ご令嬢とお父様1
まだ、一話の最後には繋がりません。もう少しお待ち下さい。
主人公は11才 、侍女のアンナは14才となっております。
「 主人公視点 」
皆様初めまして。私はディアローゼ・アルゼルダ 。
アルゼルダ公爵家の長女でごさいますわ。普通であれば、貴族の令嬢や子息は16歳の時に社交界デビューを果たすのですけれど、アルゼルダ公爵家は特別で、その権力と、社交よりも武術という伝統から、見逃されておりましたの。
そう、そのはずでしたのに...今私王宮に来ておりますわ。
5年前~王と宰相の話が終わった後から~
あら、急にドアがノックされましたわ。久しぶりに私の部屋でのんびりと読書しておりましたのに。
「お嬢様、旦那様がお呼びでございます。すぐに政務室にお出でくださいませ。」
彼女は私の専属侍女のアンナ。
子爵家の三女で私よりも3才年上でとても優秀ですのよ。
「 ええ、分かったわ どうもありがとう。」
もう少しくつろいでいたいですが、お父様のお呼びであれば仕方がありませんわね。行くとしましょう。
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