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第3話 いつでもおいで

次の日の私は、放課後まで待てなかった。


どうしても先生に会いたくて、昼休みに友達と一緒に体育教官室へ向かった。


ドキドキしながら扉をノックする。


「はい」


中から先生の声が聞こえた。


私はそっと扉を開ける。


「こんにちは」


すると先生は、いつもの笑顔で言った。


「おっ、つっちー!こんにちは!」


本当に名前を覚えてくれている。


それだけで嬉しかった。


私は手に持っていたお菓子を見せた。


「一緒に食べませんか?」


そのお菓子にはディズニープリンセスの絵が描かれていた。


先生が手に取ったものにはシンデレラが描かれている。


すると先生はお菓子を見ながら言った。


「シンデレラはここにいる」


そう言って私の方を見て笑った。


私も思わず笑ってしまう。


すると先生は、


「やっぱり笑顔がいいね」


と言った。


私は一気に顔が熱くなる。


先生のおかげで笑顔になれるんです。


本当はそう伝えたかった。


でも恥ずかしくて言えなかった。


しばらく話していると、先生が聞いてきた。


「まだ時間いいの?」


長居しすぎてしまったかな。


そう思った瞬間、


「バスケのボールあるから、一緒にバスケしない?」


先生はそう言った。


嬉しかった。


休み時間が終わってほしくなかった。


このまま時間が止まってしまえばいいのに。


そんなことを本気で思った。


少しだけバスケをした後、私は勇気を出して聞いてみた。


「また来てもいいですか?」


迷惑だったらどうしよう。


返事を待つ時間がとても長く感じた。


すると先生は、いつもの笑顔で言った。


「いつでもおいで」


その言葉が嬉しくてたまらなかった。


私は何度も心の中で繰り返した。


いつでもおいで。


先生のその明るさと優しさが、私はとても好きだった。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


当時の私は、好きな人と少し話せるだけで一日中幸せな気持ちになっていました。


今振り返ると些細な出来事ですが、その頃の私には全部が特別でした。


次回も読んでいただけたら嬉しいです。

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