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黒い空間
初めてですので 支離滅裂ですがよろしくお願いします。
少年の話
懐かしい声がした。
大好きな あの声が あの笑顔が 脳裏に残っていた。
夢か現か 前か後ろか 上っているのか 落ちているのか。
何も分からない ただひたすら 黒い中で。
ずっと 何かを探している。
声が 笑顔が 思い出せそうなのに。
何とも もどかしい。
少しでいい。
この余韻に 浸ることを 許して欲しい。
僕は そっと 目を閉じた。
「────、××────。」
僕の名前を呼ぶ声が する。
「────××────。」
声が出なく 閉じた瞳から不思議と涙が溢れる。
何だろう。
この声は。
僕の名前は。
何だっけ。
楽しんでいただけたら幸いです。
この黒い街は 少年の話 から○○の話と続いていきます。