表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
限りなく水色に近い緋色【原作版・連載中止】  作者: 尾岡れき
第1章 限りなく水色に近い緋色
1/48

First Word

限りなく水色に近い緋色に





手を伸ばす事がこんなに簡単で難しくて

迷う事を繰り返していた夜を繰り返していたから

引き返したくない道を選ぶことにしたんだ


つまり それだけで

ただ  それだけで


君を助けたいとか 同情とかじゃなくて

一緒の空気を吸って

言葉だけ交わしただけで

パスルのピース 嵌った感覚で

君を見ていた 僕の本能が


何がどうで

理由がどうあれ

考える事ならヤメにしたんだ


つまり それだけで

ただ  それだけで


君がいて 過去があって

僕がいて 今があるなら

君と僕でつながって

手を伸ばして 触れてくれないかい?


それから 本当の音色を聞かせてあげる


君を助けたいとか 同情とかじゃなくて

一緒の空気を吸って

言葉だけ交わしただけで

パスルのピース 嵌った感覚で

君だけを見ていた 君だけ見てた


何がどうで

理由がどうあれ

考える事ならヤメにしたんだ


君を泣かせた 全ての仄暗さ

魔法も奇跡も最初から無いけど 吹き飛ばして

ただ最初から始まっていた必然と


まっすぐな僕の心音シンオン


限りなく水色に近い緋色に 

折り合わせて 歌にして届けたいだけ


君がいて 過去があって

僕がいて 今があるなら


君と僕でつながって 未来あしたになって

手を伸ばして 触れさせてくれないかい?


つまり それだけで

ただ  それだけで


君の心音シンオンを触れさせてくれないかい?



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ