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はじめに
吹田事件に警察予備隊が関わっていたら?
先の朝鮮戦争開戦後、日本共産党が引き起こした騒動事件の一つが「吹田事件」でした。
これは共産党の、「朝鮮戦争への関与」という意味で重大な意味を持つものでした。
もしかしたら、日本共産党の手により朝鮮半島の戦争に日本本土が直接、巻き込まれたかもしれない気味悪い話です。
史実では、アメリカ空軍が当時運用していた伊丹基地(今の大阪国際空港)は後方の基地として朝鮮半島への補給に関わっていました。
また国鉄の吹田駅は東海道本線の中でも貨物の操車場があり、朝鮮半島に送る補給物資の輸送ルートの一つでした。
この2つのうち、伊丹基地には攻撃を断念して、吹田駅構内には乱入したりしています。
この話では、もし彼らにそこそこの武器が与えられ、伊丹基地を襲っていたらを、簡単に描いてみました。
とは言え、史実であった山村工作隊やら当時の共産党の活動ぶりは、理屈ばかり先行した、絵にかいた餅みたいな話が残されてますから、派手な戦果をあげるのは夢物語でしたが。
なんかパッとしない共産党の攻撃でしたが?