ハクスラしまくれ
カーラが色々な遊びをする一章です。一緒に楽しめれば。私自身の考え方が常にブラッシュアップされていますので主人公の考えが変わることもあります。作品の書き方も変わります。長い目でつきあって下さればありがたいです。
さてさて、しばらくはハクスラして遊ぶ。ミネルバポイントで武器をパワーアップするぞ! 風魔法も買ってあるから鍛えるぞ!
スライムが繁殖するのを待ちたいがトレーニングルームのクロックは普通に千倍にしておく。それで一ヶ月くらいまとめてやらないとね。それでもたまにスライムを見に行かないとな……。一応ジュースとかは十分に与えてるはずなんだけど……。気づいたんだがスライムって子育てするのね。ウィッチスライムが分裂したノーマルのスライムにマナポーション与えてた。そうやって同種を増やして繋げていくらしい。面白い生態だな。暇になったらモンスター生物学者をやってみようかな。楽しそう。スライム専門でやろうかな。そんなわけでウィッチスライムにスライムを何匹か捕まえてきて与えておいた。どうなるやら。
私はトレーニングルームに入る。さて、最初はなんだ?
周りが背の低い草原になり、小型の山猫みたいな魔物が出てきた。左右に跳ねながら駆けてくる。素早いな。私も対応してキサラギ流の歩法を試す。これほぼサッカーのフェイントなんだよな。
そういえば剣はソラノツルギだ。成長する武器だな。滅茶かっこいい。柄とツバの部分が一体になってて刃の部分も少し装飾が伸びていて刃は厚く幅広で少し反りがあり銅製のはずだが透けるような水色をしている。かっけえ。柄は白く滑り止めのために横に溝がいくつか入っていて包帯のような布が巻いてある。片手剣なので柄は短いな。刃の部分は五十センチほどか。短いけれど取り回しがいい。チビな私には使いやすい。
オプションだが、硬質化(不壊まで育つ予定)、切れ味強化(分子切断まで)、飛翔、貫通強化(物理貫通)、衝撃強化(広範囲ノックバック)、子機(最大八機)の六つの能力を付けることにした。これらの能力のレベルは八段階の最初だから一ね。取れる能力に修復機能もあったがリペアの魔法で、所持者強化機能は自身の身体強化、マナブーストなどのスキルで補うことにする。他にも属性付与なども魅力的だが武器の性能を優先した。ネックレスと指輪はそのうち機能を付けていく。ちなみにこれらには所持者認識が最初からついているが所持者はこの武器で傷つかないし所持者が呼ぶと転移して戻ってくる。この武具たちは私より有能だね。剣もすごく軽く振れる。風魔法で空気抵抗除去とかあるので風魔法を取っておいてよかった。
子機は丸い、半月のような、反りがあり持ち手がない刃がついてきた。ブーメラン?のようだ。一個増やすのにミネルバポイント一万点らしい。知らんがな。最大八つまで自由にコントロールできるようだ。長さは一メートルくらいあるぞ。こっちの方が本体っぽくない? 持ち手がないので敵に拾われても使いづらそうだがこちらも呼んだら物理無視で戻ってくるので心配はない。馬鹿め、貴様の武器で死ねえ、とか言って空振りする敵を嘲笑うための仕様だな! やったろ。
そのうち魔眼と右腕にマナイーターというスキル生物を飼う予定である。静まれ! 完全にアレだな。あとであいたたたってなるヤツ。楽しい。星のんが用意したのかな? イルマタルなら、さすがわかってるな。
「おりゃあ!」
「ギャピッ!」
跳びかかってきた猫を肩口から斜めに真っ二つにする。
「お、まあまあの切れ味?」
「太刀筋が良くなってるわねえ」
「やはり天才か。なんか生き物を斬るのに慣れてきたな」
「あれだけヒルスネイル殺したからねえ……」
たくさん殺した。ボクがやったの? 信じられないよ、とか言っておいた。非道。あとで食ってやるからな。食は供養だな。ちなみにヒルスネイルを食わせてたスライムはなんかスネイルスライムとかいう殻付きのスライムに進化した。氷魔法とか撃ってきそう。本当にスライムの進化は幅が広いみたいだ。一匹ペット用に置いてあるヤツは私と一緒にトレーニングルームに来ています。経験値を分け合うのだ。クロックは千倍だけどスライムは年は取らないからな。他のスライムの世話を忘れたら困るし千倍は変えない。これで一年こもっても問題はない。
次は平原ステージ、ゴブリンソードマン二体とアーマードゴブリン?一体だ。なんか盾持ち鎧付きのゴブリン。強そう。レベルがいきなり上がってきた?
「適正レベルの敵でポンポンレベル上げていきましょう」
「おうよ」
まあいいか、やるべ! ちなみにスライムの名前はクロノにした。カーラと同じ、時間って意味で統一してみた。私の相棒だ。
こちらに向かって注意を引きつけるように駆けてきたアーマードを滑り込むように身体を下に入れて持ち上げるように投げ飛ばす。柔術の動きができた。キサラギ流は格闘術もあるぞ。打投極ぜんぶある。武術だぜ。奥義の書もいつか買わないとな。知識だけでは動けないから修練修練。わくわくしてきた。
「てや!」
「ぎゃぼっ!」
「おっしゃあ!」
「ゴアッ!?」
ソードマン一体の剣を横から刀の鎬で押すように相手の内側に反らし開いた脇腹を蹴り、二段蹴りで突き飛ばすようにしてもう一体に当てる。そのまま倒れた二体の首に剣を刺してトドメを刺していく。頭を振ってるアーマードを後ろからドロップキックで蹴り飛ばしコケたとこを踏みつけて鎧の隙間から刺した。
うん、ちいと泥臭いな。腕を上げないと。次は森ステージ、木槌を持った太ったコボルトだ。コボルトファイターらしい。やっぱり個体差があるみたいで細いのもいる。武器も木の棒、棍棒かな? いろいろ、そんなのが五体。これは手強そうだ。わくわくしてきた、ってこういう時に感じるよね。まず相手の動線が重なるように動く。そして一番前のデブを蹴る。槌を持った腕を斬る。もう片方の肩を突いて更に踏み込み蹴る、蹴る、蹴る。そのままデブは後ろのコボルトを二体巻き込んだ。自分でデブルトが後ろに下がった勢いにこちらの蹴りを足した形だ。思い切りコケたな。デブを躱して前に出てきたコボルト、二体いる向かって左のやつの更に左へ、木を盾にして後ろに回り込む。振り向くが武器が長いのでもたつくコボルト。甘いぜ。首を斜め下にそのまま斬りつけて蹴る。倒れているヤツらの上に。
「ギャボボッ!!」
「死ね死ね、死んどけ!」
一番下でもがいてる二匹を急所を刺して倒しておく。慌てて起き上がろうとしたデブルトの支えていた腕を斬る。体制を崩したら首に突き入れる。少しバックステップで距離を取り残心。後ろに木が無いのは確認してるぜ。刺したモンスターたちはそのまま消滅だ。残る一匹も躊躇してるところをまっすぐ刺突! 一対一なら負けない、これで撃破だな!
次に出てきたのは鎧を着て狼にまたがる人型のモンスター。鑑定するとコボルトナイトと出た。デブが鎧着てるから狼がしんどそうな顔をしてる。かわいそう。狼が駆けてきたので前足をすれ違いざまにハネる。そのまま狼は転けてデブルトが頭から落ちた。あらら、あれは痛そうだ。動かないんだが?
狼はひょこひょこと逃げ出そうとしているのでトドメを刺しておく。トレーニングルームのデータでしかないし経験値だからな。デブルトは……。消えた。頭を打ってお亡くなりになったらしい。経験値は入ってるようだが。なんだかなあ。リアルっちゃリアル。
次はコボルトが八体?!
チビが二体、デブが一体、ガタイがいいのが三体、残り二体は普通。チビルトはメイジとシャーマン、デブルトはハイコボルト、ガタイがいいのがコボルトファイターとコボルトアックスとコボルトシールドマンか。あとはザコ。連係されたら不味いし盾持ちが邪魔してくるだろうからまずは……、風魔法!
「エアショット!」
空気の玉をマナのラインに乗せて放つ。メイジの頭が弾けた。なかなかの威力だな! 頭蓋骨までは砕けてないかな? 空中で玉を待機させてみる。一発までしか出せない。魔法には制限もあるらしい。やっぱり魔法はダメだね。魔術を覚えよう。幸い魔法を得たのでその魔法の魔術としての構造がわかる。どう構築して魔法になっているか。専門用語が多くてわかりづらい。まあ、魔術でやってみるか。
マナを精霊素に与えて凝縮、と命令を与え、マナのラインを飛ばしてそれに沿って圧縮した方向にマナを込めた空気の玉を飛ばす。パァン、と音がしてシャーマンの頭が弾ける。目玉って案外簡単に潰れたりこぼれたりするらしい。魔術の空気玉は威力調整もできそうだな。魔術は手間はかかるが慣れだろう。便利だし使っていこう。これならいくつか放つこともできる。そんなに難しくはないぞ。試しにマナを凝縮していって風の精霊を集める。放つ。ドゴオオオオオオオオオオン、ってえ! スゲえ威力になったな。
「只今の記録、二百三十一気圧」
「思ったより威力高いな!」
マナもかなり減ったな。これは練習が必要だ。でも魔法を使えた。嬉しいな! 敵は全員転がって呻いてるな。一,五気圧でも場合によっては人は死ぬし、三十数気圧でも即死と聞いたことがある。空気は七十八パーセントが窒素で二十一パーセントが酸素、九十九パーセントが透明な気体で圧縮しても色がつかない。空気だけなら透明なんだよな。空が青いのは水蒸気とか微粒子が舞ってるかららしい。透明とか味方に当たりそうだな。できるだけ葉っぱの汁とかで緑に色を付けておくことにした。魔法として放ったら緑だったんだよな。無駄なマナを使ってるってことだ。素材ストレージに葉っぱを入れておけば魔術に使えるようだ。簡単だな! スライムに与えるぶんの葉っぱをたくさん蓄えておくか。スライムは葉っぱを食べるために木に登るらしい。そして冒険者の頭の上に落ちてくる。凶悪! 弱いけど。強いスライムがヤバいのがわかるよな。頭から強酸が降ってくるんだぜ。ヤバい。
魔術の練習を少しするためにミネルバにモンスター発生を止めてもらう。本来トレーニングルームってこう使うもんだよな。高圧の玉をいくつも作ってみる。サイズがバラバラになるな。見えないやつと見えるやつも作ってみる。これはヤバい。トラップ仕掛け放題だ。空中停止とか試してみる。手順が複雑なのを一個一個命令しないとダメだから慣れないと時間がかかる。こう、パッと空気玉を!ってできない。まあ早くやればいいだけだ。無駄を省き素早く。ラーメン屋で働いてたから得意だぜ。へいお待ち!とは言わなかったけど。これ人間相手なら無敵だな。私は魔女なんだから風魔術を極めないとね! 楽しくなってきた!
見える玉と見えない玉を目の前に並べてみる。うん、緑のやつはアメみたい。キャンディボムだな。大きさもアメくらいまで圧縮しちゃおう。空中に物質を固定できるのはマナの特徴だな。マナ自体に重力や引力の干渉を止めて物質を空中に固定する働きがあるってことだね。こういう分析が大事だ。分析したぶんは自分の力になるんだから。
風魔術で空気から窒素を抜くとかはできないね。できたら酸素使い放題なのに。この辺りは説明書に書いてあった。瓶の中に窒素を入れておきその物質を集めてほしいと考えると風の中位位以上の精霊が集めてくれる。同じように水素入りの瓶を見せて水素を用意してほしいと思ったら水を分解して水素を用意してくれるけど酸素も発生する。水素を作ってほしいと思うとマナから作ってくれるが大量にマナが必要になる。ここでマナストレージが必要になるわけだ。
ソラノツルギの機能も試してないしこれは本当にわくわくしてきたぞ。子機を飛ばしてみる。
「ミネルバえも〜ん、木を出しておくれよ〜」
「もー、仕方ないなあカラ太くんは」
「自分でキャンディ食らってみよ。グバあっ!?」
めちゃくちゃ痛い。一回死んだかも。これは効くわ。使いどころを間違えたら味方も巻き込むからなんか考えとこう。
「君は実にバカだな」
「楽しい」
「なら仕方ない」
出してもらった木をいたぶる。イジメっ子ではない。
まずは子機を回転させて投げてみる。切れ味はまだ銅の剣レベルなんだよな、子機も。キャンディも投げまくってみる。パンパンとうるせえ。
「音は風で遮断できる」
「あ、魔法があるのか。サイレントエリア」
真空の壁をうっすら張ることで音の伝達を防ぐ程度の魔法だ。簡単に突破できるのでキャンディの指向性をコントロールした方が早いかも。それも練習しよう。
「うおおっ!」
「にぎやかねえ」
パンパンとキャンディを投げまくっているので相当にうるさいはずである。私は防音してる。音って凶悪だわ。
「楽しい」
「楽しければすべて許される」
「許された」
黒うさぎたちが出てきて見物を始めた。なに? 的にしろ? いいの?
「そんな豆鉄砲では殺せんよ」
「何キャラだ」
「デブの格闘家?」
「なんかそんなセリフあった気がするじゃん。やめろよ元ネタ探しちゃうから」
森林エリアで黒うさぎ狩りだ。まあまったくダメージ受けない黒うさぎにだんだんムカついてくるんだが。罠で一回一回ビックリしてコケるのは楽しい。透明キャンディ、一味入りキャンディ、毒薬を混ぜても面白いか。すでにある気体のコントロールもできるんだな。精霊にサンプルを出して集めてもらった酸素の塊をコントロールして相手にまとわりつかせたり。
「ミネルバ、アレと、コレと、それを試したい。売ってくれ」
「はいよ」
「うへへ、覚悟はいいか、うさぎども!」
いろんな化学物質を買って試してみる。地獄を見せちゃる!
……そして一時間後。
「見事なもんねえ」
「うさぎの丸焼き完成だな!」
「黒うさぎたちは倒してもマイルームで再生するけどね。てってけてーん、レベルが二十三上がりました」
「マジで?! そういえばうさぎって高レベルなんだっけ!」
一度に二十もレベルアップかよ。なんかラッキー。身体がむっちゃ軽くなってマナも手で掴むように操れる。スゲえな。これが高レベルの世界か。
名前 カーラ 天職 ニート
レベル 37 LP 185 MP 185
・スキル 全鑑定 アイテムストレージ 素材ストレージ マナストレージ 怠惰 マイルーム(ギフト) 解体 スライムテイマー 風魔法 キサラギ流片手剣術
・アビリティ 種族特性(仙人) メッシス大陸共通語中級
おっほう、だいぶ変わったな! スキルもいくつか増えたな。称号とかはないけど。まあ効果のある称号ってのも変だよな。それじゃ人が称号作れなくなっちゃうし。しかし体力とかマナがしょっぱいな。そもそもライフポイント二倍とか一・二倍とかってスキルが自然な成長とか宝箱でもわりと手に入るらしいので外でダンジョンアタックしてたらもっと強くなるんだよな。ダンジョンに行く時は気をつけないと天職ニートはクソザコナメクジだ。ライフもマナもベースは五でレベル倍になる。五レベルなら五倍の二十五、十レベルなら十倍で五十だな。勇者ならどちらもベースは十らしい。勇者の半分かぁ……。クソザコナメクジはオランウータンに捕食されるんだぁ。
「スローロリスは可愛いのにねえ」
「私も可愛いが?」
「人に言われたら怒るんでしょ?」
「誰が昔の吠えるスピッツだ!」
「人間って残酷」
人と暮らすためのかけ合わせなら仕方ないと思うが。それが幸せかは飼い主次第よな。幸せにしてやっておくれ。ほめられるの苦手なんだよな。大したことないのにほめられたら嫌じゃね? 可愛いとか賢いとかさあ、上には上がいるもんよ。メッシス大陸共通語もやっと中級だし。
「パピヨンとかかわいいよな〜」
「飼えばいい」
「動物も買えるのか。そうかー。……ひょっとしてビルとか買える?」
「ビルが入るストレージを用意できるならね」
「できなくないのか」
犬とか生物は十年以内の販売実績があればマイルームに入るサイズなら買えるらしい。象とかもいけるな。時間の進み方は地球のある宇宙でも重力や速度で違うがそこは地球の標準時間だ。これは凄まじいな。思ったよりミネルバの機能すごいぞ。船とか飛行機も買えるんだよな。しかもマナで動くようにしてもらえる。なんでもありか。クソチートだな! あ、戦闘機もイケるのか。やべえ、戦車ほしい。衛星がないと使えないか? イージス艦って買えるのかな? 核は流石に買え…………見なかったことにしておこう。だよなー、水爆くらいパソコンのシミュレーションで作れるんだよな。重水素もプルトニウムやウランもあるんだから。この世界には核融合魔法もあるらしいけど、威力はさほど高くないらしい。でも軍隊くらいは潰せるんだろうが効率は悪いかもな。費用対効果ってヤツ? なんせ自分が巻き込まれるし。
まあ戦車ならモンスターに鎧を着せたほうが強いか。魔法あるし。スライムに鎧を着せて動かせないか考えてるんだよね。面白そうでしょ。まあミミックってモンスターはスライムの亜種らしいので擬態するスライムが生まれる可能性はある。物理的な変身ができる魔法も無くはない。八十万グリンだから買えなくはないか。高いけど。ちなみに質量のある残像も百万グリンで売ってる。ドッペルゲンガーって魔法だ。マナを大量に食いそうだけど作業用ストレージに入れておけば修繕して使い回しできるそうだ。いいな。作業用ストレージは買おう。
それにしてもスライムはいろんなことができるな。生物としてけっこう完成されてる気がするわ。進化させないとダメだけど。研究しよ。クロはいいスライムになるんだぞ?
「……!」
「おー、浮かれてぽよぽよ跳ねてる。可愛いなあ。枕にしても潰れないならいいんだけど」
「レベルが上がれば大丈夫よ」
「耐久力も高くなるのか。スライムだから数値の上がりが悪そうだけど」
「進化したらいけるわよ」
「どう進化させようかなあ。とりあえず私と同じ生活をさせてみるか」
ペットのいいとこはわかりやすいとこだよな。蹴ったり踏んだりしなきゃ私を嫌わないし。……うーん、やっぱり人間も好きなんだろうなあ。致命的に人付き合いが嫌いなだけで。気を使うのも加減がわからんし疑うのも加減がわからん。ストレスばっかり溜まる。人間失格だから死にたかったんだよなー。死んだら死んだで死にたくなかったと思うし、人間の心ってそういうもんなんだよな。
さて、スライムのエサの状態を見たらハクスラ継続しよ。レベル上がったから動きやすいぞ。なんかすごいことができそうな気がする。あ、ミネルバポイントももらった。なんに使おうかなー。
釣りとかもしたいけど、まあクロが強くなってからだな。モンスターに後ろから襲われたら今の私じゃ堪らんもんな。気づいたらマイルームあるしどうとでもなるけど。
そのうち上位精霊とか仲間にして探知を任せたりできるかも? この世界は本当にいろんなことができるんだな。
「ミネルバえも〜ん、次のステージお願いね」
「そのノリやめない?」
「私は飽きたらやめる」
「意外と飽きっぽいよね」
「楽しいことは好きだけどね」
ハクスラは飽きそうにないなあ。適当にザコを倒しまくるの楽しい。必殺技もできたし、やっぱりいろいろやらないとな。イメージ広がるう。現代科学も自在に操る魔女に私はなる!
☆きいろメモ☆
トレーニングルームの中に現れるものは物質としての実体は持ちません。ゲームで体の使い方を覚える未来型のゲームだと思ってくだされば。将来ブレインマシンインターフェイスが実用化されたらどうなっていくんでしょうね? 筋肉が成長しないのであらかじめ鍛えた人じゃないと強くなれませんね。
ちなみにスローロリスは毒を持っているので実は危険です。