライクじゃなくてボクのファイアショットだよ?」


 なんか星野先生がネタですね、と頭の中で笑顔で親指立ててたけど意味はわかんない。ボクの魔法は桁外れの威力なのはわかった。魔法には威力制限がついてるけど最大威力を放つには普通はチャージ時間がかかるらしい。ボクの場合必要ないけど。最初からマックスだよ。


 そういえばマシンガンみたいに撃てるのかな? 撃てたらひどいことになるかなとぼんやり思ったけど楽しそうなのでゴー!


「ファイア……ショット……ファイア……ファイア……ファイア……ファイアファイアファイアファイアファイア、…………いっけえええ!」


 ボクの周囲に浮かぶ数十の炎の玉。気合とともにぜんぶ飛んでいく。チュドドドドドドドドドドドドドドドド……とすごい音を立てて火の玉というか弾丸、砲弾?は地面に炸裂していく……。あとには直径五十メートルくらいのクレーターがひとつ。……ポカン、てなった。ええええええええええ、威力ありすぎぃ!


「あわ、はわわわわわわわわ……、お、お嬢様無事ですかあっ!!」


「うん。すごいねー」


「すごいのはお嬢様です!」


 ものすごい音がしたからかお父さんとお兄ちゃんが馬で駆けてきた。まあ驚くよね。白い馬可愛いー。鼻をなでてあげると嬉しそうに顔をこすりつけてきた。可愛い。


 あれ、二人とも来たはいいけど固まってしまってるね。おーい。ボクが二人の前でバンザイして手を振ったらやっと正気に戻ったみたい。


「ぶ、無事か?」


「これは……リディアの魔法? え、一発で? これ? え?」


 お兄ちゃんがすごく混乱してて面白いので一発じゃないよと教えてあげるためにもう一度やって見せた。


「ファイアファイアファイア……ショット!」


 ズバババババン、とまた数十発のファイアショットを放つ。ボクのスキルはインフィニティだけどアンリミテッドに打てるらしい。無限ってホントは放出した瞬間世界が始まる(・・・)らしい。なので制限があるんだね。


 あれ、二人とも固まったままだね。おーいおーい。


「うちの娘最強」


「妹が無敵」


「片言?!」


 二人ともボクよりずっと賢いのに言語野が壊れたみたいだよ。エンマと二人でわたふたしてたら二人はやがて落ちついたらしい。真剣な顔でボクを見る。二人ともイケメンだよ。女の子がきゃーきゃー言いそうなくらい。ボク女の子だった。別に言わないけどね。


「これが、インフィニティか。すさまじいな」


「父上、やはり王に報告でしょうか」


「そうだな、後のことはルカ、お前に任せよう」


「かしこまりました。リディア、いろいろやってみてもらっていい?」


「いいよ!」


 お兄ちゃんによると魔法は一回使ったらクールタイムというのが必要で十数秒は他の魔法も撃てなくなるものらしい。連続魔法とかダブルキャストというスキルもあるけど普通にそっちも二発までなんだって。ボク数十発は余裕で撃てるけどやっぱり変なんだろうね。でもボクは嬉しいけど。やっぱり先生好き。


 そのあとお兄ちゃんに言われるまま曲射したり空に投げた石に当てたりいろいろやってみせた。これほとんど思いのまま放てるね。威力を落とすことはできないけど停止させたりはできたし、当たった瞬間燃えやすくなったり燃える時間を伸ばしたりとかもできるらしい。しばらくやってるとその場に大きな炎の竜が現れた。


「ぴきゅうん! ぴきゅうん!」


「え、なにこれ」


「モンスターか?! いや、炎の精霊?! え、精霊王か?!」


 なんか目の前のドラゴンの感情が伝わってくるようになった。ふーん、ボクのペットになりたいの? 可愛くしてたらいいよ!


 そう心で伝えたら子犬サイズになった。見た目もチワワっぽい。かわいい! エンマがスルトって名前をつけてくれた。なんか炎の巨人の名前らしい。


「父上ー! 報告追加ー!」


 それを見てお兄ちゃんはものすごい勢いで白馬を走らせて行ってしまった。みんな元気でよかった。あ、もう少し練習しよ。


 次の日も家の外に向かうとエンマは呆れて苦笑しながらついてきた。モンスターと戦ってみるつもりなんだけどいいのかな? エンマも鍛えられててレベル七十とかあるらしいから大丈夫だって。このあたりに住む狼や熊や木のモンスターくらいは一発で倒せるらしい。護衛も兼ねてるんだね。安心して近くの村まで出向くことにした。


 ボクらの家は大きな塀に囲まれた本邸とは別にお城があって城下町があってその間にいくつもの村が点在している。お父さんたちは普段はお城で仕事をしてるんだけど今の時期はモンスターが落ち着いているらしくて本館で家族の近くで仕事をしている。お父さんはすごく家族ラブだからね。おひげは痛いけど。


 次はモンスターを退治してみようと思っているので少し森の中に入る他の町に続く道を通っていく。ここにもモンスターはいるらしい。そもそもこの多くのモンスターに対抗するのが西を守るボクらがモッセレン辺境伯の役割なんだ。他には北を守る辺境伯もいて辺境伯は二人らしい。公爵家は三つあって侯爵家も三つ、それに辺境伯家も侯爵家相当と考えられるので侯爵家身分は五つになる。その八大貴族がこの国を支えているんだよ。ボクもお勉強苦手だけどちゃんとやってるからね。勉強を楽しむ方法を毎日探してるよ。……うん、これもトレーニングだね!


 その若干危ない森を進んでいると前から喧騒が聞こえてきた。剣を打ち合う音? さすがに辺境伯家の近くに山賊はいないからゴブリン、コボルト、オークあたりかな?  人に近いモンスターの群れが馬車を襲っているらしい。ボクとエンマは慌ててその現場に駆けつける。ホロのない馬車に子供とお姉さん? 多分その子のお母さんが。それを守って男の人が灰色の狼みたいな顔をした人型のやせっぽっちのモンスターの群れ、数十体と戦っている! なんでそんなにいるの?!


「グレーコボルトですね、常に二十以上の群れをなして行動するモンスターです。一匹でも力が強くて危険ですよ!」


「ファイアショット」


 ボクは躊躇なくファイアショットを放つ。とっさだから十発くらいだけどぜんぶコボルトの胴体に命中した。体に大穴が空いたコボルトたちは叫び声すら上げられず何が起こったかわからない様子のままほとんど真っ二つになってグシャリ、と倒れた。残酷だとか怖いとかじゃなくて熱い気持ちがこみ上げてるのが不思議だ。もともと女の子らしくないけど辺境伯家の血なのか勇敢だと言われることがある。前よりもっと男の子っぽくなってない?!


 あまりの出来事に馬車に乗ってる人たちも男の人もグレーコボルトたちも呆然として口を開けてこっちを見てる。なんか食べ物放り込みたくなるよね。しないけど。


「残り!」


「私も!」


 エンマと二人、魔法使いが増えたのであっという間に残ったコボルトたちは倒れた。うーん、大群だから焦ったけど大したことなかったね。おにーさん一人だとキツそうだったけど。子どもたちがわあ、と喜んで駆けつけてきた。ボクは二人の子ども、男の子と女の子、五歳くらい? を抱きとめた。身長はボクのほうが高いけど同い年くらいだよー!


 その時、グレーコボルトが隠れていたのかボクらの近くの茂みが動いた。


「危ない!」


「きゃ」


「わあっ」


 ざく、と音がする。二人をかばったらボクが斬られたらしい。


「いっ、たいなー! ファイア!」


 振り向きざま指を鳴らして放つ。すぱこん、と音を立ててファイアショットがコボルトの頭を貫いた。そういえば魔法って延焼はしない仕組みになってるんだよね。神様や天使様がくれるスキルだからなあ。あーいた、くないな。斬られたけど血も出てない。服は切れてるけど。


「お嬢様、大丈夫ですか!!」


「うん、ぜんぜんへいきー」


 心配をかけないようにボクはエンマに声を返す。スルトも慌ててかけてきて残ったコボルトを見つけ出しては燃やしていった。一件落着だね。


 うん、ボクはなんか超人という種族らしくて怪我とかしても一瞬で治るらしい。お父さんとお母さんは普通の人なので突然変異だって。伝説に残るすごい種族だけど悪さをする人もいたらしい。正義と悪の超人の戦いの物語は絵本で残ってるらしいよ。


 二人の子供は謝りながら大泣きしたけどボクはぜんぜんへいきなので! お父さんとお母さんらしい二人も謝ってたけどなんともないからー!


 あれだよね、お父さんも言ってたよ。持ってる者は持ってない人を助けるべきってね!


 その男の人は実はボクらの家に仕えている人だった。しかもお母さんの実家のハート子爵家の人たち。叔父さんだった。なんでも王宮に行くのに叔父さんのテレポートが必要になってお母さんとこの子たちのお母さんも友達なので遊びに、と言うことで一緒に来ていたらしい。自分たちでテレポート使えばよかったのに、と思ったけど複数人だと往復二回もはできないらしい。だからうちまでは馬車で来てたようだ。テレポートだもんね、マナすごく使うよね。ボクも覚えたら使えるのかな〜。インフィニティだから使い放題かも。加減ができなくて宇宙に飛び出したりしないよね? 魔法だからボクには使えないらしい。よかった、の?


 え、王都に緊急で向かう? 叔父さんが呼ばれたのボクのせいだったよ!






 第二章はたくさん人が出てきます。もうカーラはボッチじゃない! 楽しんで下されば嬉しいです!

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