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重力波・念動力のもたらす層流と渦動の世界 霊剣奇譚 

国術院の少年少女たち 霊剣奇譚 1

 宇喜多秀明。彼は脳まで筋肉でできているような高校生。それでも地区一番の進学校の一年生だ。彼にとって、進学は苦しみの元凶。特に、古典の先生の声は、彼にとって呪詛もしくは呪いだった。
 ある日、呪文のような古文を覚えることになったところから、彼の高校生活は脱線していく・・・脱線の先に聞かされたのは、彼が生活している煬帝国を取り巻く危機だった。

 煬帝国では、民たちが幸せに暮らしているはずだった。彼らは、たとえ死んでもふたたび帝国の中で生まれ変わる。それが輪廻転生の力であり、その力は、帝国中の要となる人間たちや神邇(じに)たち、そして太極と呼ばれるデバイスが発動させている渦動結界(タブラカス)によってもたらされていた。
 帝国は、渦動結界を守ることでユーラシアの民たちに輪廻転生を約束していた。他方で、その結界の破壊を図ろうとする謎のテロ組織「鬼没旅団」の工作員(エージェント)たちが、帝国内部と周辺に出没し始めていた。
 帝国は、工作員(エージェント)に対抗するため、レッドカトリックとともに国術院を創設してアサシンを育て、その脅威に対抗した。

 秀明はその国術院に転入することになった。そこには、彼と同じように転入してきた女子生徒がいた。それは権西姫。やがて、二人はアサシン候補生たちの中でも、とびぬけた異能を有していることが明らかになる。
 そんな時、フィールドワーク中の事故をきっかけに二人は辺境に流れ着く。そこで二人は心を通わせ、一人娘を得た。だが、秀明が研修への復帰を急いだことがきっかけで、家族は帝国と鬼没旅団とに分かれてしまう。
 
 家族の間の愛と敵意。帝国側と旅団側という相容れぬ二つの陣営が、他方を完全にせん滅するまで続く戦い。その戦いの中で、彼ら家族、また彼らを取り巻くアサシン、神邇(ジニ)、工作員たちは、それぞれの定められた道へと進んでいく。
 そして、ついに、決戦の場で家族たちは互いに相手が誰であるかを知らずに対峙しあう。
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