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第二十八話

「……」

 宮中女官団所属、栗須明奈(20代前半?)の顔は、それはそれは大変なことになっていた。

 もし、肌にセンサーがあれば、シワ警告が鳴りっぱなしだろう。


「―――で?」


「いやぁ。私の方が驚きましたよ」

 へたり込んで、バスタオル一枚で前を隠すだけの栗須の目の前に立つ男が、笑いながら言う。

「すぐそこの部屋を目指していたのに、なんでこんな所へ出たか」

「テレポートしようとしたのですか?」

「テレ?……ああ。まさにそれです」

「何のために?」

「さぁ?」

「……まぁ、いいでしょう」

 栗須は言った。

「華雅女子学園には、幾重もの霊的、魔術的結界が展開されています。テレポートなんて出来ません」

「ああ。そういうことですか」

 ポンッ。

 男は感心したように手を叩く。

「成る程成る程……勉強になりました。それでは、ご機嫌よう」

「待ちなさい」

 ガシッ。

 栗須は横を通り過ぎようとする男の足首を掴むと、思い切り力を込めた。

「痛っ!痛い痛い!」

 男はたまらずに悲鳴を上げた。

「……嫁入り前の女の肌を見て、無事で済むとお考えですか?」

 普通なら、突然人が目の前に現れても、栗須はそれほど動じることはなかったろう。

 そう。普通なら。

 

 問題は、今の栗須の姿と場所。


 場所は露天風呂。

 栗須はバスタオル以外、何も身に纏っていない。

 一言でいえば、とんでもない状況。なのだ。


「は?ははっ……これは失礼」

 男はうやうやしく一礼して言った。

「実にお見事なプロポーション。感服いたしました」

「とってつけたようなお世辞なんて嬉しくありません」

「えっ?困ったなぁ」

 ちらり。と栗須を見た男が訊ねる。

「見抜かれるとは……どうすれば許してくださいます?」

「とりあえず」

 栗須は引きつる顔で、無理矢理笑顔を作った。

「目玉をえぐり出して、ペンチで指を一本ずつ潰して」

「ははっ……ご冗談を」

「安心してください。私、かなり本気ですから♪」

「かなり本気で逃げたいのですが」

「逃がしません」

 グイッ。

 手に力を込め、ようやく笑顔になった栗須に、男は言った。

「あたたたたっ!す、少しお時間をいただけませんか?仕事が終われば、すぐに帰って来ます!土下座くらいはしますから!」

「頭を潰して欲しい?まぁ。なんて殊勝な」

「あの……どういうお耳を?」

「こういう耳です」

 栗須はベタベタなギャグで応じた。

「キュートでしょう?」

「ええ!もう!」

 男は揉み手までして笑顔で頷いた。

「このグリム・リーパー、心底敬服するほど立派なお耳です!」

「まぁ。お世辞がお下手♪」

栗須は微笑みを崩さず、

「それでは、このお耳に、あなたの悲鳴に命乞い、断末魔。ありとあらゆる無様な叫びを、たっぷりと聞かせてくださいね?」

「だからどうして……」

「泣きそうになってもダメです。女の肌を見た代償は、死のみです」

「結婚してからも同じこと言うんですか?」

「―――どうせっ!」

 栗須は掴んだ足首を力任せに振り回し、グリムを露天風呂の巨石めがけて叩き付けた。

「どうせ私は……私はっ……っっ!!」

「な、何だか、暗い過去がおありのご様子ですが」

 いつの間にか、グリムは栗須の背後に回り、その肩に優しく手を回していた。

「あなたほどの器量ならば幸せは望みのままです」

「……グスッ。本当ですか?」

「ええ。では、私は仕事がありますので失礼いたします」

「……はい」

「所で、春菜殿下のお部屋は、隣の建物の4階でしたね?」

「ええ。4階の401号室……えっ!?」

「ありがとうございます。では」

「ま、待ってください!」

「はい?」

「で、殿下に何のご用です?」

「ああ……ちょっと」

 グリムは頭をポリポリ掻いた後で言った。

「殿下の血を少々、いただきたく」

 ブンッ!

 栗須のモップは、空を切り裂いただけだった。


―――まずいっ!


「く、栗須さんっ!?」

 すれ違うメイド達が驚愕の眼で自分を見ているのはわかる。

 だが、服を身につける時間すら惜しい!

 どうせ、周囲は女ばかりだ。

 少なくとも、男の視線を気にする必要はない。


 たとえ、部下達が凍り付いていても、

 「栗須殿が発狂された!」とか、

 「欲求不満が頭に来たみたいです!」とか、

 「黄色い救急車を呼べ!」とか、

 普通なら無事タダではすまさない言葉が背後で飛び交っても、そんなことは知ったことではない。


 大切なのは、殿下の御身だ。


 グリムとか言った男は言った。


「ほんの少しでいいんです。ほんの100cc程度。その程度の献血をしていただければ」

「高貴なるお方の血を何だと心得て!」

「いや―――ホントに後遺症はないんですよ?」

「信じられるものですか!」

「仕方ないですねぇ」

「諦めて帰りなさい!」

「では―――強硬手段です。もしかしたら、死ぬかもしれませんけど。恨まないでくださいね?」


 メイドの禁則事項を駆使した栗須がモップを手にしたその瞬間、グリムの姿が、その視界から消え、そして栗須は露天風呂から素っ裸のまま、飛び出したのだ。



 バンッ!


 手荒くドアを開けた栗須は叫んだ。

「殿下っ!」

「―――?」

 ドアの向こうで、大福餅にかぶりつこうとしたままの格好で春菜が凍り付いていた。

「ご、ご無事で?」

 夜、お腹が空いたからといってお菓子を食べることを、春菜は栗須によって厳禁されている。

 その現場を押さえながらも、栗須の口からは怒鳴り声ではなく、涙混じりの安堵のため息が漏れる。

「……私は、大丈夫ですが」

 春菜が心配そうな顔で言った。

「栗須は……大丈夫ですか?」

「は……ははっ……」

 その場にへたり込む栗須に、恐る恐るといった感じで、春菜が言った言葉ですら、今の栗須には何より嬉しい。


 よかった。

 襲撃はなかったんだ。

 殿下が無事。

 それなら、何もいらない。

 

「ま、待ってくださいね?今、精神科の先生を呼びますので」

「い、いえ……お気遣いなく」


 よかった。

 本当によかった。

 栗須は泣きながらそう思った。

 相手は、この華雅女子学園に展開されている、近衛の上級魔法騎士ですら突破が困難な結界をものともしなかった猛者だ。

 あんなのに襲われたらどうなるか。

 正直、考えたくすら、ない。


 全裸にモップ一つで寮内を駆け回ったことについては、あえて考えないことにしよう。

 あれこれ言ってくれた部下達は、訓練の名目で生まれてきたことを後悔させればそれで十分だ。


「ああ。こちらが殿下のお部屋でしたか」


 部下へのシゴキプログラムを頭の中で考え始めた栗須の背後から聞こえた間の抜けたような明るい声に、栗須は黙って頷いた。


「では」


 ガタッ!


 何かが倒れる音に、栗須は我にかえった。


 ―――えっ?


 私は今、誰と話したの?


 今の声―――


 頭を上げた栗須の視線の先。


 そこには、椅子から崩れ落ちた主君の姿があった。


「……殿下?」


 返事はない。


 真っ青な顔で、床に倒れている。


「殿下」


 体を揺すっても反応がない。


「殿下!」


 そして、栗須は見た。


 春菜の首筋。


 そこには二つの穴。


 それが、何を意味するか、栗須は経験で知っていた。



「殿下ぁぁぁぁぁっっ!!」





 日菜子殿下遭難、暗殺未遂

 福井かなめ負傷

 瀬戸綾乃誘拐

 そして―――


 春菜遭難。


 事態は最悪に向かっていた。


 検査に当たった療法魔導師が居合わせた者達に検査結果を告げる。

「殿下は今、気を失われているだけとしかいいようがありません」

「御身に後遺症のようなものは?」

「残存する魔力の波動は、見たことのない種のものです―――何ともいえません」

「……」

 苦い顔で報告を聞くのは樟葉達、泣く子も黙る近衛幹部だ。

「身体的な被害については、首元の出血痕以外、何も見受けられませんが……」

「どうやら我ら饗庭家というのは」

 樟葉は投げやりに言った。

「本当に、失態の責を取って腹を切らねばならない運命のようだな」

「閣下!」

 青くなった側近達の中から厳しい声が飛ぶ。

「冗談だ―――そういってもらいたければ、もう少しマシな報告をしてくれ」

「……」

「冗談にならんぞ?これは」


 樟葉の言い分ももっともだ。


 日菜子の命により、療法魔導師を連れて派遣された樟葉達幹部も、何が起きたか、何が起きているのか、詳細が全くわからない。


 そして、それは敵も同じだ。

 わかっていることなんてたかが知れている。

 宮中女官団最強(正しくは最恐)を謳われる栗須ですら、一瞬の隙を突かれるまでその存在に気づくことすら出来なかった猛者だということ。

 男性。

 春菜の血を求めてきた。

 殺意は否定していた。

 その程度にすぎない。


「……」

 ベッドに横たわる春菜の寝顔をみつめる樟葉の顔は苦虫を噛み潰したようなそれだ。


 吸血鬼事件以来、警護を薄くしていたのが裏目に出たか?


 樟葉は自問した。


 いや。違うな。


 敵が手練れすぎた?


 それも違う。

 

 敵が、特殊すぎたのだ。


 そうとしか言い様がない。


 かつて、単独でテロリスト一個中隊を撃破してのけた、あの恐るべきワンマンアーミー、栗須明奈を出し抜いたのだ。

 

 はっきりただ者ではない。


 そう、言い切れる。


 魔法騎士?


 違う。


 そんな、生易しい相手じゃない。

 そんな相手なら、今頃、栗須がカレーの具にでもしている。

 ―――食べたくないけど。


 水瀬から報告は上がっているアイツに違いない。


 獄族ごくぞく


 死に神と名乗る、神族・魔族に次ぐ第三勢力。


 それが、春菜殿下を……いや、皇室を襲った?


 何故?


 その瞬間、樟葉の脳裏に浮かんだのは、一人の少女の姿だった。

 普段なら大した感慨も持たない、単なるブラウン管の向こう側の存在、それは今や樟葉にとっては憎悪の対象と成り果てていた。


守屋もりや

「はっ!」

 脇に控えていた樟葉の副官が直立不動の姿勢で一歩前へ出た。

「瀬戸綾乃の件、その後報告は?」

「事件を追っている水瀬少佐からは何も」

「そうか……」


 ベッドに寝かされた春菜の回りで療法魔導師達が魔法をかけては集まって、何かを話し合っているのを横目で見ながら、樟葉は続けた。


「南雲大尉は?」

「水瀬邸にてルシフェル少佐と合流、現在待機中」

 かなめは失血により使えないものの、イーリスを代役に充てているから、問題はない。

 南雲とルシフェルと合流して水瀬邸にかくまっている村上達の護衛についている。

 阻止戦力としては十分すぎるはずだ。


 だが―――

 樟葉は自らの楽観視を戒めた。

 敵は村上達を狙って南雲達と接触、これを撃破すれば終わりだと思っていたが、敵は予想外の行動ばかり繰り返す。

 その度に翻弄されてきたのだ。

 全く、敵の意図が読めない。

 目的外のことばかり繰り返すことに、何の意味があるというのだ?

 それとも、村上達の事は、本来から目的ではなかったとでもいうのか?

 馬鹿な。

 それでは、敵の本当の目的とは何だ?

 それが、見えない。

「……ちっ」

 まるでバカにされているような嫌な錯覚すら覚える。

「守屋」

「はっ」

「敵の行動分析を……作戦課ではなく、魔導軍の清羅様に依頼しろ」

「清羅様に?」

「そうだ」

 樟葉は守屋に言った。

「玉座を吹き飛ばした間抜けな部下の失態の尻ぬぐいに必須の情報だ。そう言えばわかる」

「面と向かって、閣下がおっしゃって下さい」

「お前はあの方に気に入られている。殺しはすまい」

「もし殺されたら?」

「二階級特進させてやる」

 樟葉からのにべもない言葉に、守屋は力のない声で言った。

「心強い励ましで」

「行け。第一分隊は、ここに通じる通路で一晩待機させろ。栗須は?」

 樟葉が声をかけたのは、司令部から派遣されてきた栗須の代役の女官。

 華雅女子学園武装メイド隊総隊長の太田がそこにいた。

「つい今し方まで、モップで腹を切ろうとして大騒ぎでした。今は鎮静剤を投与して」

「春菜殿下の側に。武装してだ。失態の責を、戦功を持って取らせろ」

「……了解」

「私はここに残る。他の者は別室にて待機しろ。代理の者が来るのは?」

「翌朝0630。左翼第二中隊から女性魔法騎士10。それまで護衛につくのは、一人残らず男です」

「そうか……」

「はい」

 幹部達全員が頷く。

「……」

 無言で立ち上がった樟葉は腰の刀を抜きながら怒鳴った。

「貴様ら、あたし達の性別、言ってみやがれっ!」



「あのぉ……」

療法魔導師の一人が恐る恐るという感じで声をかけてきたのは、樟葉が幹部全員をしばきあげた時だ。

「ハァハァ……なんだ?貴様も同罪か?」

「い、いえいえ!滅相もない!」

 首がもげるのではないか?という勢いで首を横に振るのは、療法魔導師達で編成される魔法施療隊隊長の手塚だ。

「よ、よろしいですか?」

「かまわん。言ってみろ」

 樟葉は荒い声で言った。

「内容次第では殺すが」

「……せ、せめて閣下だけで」

「?」

 手塚は震えながら言った。

「春菜殿下のお体のことで」


 控え室に入った樟葉に、手塚は言った。

「失血だけでは、事態はすまなかったようです」

「何?」

「魔導師達は私から箝口令を発しています。後には、私を含めての記憶操作が必要ですが」

「待て」

 樟葉は手塚の言葉を止めた。

 手塚は何かを思い詰めている。

「順を追って話せ。何があったというのだ?」

「……我々は、殿下の御身と御心の検査を行い、その結果として、少なくとも、御身に影響は残らないと判断いたしました」

「先程、魔法による被害を報告していたな。……精神面で、何か問題でも?」

「……」

「どうした?」

「殿下が、何故、皇位継承権第三位であらせられるか……ご存じかと」

「第三皇女だ。当然だろう?」

「第二皇女であらせられる日菜子殿下が第一位ですが」

「……待て」

 樟葉は手塚の言葉を止め、自らの考えをまとめた。

「“統べる力”に、何か?」

「詳しくは、専門部隊に委ねなければなりません。しかし」

「……」

「我が部隊全員の共通した見解です」

「……言え」

「今の春菜殿下の“統べる力”は、覚醒段階にあります」

「かく……せい?」

「そうです。力の初期発現段階の兆候がみてとれます」

「それが……どうした?殿下も皇族ならば、そのお力があるのは当然だろう?おめでたいことではないか」

「日菜子殿下を上回る力を、今の段階でお持ちです―――そう、申し上げても?」

「!?」

「敵による意図的なものかもしれませんが……我々は別の認識を持っています」

「話せ」

「はい。その……春菜殿下は、力を持っていらっしゃらない。世論ではそう思われていますが?」

「知っているし、そうなんだろう?」

「それが根本から違っているのです。我々はこう見ています―――殿下は、お力を持っていないのではない、眠っているのだ。そして、その力は限りなく未知数だと」

「つまり?」

「はい……その」

「はっきりしろ」

言いよどむ手塚に樟葉は厳しく先を促した。

「敵に襲われ、恐らく精神攻撃を受けたことにより、本能的なレベルにおける防衛本能か働き、眠っていた力が目覚めただろう……と」

「……してやられたな」


 敵が狙ったことかはわからない。

 もし、狙ったものではないとしても、敵はとんでもない置き土産をしてくれた。

 「統べる力」

 王権の力。

 その力の及ぶ所は、魔法の有効範囲だけではないのだ―――。


「手塚」

 重々しい声で、それを知る樟葉は言った。

「……はい」

「この事は絶対に内密に」

「心得ております」

 手塚は言った。

「我々は速やかに別部隊による記憶操作を受けます」


 樟葉は黙って頷くと、控え室を出た。


 冗談ではない。


 とんでもないことしてくれた!


 手が知らずに刀の柄を握る。


 皇位継承権者の証“統べる力”


 それが弱いという理由。

 ただそれだけで、血筋の上では姉である身が、力の強い妹に継承権を譲ることを、世論があっさりと認めるほど、その力を持つことの意味は大きい。


 一度決められた継承権の順位がもう一度入れ替わる?

 冗談ではない。

 先帝の娘としての継承権順位とは違うのだ!

 今更、継承権順位がひっくり返るようなことがあれば、どのような混乱が引き起こされるか……。


 樟葉の脳裏に、継承権に絡んで暗躍しそうな人物、組織の名が分厚いリストになって浮かぶ。


 いずれも、その社会的地位、影響力は侮れる代物ではない。


 だからこそ、皇室近衛騎士団のトップとして、日菜子に忠誠を誓う者として、樟葉は自問せずにはいられない。


 それが、敵の真の狙いだとしたら?と。


 すぐにそれは別な意見に否定される。


 いや。


 もしかしたら、本当に偶然の産物かもしれない。


 違う。

 樟葉はその楽観論を戒めた。


 違うんだ!


 樟葉は強く頭を振った。


 もう、春菜殿下を襲った敵なんてどうでもいい!


 そんなものはあのバカ息子に任せる!


 私はもっと大変な仕事がある!


 きっかけは、もうすでに起きてしまったんだ!


 時計の針は元には戻せない!


 起きてしまったきっかけが、今後何を産むのか―――


 私はそれを考えればいい!


 日菜子殿下と春菜殿下の皇位継承権争い?


 そんなものでは済まないんだ!


 背後で日菜子殿下と対立する京の宮家達、議員達―――。

 彼らが騒ぎ出す。

 まつりごとがまるでわからない春菜を担ぎ上げ、様々な大義名分の元、自らの利権のみに執着するあの愚物等が暴走すれば最悪―――。


 最悪……



 帝国動乱



「冗談ではない!」

 樟葉の背中を、冷たい汗が走った。




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