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限りなく水色に近い緋色【原作版・連載中止】  作者: 尾岡れき
第2章「使い捨てられる廃材たち」
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  ビーカーはフラスコを前に、現状報告をする。できることなら隠匿しておきたいが、遺伝子実験監視型サンプル【弁護なき裁判団】はフラスコの管理下にある。ある程度は自由な裁量を任されているらしいが、慎重に手を打たなければ、フラスコの逆鱗に触れる。────と言っても、感情的に支配する訳では無い。フラスコはむしろ柔和で、干渉は無い。人間という生き物が嘘と欺瞞で構成されているのは重々承知の上、と嘘の報告も意には関しない。ただし、と付け加える必要があるが。


  フラスコは感情的には支配しない。


  だが────嘘と欺瞞には、それ以上の嘘と欺瞞で冷然と返却する。実験室のフラスコの逆鱗に触れる事とは即ち、彼の研究対象になるという事でもある。彼は、この社会というシステムすら自分の実験室と思う節がある。智を探求する者は歓迎する。既存のシステムを破壊しようという志ある者も歓迎する。それが実験室のポリシーでもあった。


 試験官内の薬液がコポコポと音を立てる。


 所狭しと置かれた実験機材。

 そのうちの一つ、黒く無機質な箱型の機材がぶーんと音を立てていた。有望と思われる遺伝子サンプルのカケラに刺激負荷実験を行い、より強固な遺伝子へ進化するよう管理する。ここで作られた遺伝子プロトタイプか能力をもつ特別なニンゲンへの取っ掛かりになる。


 実験室のスタンダードは先天性遺伝子操作。いわゆる、精子・卵子の段階から遺伝子配合を操作し、理想のサンプルを作り上げる。だが、精度としては完全では無い。


 一方でフラスコやビーカーを始めとするチームが着手していたのは、後天性遺伝子操作。いわゆる、ある程度成熟、適正を見出してから遺伝子を改変させる手法と言える。昨今の廃材はこの実験が主と言ってもいい。成果は出てきており、やはり強い遺伝子、耐性を見極める必要がある。その為には、廃材と言う名の実験標本はまだまだ足りない。


「ビーカーが珍しい」


 ふっと、フラスコがにんまりと笑む。


「は?」


「素直じゃないか。データを確実に得てないのに、実直にレポートするとは」


「私は研究の為なら────」


「いいよ。【限りなく水色に近い緋色】を見た時のショックは私も一緒だ。根本的に見方を誤っていたらしい」


「は?」


「少し種明かしをすると、あの実験体には今実験している改変遺伝子の中では一番毒々しいものを培植させていたんだ。旧実験室では単純に【緋色】と呼んでいた」

 突然の情報公開オープンソースにビーカーは戸惑う。だが意に介する事なく、フラスコは試験官の薬液反応を見ながら、話を進める。


「この【緋色】を宿したサンプルの研究者がスピッツとシャーレ、トレーであり、プロジェクト責任者が、名目上、私だ。当時、私はたいして注目はしていなかったのだが、アレを見て感覚を狂わされた」


「アレ?」


 フラスコはパソコンのキーボードを弾く。スクリーンがゆっくりと下り、燃え上がる壊滅的な建造物の静止画が見えた。


「これは……第七研究室?」


「フラスコ、君は若いのによく実験室の経緯を知っているな。無知な研究は害悪でしかないと私は思っている。君のまっすぐな研究姿勢、私は好きだよ」


「しかし、これは山火事で機能不全に────」


「たかだか火事で機能不全になるような設備だと思うか、実験室が?」


 フラスコは微苦笑を浮かべた。


「最初の暴走がコレだ。発火能力パイロキネシスにより、第七研究室が壊滅。その余波で山火事を誘発した、と言えばまだ救われるが、事実はさらに酷い。暴走した彼女は、街を一つ潰したのさ」


 フラスコは画像を食い入るように見つめる。炎上ではなく、破壊。爆発の炎がこれからの凄惨な予兆を物語る。


「だからこそ、見誤ったというべきか。サンプルの名が【限りなく水色に近い緋色】とあるが、私の推測として此処からは聞いて欲しい。改変遺伝子は一つではなかったと思っている」


「水色……」


 ビーカーは直感的につぶやいていた。


「あえて言うならそうだろうね。緋色は発火能力パイロキネシスに特化した攻撃的な遺伝子サンプルだとしたら、水色は変容自由な学習型万能遺伝子と言えるかもしれない。まさしくエメラルド・タブレットへの近道とも言える、いい仕事だ」


 ビーカーは言葉にならない。自分としては、より強くより量産できるサンプルを、という想いだけで研究を続けてきた。だが、スッピツやシャーレの研究はより悪魔じみた────悪魔を産み落としたもの以外のナニモノでもないと思う。


 ましてフラスコは先程、なんて言った?


(街を潰しただと?)


 だがフラスコの言葉は続く。それを頭に叩き込む事に、ビーカーは必死だった。


「シャーレとスピッツが共同研究者にトレーを指名した時、私はもっと疑問に感じるべきだった。トレーは支援型サンプルの開発に特化した研究者だ。あの特化型サンプルの少年は自らを【デバッガー】と名乗っていたな」


 パソコンを操作する。トレーのかつての研究論文がスクリーンに表示された。


 ────遺伝子特化型サンプル不安定要素補完の為チームアプローチの可能性と検証。


 ビーカーは食い入るように見つめる。ピンぼけしていた焦点が定まったような感覚だった。


 今回のケースにおいてビーカーの解釈は、有能な支援型による指揮・補助・介入があったと思っていたが、現実はその上をいっていた訳だ。言うなれば戦場を理解し、攻撃型の特色に応じて配備、稼働撤退を指示、戦局を支配する支援型サンプル。それはまさに軍師のような存在と言ってもいい。


 【デバッガー】である彼は【限りなく水色に近い緋色】を安定稼働させる為の、もう一体の特化型サンプルという側面をもつ。


 それならば、合点が行く。揺さぶりをかける前に先手を打たれた事も、その後の監視システムの報告による廃材を機能停止にまで追い詰めた事も。攻撃型サンプル二人の動きのよさも。


 ビーカーから見て、あまりに統率がとれすぎていた。通常、実験の副作用故にサンプル達はあまりに我が強い。チームプレイが難しいメンツが多く、研究者は調整に手を焼くのである。


「廃材は【弁護なき裁判団】が保護したのだろう?」


 フラスコが聞いた。ビーカーは言葉なく首肯する。整理するにも脳が追いつかず、思わず声が出なかったのだ。


「ならば、ビーカー。お前の提唱する直接脳波干渉信号実験をこの機会にやってみるという手もあるな」


 ビーカーは顔を上げる。この男はこの土壇場で何を言い出すのか? だがフラスコは、涼し気に自分の実験行程を確認しており、最早ビーカーは視界に入っていない様子。


 彼女らのデータを採取せよ、という事か。


 一度、実験室は【限りなく水色に近い緋色】によって、壊滅的な被害を被った。だが室長フラスコは、それを潜伏期間として実験室に新体制を敷いた。禁忌とされた実験に着手しながら。今では政治とのパイプもより強固になっており、かつ公式には出ない秘匿された自由な研究機関である事も重要だ。


 【限りなく水色に近い緋色】を駆除するのは惜しい、というのは研究者としては理解できる。その半面、第七研究室の徹底的な破壊。これはデータベースには載っていなかった情報だ。


(調べる必要があるか)


 ビーカーは深く息を突き、室長の研究室を退室する。


 フラスコはようやく顔を上げて、歪んだ笑顔を見せた。


 彼にとっての実験が、ようやく開始されるだ。これを歓喜せずしてどうするか。薬液はコポコポと変わらず音を立てる。


 シャーレとスピッツに出し抜かれた感があるが、ようやくだ。絶対にエメラルド・タブレットを起動してみせる。ただそれだけを念じて────蒸留した薬液をフラスコは躊躇いもなく飲み干した。











 トンと、目の前に置かれた【モノ】に、ひなたも爽もゆかりも目を丸くするしかなかった。


「事情聴取とは言え、あくまで形式的なものだ。まぁそれでも食べて、くつろいでからさっさと終わらせようじゃないか」


 とむしろどうでもいいとでも言いた気な空気を醸し出しながら、県警捜査一課所属の遠藤遼警部補はマジマジと、ひなた達に笑顔を送る。


「これって……」


「カツ丼だ」


 遠藤はニンマリと笑う。遠藤以外のため息だけが、取調室に響いた。


「なぜ、川藤(カワトウ)君までため息を付く?」


 と部下である巡査部長にまで呆れられているあたり、彼の奔放さを物語っているが、爽は自身のペースを見失わないよう冷静になるように努めた。


 色々と思う所もあるが、今は波風がたたないようそれだけを考える。実験室と日本政府は少なからず繋がっている。県警とは言え、公的機関にひなたの存在が認知されるのは芳しくない。少なくとも調書にひなたの名前が載る。爽はどうしてもそれを意識してしまう。


「事情聴取と言えばカツ丼はセオリーだろ……」


 遠藤はまだ言っている。川藤はもう一つため息をつくと、調書を広げ始めた。


「氏名と住所から確認しますね、君が水原君だったね。ちょっとそれぞれ名前から書いてくれない? 漢字間違ってもいけないので」


「ちょ、川藤君、なに始めちゃってるの?!」


「警部補がふざけすぎるからです」


「いや緊張させちゃったらかわいそうじゃん? 形式的とは言え、怖い想いをしたのは彼女達なんだしさ」


「論外です。警察官の任務で形式だけなんてありえません。警部補の発言は職務怠慢意外の何ものでもありません」


「だけどねぇ、当の誘拐犯が国民国防委員会と思われる集団に回収され、誘拐は未遂で終わった。そもそも事件は発生していないんだよ? あ、棒付きキャンディい────」


「いりません。業務中の菓子並びに飲食は控えてください。僕らは公僕である事を警部補はもう少し意識をして頂きたいです」


「特務3係に公僕を意識するような仕事はこないよ、川藤君」


「それは警部補次第だと僕は思っていますが?」


「そのプレッシャーきついし、重いよ」


「未然に事件は収束したとは言え、第二の事件に発展する要素は十分です。羽島みのりちゃんの保護は急務です」


 と川藤巡査部長は羽島の娘を見やり言う。


「事件になっていないのに?」


「それを判断する為の事情聴取だと思いますが?」


「いちいち君は真面目でつまらないよ」


「お褒めに預かり光栄ですよ、警部補。ご許可を頂いたとみなし、聴取後、捜査一課の協力を打診すべきだと思います」


 息があっているのかあっていないのか、ひなたはそのやり取りのクスリと笑みを零した。ゆかりは呆れ半分、苦笑半分だ。一応、爽も微苦笑で応じてみせるが、警戒は解けない。時々、遠藤警部補が送る剣呑な視線を感じずにはいられないのだ。遠藤と川藤、二人の関係は噛み合っていないようでいて、絶妙に歯車が噛み合っている。その一挙一動で、相手をいかに翻弄させるか。全てはそこに尽きる気がする。


「まぁ前口上はこのくらいにして、事情聴取を開始させてもらおうか」


 と調書にそれぞれの名前を書き進める。


「他の二人はいいとして、ひなたちゃんの携帯電話の番号を─────」


「警部補?」


 目を細めて遠藤を見やる。


「い、いいじゃないか、川藤君! ひなちゃんは、僕の好みにどストライクなんだよ! 女子高生にときめく男を時として漢と言う!」


「言ってもいいですが、変質者リスト入り確定ですから、ゆめゆめお気をつけください。それと、そこの水原君を敵にしてしまったようですが、僕は知りませんからね」


 爽は冷静に努めていたが、川藤に察せられるぐらいには、ひなたが絡むと冷静を失うらしい。反省する反面、いかにして遠藤警部補を爽のもてる能力を駆使して機能不全にしてやろうかと普通に考えているあたり、自分も物騒だな、と思う。


「保育園での誘拐犯の立て篭もりに偶然遭遇した経緯を聞かせてくれ。あ、形式上だからね」


 と遠藤は気怠そうに────目を光らせて聞く。


「本当にただの通りすがりですよ。大きな声が聞こえたので」


 ここからは爽のターンだ。


「その声はなんて言ってたかな?」


「悲鳴、だったかな。今となっては、よく覚えてません」


 爽は思案する素振りで言う。いきなり畳み掛けて揺さぶるか。遠藤警部補は全くの遠慮は無いとみれられる。


「すぐに警察に通報するという選択肢があっても良かったはずだ。どうして高校生が突入なんて危険な事をしたんだ?」


「急がなきゃ、と思いました。どんな事態なのか、知るよしもなかったので」


「同時刻、正体不明の────言ってみれば逆探知不可な高技術ハッカーが、県警ネットワークに接続をし、情報閲覧をしてきた。結果被害はゼロだったが、心当たりは?」


 爽は内心、感心して口笛を吹く。遠藤警部補はとんだ食わせ者だ。サイバーテロの捜査にまで精通している。この短時間での情報収集に、羽島への追跡を含めて、何かしらの【噛み】があるのは間違いない。


 だが、それを顔に出す訳にはいかない。爽はきょとんとした顔で。


「はぁ……?」


 と首を傾げる。遠藤は、無言で爽の表情を読み取ろうとしており、川藤は調書にひたすら記載をしていた。


「ところで桑島さん」


 いきなり遠藤はゆかりの方を見て言う。


「保育園の施設を包み込むように電気反応があったんだが、あなたは何か知ってますか」


 ゆかりは固まった。マズイ────と爽は思う。そして、やはりとも思う。この刑事たちは何もかも情報を収集した上で揺さぶっている。一見、遠藤はオチャラケて、ひなたに惚れたという尻軽さを見せる。その上で、まるで無関心を装っていた、ゆかりに向けて核心をつく。公的機関と実験室が繋がっているのは、非公式な事実だ。むしろ日本政府は、実験室のテクノロジーに頼りきっている面もある、と【あの人】は言う。情報収集のスピードの速さも頷ける。


 だからこそストレートな質問を、情報戦を性格的に不得意とするゆかりに対して、露骨にぶつけてきたのだ。


 ゆかりが固めた拳から青白く発する光が抑えきれず────


 と、トントンとノックする音で、視線がゆかりの手に行く事はなかった。爽は静かにゆかりの手を握り、能力のブレーキをかけた。

 それを見ていたひなたが不安に耐え切れなくなったのか、火花を両手から散らせるのが見えた。爽は迷わずひなたの手も握る。


(ダブルでブレーキか、勘弁してくれ)


 爽は内心のみで愚痴をこぼす。表情は変えない、絶対にだ。だが、とも思う。能力が未知数にしてコントロールに苦慮していたひなたは、爽の能力によるコントロールがあったとは言え、転校して来てから寧ろ安定しすぎていたのだ。その反動は充分考えられただけに、自分の見通しが甘いとも言える。


 だが当の刑事二人はそれ所ではなかった。一人の女子高生が彼らの許可を待つこと無く、慣れた様子で入ってくる。ひなたと同じ制服で、リボンタイの色が違う事から、同じ学校の一学年上というのはひなたでも分かったが────爽は言葉を失う。冷静さはとっくに欠けてしまっていた。


「爽君?」


 ひなたが首を傾げる。ゆかりはやや好奇心と好戦的な目で来訪者を見ていたが、当の来訪者である彼女はお構いなく、刑事達に目を向ける。


「うちの爽君がお世話になったね、遠藤さん。川藤さん」


 小さく笑んで、彼女が言うのと


「……姉さん」


 と爽が呟くのは同時だった。ひなたとゆかりは目を点にするしかない。


「────トレー」


 と遠藤と川藤が同時に、音が何一つぶれる事なく、まるで機械的に発せられたのを、確かに爽は聞いた。


「水原茜で呼べって言ってるのに、毎度頭悪い。僕は少し機嫌が悪いんだけど、解体バラしてもいい?」


 その言葉だけで戦慄させるのに充分で。川藤は無表情に調書をしまう。遠藤は露骨に不機嫌な表情で天井を睨んでいた。


「遠藤さんと川藤さんなら事情聴取の必要もなく、情報分析が済んでいるでしょ? それ以上の揺さぶりは、単なる恐喝でしか無いと僕は思うけどね。選挙権を持たない非力な高校生だけど、僕と爽君なら君達の情報を白日のもとに晒す自信があるよ。お互い、無傷でいられないという選択もいいかもね、遠藤さん?」


 水原茜はにっこり笑っていった。それから、と付け加える。


「羽島みのり嬢に関しても、こちらで保護させてもらうね」


「それはあまりの身勝手過ぎないか?」


 遠藤が呻いた。


「監視システムを使えばいい。今の僕の拠点は把握済みでしょ? 問題は無い。何かあれば随時コチラからメールでレポートを送るし、遠藤さんと川藤さんの協力も期待したいしね。日本の警察官の中でも、遠藤さんと川藤さんが優秀なのは知ってるから、期待してるよ」


 そう水原茜は言い捨てて、笑顔で部屋を出ていこうとする。爽は脇目も振らず姉と名乗る少女を追いかける。ゆかりが、みのりの手を引きながら慌てて続き、そしてひなたも────出る前に振り返る。刑事二人の目は、電池が切れたように空虚に見えたのは、ひなたの気のせいだったのだろうか?


 ひなたは慌てて、爽達の後を追いかけた。











【システムをレベル2に上げ、ターゲットを監視します】


【トレー介入をフラスコへ報告。あわせて回収した廃材の状態チェックを急げ】


【現在、第3研究室にてシリンジが調整中です。フラスコより第二次計画書がシステムに送信されてます。多重暗号化の為、現行ネットワークでは解凍できません。】


【メインシステムに再送。戻り次第、検討に入る。それまではトレー・宗方ひなた・水原爽・桑島ゆかりの監視に注力とともに、トレー以外の戸籍データ、生活歴を検索】


【了解しました】


【実行せよ】


【Enter】


 接続が切れるのを確認し、遺伝子実験監視システム【弁護なき裁判団】は、舐めていたキャンディを噛み砕く。同じように遠藤が、川藤が、同様にキャンディを噛み砕く。


 がりがりがりがり。


 キャンディのように砕いてやる。


 そう呟いたのは誰だったのか。


 無機質な音が響き、三人とも目の焦点を失いながらも同じ動作、同じ行動を繰り返し────その動きは唐突に止まったのだった。


 


次回 限りなく水色に近い緋色

そして何気ない日常が戻ってきた……?



今回は余裕なくおまけコーナーはお休み(え?)

推敲がほとんどできず誤字脱字が多いかもしれませんが

ご容赦の程を。

お読み頂き有難うございました。


■■■

2014.12.15 修正

「第七研究室────ちが────これは第一次細胞工場?」というビーカーの台詞を

「これは……第七研究室?」と変更させて頂きました。


他、第一次細胞工場の表記を削除、第七研究室に置き換えております。

作者のプロットの詰めの甘さをここにさらさせて頂きます(泣)


作者 拝


■■■


2014.12.20


感想欄からご指摘を受け、誤字を修正いたしました。


作者 拝

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