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番外編「お風呂上がり」

「お風呂上がりましたー」

そこには.....メガネをかけながら本を読んでる京本さんがいた。

いやちょっと待てよ。

可愛すぎるんだけど!?

タオルで濡れた髪を拭きながら上から京本さんを覗いた。

「何の本読んでるんですか?」

「今回は推理系。凛ちゃんも今度読む?」

「いや、本苦手なので」

会話は早々に終わり、京本さんはメガネを掛け直して本の続きを読んでいた。

本音はずっとこのまま見ていたいけど、邪魔になるだろうし先に寝ちゃおっと。

ソッと静かに立ち上がり、寝室に行こうとした。

「えちょまって凛ちゃん?」

「はい」

「まだいてよ」

「え?1人の方が落ち着きません?」

「何言ってんのよあなた。ここ来て」

そう言いながら京本さんは足と足の間を叩いてきた。

「…..」

「どうした?」

いやいや、そんなゼロ距離でどゆことだよ!この人は恥じらいも何もないの!?

「あ、じゃあ私も」

私は寝室に行き、読み途中の本を持ってきた。

「私も一緒に読書します」

唯一、読み進めている本があった。それは、京本さんが貸してくれた本。大学のレポートで必要なジャンルをたまたま京本さんが持っていて貸してくれた。

「どこまで読み終えた?」

「えっと….この付箋まで」

「結構読んでるじゃん!えらい!」

「わたしだって読めば早いですよ?」

「へぇ〜。のろけな凛ちゃんでもー?」

「さいてー」

変な会話をしながら、いつの間にか京本さんの顔が肩に乗っかっていた。



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