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『誰』も読まないぜ!

なぁ、オマエ愛されていないか?


「へっ?藪からスティックになんだよ?」


名無しの権兵衛様の感想でやたらと擁護(ようご)されているんだ。私に報復までできるようになるんだ。


「そうか、やり返せるのか!」


しかも、私の頭が痛くなるようにされてしまった。


「ザマァ見ろだ。」


なので、次章で終わりだ。


「な、打ち切りか!?」


イジメも少なくする。


「オイオイオイ!オレが愛されたからって嫉妬しているのか!?」


そんなにニヤけるなよ気持ち悪い。ブックマーク4件の作品を続ける意味もないじゃないか。


「いや、読者数は増えてるだろ?」


そうなんだ、不思議な事にブックマークの割に読んでくれている人が居るんだ。やっぱりこんな主人公の作品を自分のブックマーク入れるのは恥ずかしいんじゃないか?


「いや、オマエの文章力が足りないんだろう?オレのせいにすんな!」


アイタタタタ。頭痛がイタイ!


「おい、大丈夫か?」


大丈夫だ。これも名無しの権兵衛さんに頂いた称号【因果は己に還る】の効果だ。もしかすると名無しの権兵衛さんは女性かもしれない。しかも若い。


「オレにもモテ期到来か!?でも、名無しの権兵衛さんだろ。男じゃないのか?」


言い回しが女性っぽいんだ。フラグも立ったし、ここで終わりとするよ。


「な、プロットはまだ有ったはずだろ?」


いや、アレは愛され主人公用だから、冒頭からすでにプロットから外れているんだよ。


「オレだって愛され主人公だ!!旅商人や盗賊団の話に、幽霊の服を着る話は!?」


旅商人と盗賊団はくっつけて奴隷商になったし、パンツが男前になっただろ?アイツは喋らない予定だったんだ。それに領主と会ったからエンディングへの最後のフラグが立ったんだ。


「じゃ、じゃあ、エンディングが決まったのか!?」


どうやら、Real BAD END (打ち切り)だけは避けられそうだよ。


「オレは幸せになれるのか!?嫁は貰えるのか!?」


さあ、どうだろうね?とにかくさっさと終わらせて、今度は私が愛されるように『愛され作者』を主人公にした話を書きたいんだ。


「オマエの話なんて誰も読まないぜ!」



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