黒歴史の浄化方法～浄化のためには過去の黒歴史小説の世界に行かなくてはならない……だと？～

『……略……
「そっちだ！　逃がすな！」
深夜の森に怒声が響き渡る。木の上で一服していた真理が、その声を聞き深いため息をつく。煙と一緒に現実も吐き出したい。……略……』

引っ越しで心機一転するはずが、昔書いた厨二小説達と向き合うことに。

黒歴史図書館の司書見習いだとのたまう俺の昔の相棒(ガラケー)の策略で、未完の物語を完結させるべく、小説の世界に入り込まなくてはならないだと？

最近流行りの小説やアニメをひねくれた視点で見ていた隠れオタクの山田太朗。
悪魔の威を借るうりぼう(ガラケー)と、人気のある小説とは？設定って？キャラって？をぼやきながら、自分のかつての作品(黒歴史)と向き合っていく。

……そういえば、引っ越し祝いに姉貴が来るのを忘れてた。
BL、ヤンデレ、オフィスラブ、どんなジャンルも大好物な恋愛脳。うりぼう(ガラケー)と会わせたら大変なことになりそうなのだが。。。

※『』タイトルが黒歴史小説となります。それだけでも読めます(遠い目)
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