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ばけもの子供の物語

私はばけもの。だけど可憐なアイドル

作者: リィズ・ブランディシュカ



 ばけものの女の子。


 だけど可憐なアイドル。


 皆に必要とされる女の子。


 それが私。


 ばけものである事は、異常なんかじゃない。一つの個性。


 火を吹いたりできる事は危ない事?


 そうじゃないでしょ?


 この力は、私のステージを輝かせるためにあるの。


 とても珍しいから、とっても目立つ、私のすごい武器。


 だからほら、皆が私に注目している。


 炎の中で、きらきら夢を振りまいて踊れば、皆歓声をあげてくれる。


 虹を出すアシスタントも、星を出す演出家も、みんなばけものだけど、その力は怖くない。


 私は皆の期待に応えて、歌って、踊って、にっこり笑う。


 とっても楽しい。


 きっと皆も楽しい。


 ほら、これなら。


 個性だって思える。


「ばけもの」だなんて気にし続けるのは、損でしょ?


 人間と同じ心で、価値観なら、共存できるはずだもの。


 そこにある才能は活かして、使わないと。




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