2頭 擬態って凄い!
前回のあらすじ
筋肉もりもりマッチョマンの怪物を倒して女性二人を助けたら、椿はペットに成りました
「起きて……起きて……ツバキ……」 うーん……ダニーさん……まだ眠いよ〜
「ふぁ〜……なぁに〜? ダニーさん……お腹痛いの〜?」 どうしたのかな? まさかボク……おねしょでもしちゃったのかな? でも何処から?
「痛くない……ねえ……ツバキ……猫になれる?」 寝起きに存在否定?
「うーん……髪の毛で猫に擬態は出来るかわからないけど……んっ……んっ……こうかな? 顔をまじまじと見られたり、お腹さえ見せなかったら、猫に見えるかな? 赤毛の猫って不自然かな? せめて黒に変色出来ないかな? イカさんやタコさんみたいに……」 みせたらねこじゃないです
「大丈夫……見せない様にするから……」 ダニーさんボクを抱き抱えて何処に行くのかな?
「どこいくの〜?」
「家に帰るから……猫の振りしてて……生首だから……バレたらもっとややこしくなる」
「にゃあ〜?」 前足(髪)でダニーさんをモフモフすれば猫っぽいかな?
「良いなぁ〜ダニエラが連れて帰るなんて……ダニエラの家の人、唯でさえ動物嫌いなのに……大丈夫なの?」 え……動物嫌いなの? ころされるの? ボク……へッドケーキされて食べれるの? 犬のエサにされるのかな?
「大丈夫……ツバキは人間前後の知能が有ると思うから……」 そりゃもちろん人間なんだもんなぁ、みつばき
「うーん……あ……ねえ、ダニーさん〜髪の毛の色変えられたよ! コツ掴んだよ!」 烏賊した猫さんだね♪ えへへ〜
「良い? ツバキ……両親に気を付けて……」 動物嫌いの両親と暮らしてて、無許可でさ〜ペット飼って大丈夫なの?
「ねえ、ダニーさん……ボク殺されないよね?」 さすがに動物嫌いでも殺さないよね?
「部屋に入って私が出掛けた時に……入って来た女の人が一番危険だから……男の人は生首に気付かなければ追い出すくらいだけど……」 わぁー母は強しだね! ボクの頭、中身の味噌を味噌汁にされないよね?
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ ダニエラの家
「わぁー……ダニーさんのお家おっきいね〜」ここが、ダニーさんの……ハウスね? ここが…………ダニーさんの、ハウスね〜? 立派なハウスだね〜……もしかして、家を買ったら、両親に押し掛けられて住み出したって話は無いよね? 普通に実家だよね?
「うん……最初は広かったけど……実家売却して……突然引っ越して来られたから……」 当たっちゃったよ明らかにヤバい両親だね、反面教師にして育ったのかな?
「今から入るから……猫に擬態してて……」 ダニーさんに抱き抱えられながらだけど、扉が開いた音がしたからもう中かな?
「ダニエラ!! あんたまたケダモノ連れ込んだね!? ハックショ!! ハックショ!! あ〜!! くしゃみが出る! 早くその猫追い出しな!! あたしゃ猫とか犬にくしゃみが出る体質なんだよ!!」 え? ボク猫とか犬じゃ無いけど……THE・HEADなんだけど……
「……嘘吐いて人の事支配して楽しい?」 ダニーさんの家って、かかあ天下なの? 「まーあ!? 反抗期かい!? お前も偉く成ったもんだね!? ちょっと!! アンタ! 来とくれよ! ハックショ!! ハックショ!!」 わぁー……二人係で、ボクを追い出すつもりだ……大丈夫なの? ダニーさん……
「どうした〜? 猫じゃないか!! 母さん猫で、くしゃみが出る体質なの知ってるだろ? っておい!! 何処へ行くんだ!? ダニエラ!! 自分の部屋でも駄目だ!! 戻って来なさい!! ……ダニエラ? どうして今回はそんなに反抗的なんだ? ん? 解ってくれ、母さんは、動物の毛でくしゃみが出るんだよ、なっ?」 ダニーさんのパパスさん……ママスさんのそれは嘘です……今、あなたの頭に直接話しかけています……嘘です
「ツバキって言う名前……」
「捨てな!! ハックショ!!!! ハックショ!! ハッヤクシロョ!!」 早くしろよって言ったね? さすがに無理が有る、くしゃみだよね?
「母さん苦しんでるだろ!! 聞き分けが無いなら……と……父さん!! ぶ……打つぞ!!」 騙されてる……しかも気が弱い
「ぶっちまいな!! むしろアタシが打つよ!」 ヘッドガード! 猫の頭を伸ばし、拳をガードする技! 適当だけどね
「あ……あんた!? 見たかい!? 今猫の首があり得ない程伸びてアタシの手を払いのけたよ!?」
「え? いや……打つって言ったから目を瞑ってたから見てないが……猫は伸びる生き物だぞ? 母さんは猫で、くしゃみが出るから知らないのも無理は無いからな……」 これはこれは……いざというときに、追い出したいあまりにむちゃくちゃ言ってるって誤魔化しが出来るね!
「あ! 待て!!」 揺れる……走って部屋に駆け込むのかな?
バタン……ガチャ……
この音は、部屋に入ったのかな?
「ツバキ……ありがと……でも首が伸びる猫はやり過ぎ……」 確かにボクでもSUNチェックな案件だと思うね
「えへへ〜ごめんね? 怪我はない?」 撫でられちゃった
「良い? ツバキ……私は仕事に行くから……見つからないでね……」 ヤバい人の巣窟にボクを置いてくって、小鳥を猫に隠れて飼う様な状況だよね
「ニャァァァン……ナアアアウ……」 本当にもう、危ないね、ボク椿油にされちゃう!!
「大丈夫……上手く隠れて……私以外から呼ばれても、私以外が入って来ても、姿を隠して」 ゴキブリさんみたいに隠れるのかな?
「はーい」 7匹の子ヤギみたいだね……小ヤギだったかな? ヘッドシミュレーター……実績解除とトロフィー集めなきゃ……
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あー……ダニーさん出掛けちゃった〜……ボクの危険が危ないよ〜 「クソねーこちゃーん〜♪ おいで〜♪ 出ておいで〜……野良犬とディナーをするよ〜」 ボクが食材って事だよね? 隠れなきゃ!
「突撃ー!! アッハァ!! 出てきな!! 犬のエサにしてやる!! ……ドーコーニーカークーレーター? ここか〜!? 八つ裂きにしてやる!!」 ヒャアア!? 突撃お前が晩御飯が始まっちゃう! 怖いんだけど! やめてね! やめてね!
「居ない! 居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ない居ないッ!! ギャアアアア!! 何で居ないぃぃぃ!? あの親不孝者が連れていったのかいい!?」 怖いよぅ……大丈夫なの? この人……
「外か〜!? 家の周辺を彷徨くケダモノは容赦しないよ!!」 で……出ていった……偶然外で泣いた猫さん……上手く逃げてね……
「ギニャアアアア」 南無三……可哀想に……でも、もしかしたら無事かも? 少し窓から覗いて見ようかな? ヒエッ……目が合った…… 「キャアアアア!!化け猫!!」 あっ……ボク今、髪の毛を猫耳と尻尾みたいにして……猫耳と尻尾の生えた生首状態だ……走って家に駆け込んで来る……隠れなきゃ! まぁ……ボクを見て驚いたから、猫さんが逃げれて良かったよ……
「化け猫化け猫化け猫化け猫!! あんた!! 部屋に化け猫が居るよ!!」 赤毛に戻ってた、ツバニャンを見たおばさんはSUN値チェックだね、まぁ……もう既に……SUNチェックに失敗して、アイデアロールに成功した状態だけどね……
「ああ……母さんお前疲れてるんだよ〜動物が嫌いなあまりに幻覚を見たんだよ……俺が見てきてやるから、母さんは休んでな?」
本当に便利な髪の毛だね、音を聞きやすくする為のウサギ耳や糸電話みたいに振動から声が丸聞こえだよ?
「さぁおいで〜……猫ちゃん? 逃がしてあげるからね〜? どこだい?」 優し目だね〜まぁ、さすがに髪の毛で綺麗に丸まってたらバレないよね?
「ん? なんだ? 綺麗な繊維の塊だなぁ……ダニエラのか? アイツ機織りでも始めるのか? 母さんに見せてやろうかな? ダニエラは出掛けてるし」 うわぁ……勝手に子供の日記読むタイプの人だ……
「母さーん! 見てみろよ〜! ダニエラの部屋にあった艶々で綺麗な赤の繊維だぞ〜」 ゆんやーゆんやー! やめてね! やめてね! にんげんさんはこばないでね!
「おや! 素敵な繊維だねぇ……売れば大儲けだよ!! ダニエラには勿体無いね……アタシがこれで、ガウンやローブを織れば……そうと決まれば! アンタは集中出来なく成るから1人にしとくれよ?」
「解ったよ母さん……ダニエラに何て言おうか……まぁ聞き分けが無い罰って事にしとこうかな?」 1人出ていったね……ホラー映画の定番! 1人だけ霊体験をして他の人は信じない、1人に成ったが運の尽き作戦開始♪
「さーて……先ずは解いていこうかね……」
「ニャァァァン……ニャァァァン……」 猫さんに擬態〜
「ギャアアアアアアアア!!」 逃げてったよ〜今の内に部屋に戻ろうかな
「アンタアンタアンタアンタアンタ! 繊維が化け猫に成ったよ!! あのクソ猫はミミックに間違いないよ!!」 ミミックって確か擬態するって意味だっけ? 勘が良いね〜ボクこのおばさん好きじゃないなぁ……ダニーさん早く帰って来てよ〜ボク今度はダニーさんのお仕事お手伝いに一緒にお出かけしたいね
「まったく母さん……ミミックはダンジョンのモンスターだろ? こんな所に居ないさ〜」 ダンジョン有るんだ……ボクがダンジョンに行ったら、差し詰めボクは、【さまようクビ】か【さまようアタマ】って呼ばれるのかな? まぁ、ボクは今、ダニーさんの部屋の天井に張り付いてるからバレないよね?
「居たんだよ!! ホラ! この部屋だよ!!」 ソコにボクは居ません〜♪ えへへ〜ごめんね? ダニーさんの天井にいるんだ〜♪
「居ないじゃないか……母さん……繊維は?」 イッツ・ミー! アイアムヘッド♪
「ダニエラの部屋に行ったに違いないよ!! あのミミック繊維はダニエラの部屋からアンタが持って来たんだろ!? じゃあダニエラの部屋だよ!!」 感付かれたよ〜恐いよ〜大丈夫だよね? 見つから無いよね?
「母さん! くしゃみだ!! 猫でくしゃみが出るんだろ!? じゃあ、くしゃみが出る所に猫はいる!!」 一応天井の色に擬態しておこうかな……
「ミミックなんだよ!? 何に化けてるか解らないのにくしゃみなんか出るもんかい!!」 墓穴を掘削機で掘り起こしてるよ〜……何事もパニックを起こしたら駄目だね
「え? 母さんダニエラの抱き抱えてる猫見て凄いくしゃみしてたけど?」 やったあ! 流石! 空気読めない無神経なおじさんは良いところをツンツンしてくれるね!
「あんなもん口実だよ!! ケダモノにくれてやる飯なんて無いんだよ!! その分金が浮くじゃないか!! アタシがそれを有効に使ってるんだよ!!」 本性暴露おばさん……これは修羅場の予感がするよぅ……ダニーさん……早く帰って来てよ〜ボク恐いよ
「えっ!? じゃあ何か!? 母さんは仮病で、俺やダニエラを騙してたのか!?」 おじさん……ダニーさんは騙されて無いからね? 騙されてたのはおじさんだけだからね?
「うるさいね!! だったら何さ!? そんな事よりミミックだよ!! 八つ裂きにして売りさばいてやる!!」 がめついね……このおばさん一度、所謂、こんなところ……に入院した方が良いかもね
「今回初めて気付いたよ……母さんは……はっきり言って異常だよ!! 俺は協力出来ない……居るか居ないか解らない奴探すなんてまっぴらだ!!」 best・of・今更で賞、大賞の受賞おめでとう!
「解ったよ!! アタシが行くよ!! ……ったく……アアアアッ!! ムキー!!」 ヒステリックだね〜恐いね
「どこだ!! どこだどこだどこだどこだどこだ!!」 ダニーさんの部屋のお掃除、お手伝いしなきゃ……
「母さん……本当に……ミミック何て居ないから……なっ?」どうして来たの? ツンデレおじさんなの? 「そうだね……きっと外に逃げたに違いないよ……はあはあ……」おじさん部屋から出ていったね、おばさんも早く向こうに行ってね?
「キャアアアア!! アンタ! 天井に顔が浮き出てるよ!!」バレちゃったよ……
「母さん……天井のシミが人の顔に見える何てよく有るさ、精神が不安定だとな……」 鬼の形相で部屋から出ていったよ……引っ張って連れてくるつもりかな? 枕に擬態しよ
「ほら!! 上だよ!! …………」時既にお寿司だよ? だってボク枕だもん
「いい加減にしてくれないか? 母さん……ダニエラに何て謝ろうか、考えなきゃ駄目なんだよ……母さんが謝らない性格なのは、もう理解してるから……頭痛い……」バイバイ〜おじちゃん……可哀想……
「待ちな!! 逃がしゃしないよ!! ……チッ……何だよ!! 後で覚えときな!! ボンクラ!!」 今度はインテリアのアイギスの盾のメデューサの模様に張り付いて擬態しようかな? さすがに調子に乗りすぎかな? 髪の毛をこう……蛇に……
「まったく……畜生! 浮き出る顔なんて……誰が浮き出る顔なんか! 顔なんか恐かないね!! やろう! ぶっころしてや……」 よーし言っちゃうよ〜♪
「我が名は……メデューサ・ヘッド……我が魔眼が開かれれば、我が眠りを妨げし、汝は石と成るだろう〜!」よーし少しずつ瞼を開いちゃうよ〜
「ギャアアアアアアアアアアアア!! アンタアアアアアァァァァ!! 嫌ァァァァァァァァ!! 部屋にゴルゴーンが!!」
「来るな! うわあああうわあああうわあああうわあああ!! もう嫌だぁぁぁア!! ダニエラーーー! 助けてくれー!! 今まで娘を信じてやれなくてすまないぃぃぃ!!」発狂したよ……走ってどっか行っちゃった……
「待ちな!! アタシを信じないなら、ぶん殴ってやる!!」 わぁー……国民的アニメのガキ大将みたいな事言って追いかけて行ってるよ……
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「ただいま……ツバキ居る?」 ダニーさんだ! わーい
「ダニーさん♪ 良かったー! 帰って来てくれた! えへへ〜♪ あのね、ダニーさんが出かけてる間ね?」
【生首さん説明中】
「そう……そんな事が在ったの……ごめんね……辛い思いさせて……」 ダニーさん落ち込んでる……ごめんねダニーさん……
「ダニーさんが帰って来てくれたから大丈夫だよ〜? えへへ♪」 安心させなきゃ……
「んっ……ごめんねツバキ……お風呂で髪の毛洗ってあげる……」 ボク今、抱き締められて撫でられながら、とんでもない言葉が聞こえたんだけど……
「ん〜? ボクお風呂入るの〜? 溺れない?」 大丈夫だよね? 倫理的にも
「大丈夫……これから仕事の時も一緒だから……お風呂も一緒……溺れさせない…」 え? それは色々と不味い様な……でも下心とかは無いし問題無いかな?
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 浴室
「ツバキの髪……綺麗……」 椿油が抽出出来そうなくらいかな?
「えへへ〜♪ ありがとー♪」 洗面器に入れられて洗われてるけど、この世界ってお湯とか水ってどうしてるのかな?
「ねえ〜ダニーさん? お湯とかお水ってどうやって出してるの?」 聞くのは一時の恥だけど聞かないのは一生の恥なんだよ? 困ったら質問だよね
「魔術で出してる……魔術で汲み上げた水を……魔術で暖かくしてる……」 魔術とか魔法が有るんだね〜ファンタジーRPGだね
「魔術凄い〜♪」 ん? 何か聞こえる……? ダニーさんの後頭部に張り付いて擬態しよう!
「ダニエラ!! アンタよくも化け猫連れ込んだね!? 居場所を吐きな!!」 ダニーさん助けて……
「イヤ……」 恐いよ〜おばさん恐いよ〜
「強情な子だね!! 誰に似たんだか!!」 おばさんに似たんだと思うよ? 優しさは、おじちゃんに似たのかな?
「本当のお父さん……」 わあっ複雑な家庭環境!!
「ふん……確かに素直に言うこと聞かない所がそっくりだよ……せっかく簡単に騙せるバカを捕まえたというのに……アンタの化け猫ミミックの所為で滅茶苦茶だよ!! そんなに化け物と暮らしたきゃ、家から出ていきな!! 飯も自分で作りな!!」 ん? ダニーさんの名義のハウスなんじゃないの?
「ここ……私の家……」 正論キター!! 論破ァ! 異世界生まれのDさん!!
「うるさいっ!! 行って!? 外に!! 家に居ないで行って!?」 心が笑ってそうな人みたいな事言ってるよ……
「私の名義で買った家……」 無理だよ……ダニーさん……この人に理論や道理は通じないよ……
「うるさいっ!! うるさーーーいっ!! 行って!? あっちに行って!? 側に居ないで行って!? 行ってよ向こうに!! 向こうに行って!?」 あぁ^〜その心が笑ってるんじゃぁ^〜
「わかった……出ていく……行こう? ツバキ……」
「うん……でも大丈夫なの? 何処に住むの?」
「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!! ……石にされ」 あっ……事切れて気絶した……
「大丈夫……また買えば良い……」 また来て追い出しそうだけどね……
「じゃあボク、ダニーさんのお仕事お手伝いする〜えへへ〜♪ ……駄目かなぁ?」 ダニーさんにだけあまり苦労かけたく無いんだよね〜
「ありがと……ツバキ……それじゃ……明日に備えて……寝よ?」 晩御飯食べて無くない?
「寝る前にご飯食べないの? お腹が空くと眠れないよ〜?」 ダニーさんには平穏をプレゼントしたいね〜
「……私……料理出来ない……」 何ですとーーー!? 料理出来ないタイプの人なの? 意外だね……ダニーさんって色々出来そうなクールなイメージなのにさ……偏見かな?
「えっと……料理ならボクが出来るけど……」 あれ? ダニーさん今まで見たこと無い顔してる……驚いて目を丸くしてる!
「料理……出来るの……?」 ちょっと嬉しそうに見えるね……期待してるのかな?
「うん♪ ある程度はね〜♪」
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ キッチン
うわぁ……異世界のキッチンって魔術仕様? 基本的に魔術が無いと火すら出ないのかな?
「ねぇ、ダニーさんって火を着けられる?」 もし、ダニーさんに魔力が無かったら……ボクは期待外れの口達者な役立た頭だ……
「火は着けられる……料理は出来ない……」 良かった! とりあえずダニーさんに抱えてもらうか、頭に乗るかして料理しようかな
「えっと……この食材で出来るのは……ジンジャー……ねぇこのお肉、豚さん?」 何のお肉かな? 得体の知れないお肉だったら嫌だなぁ
「豚肉……」 そっかー豚肉かー(´・ω・`)そんなー
「うーん……ジンジャーポークかな? 豚さんの生姜焼きにしようかなーご飯に乗せて食べると美味しいよ♪」 生姜焼き丼にマヨネーズ付けたいね! ボク、マヨネーズ大好きなんだけど、この世界マヨネーズ無いの? マヨネーズってどうやって作るんだっけ? 今度ネットで調べようかな……あっ! 駄目だぁ……此処は異世界だ〜! マヨラーなのにさ、マヨネーズの作り方思い出せないなんて!! あっ……卵の黄身だ! 後は……椿油? じゃなかった……サラダ油! 後は……お酢と……お砂糖? じゃなかった……お塩だった! それを混ぜて、練っていくんだっけ? 練れば練るほど、美味いっ!! ってヤツだね!
「色々考えてる内に出来ちゃった……」 うわぁ……ボクの髪の毛って器用だね……
「良い匂い……いただきます……」 大丈夫かな? 異世界基準の料理で有るのかな? 食文化が知りたいよ……
「召し上がれ〜♪」 喜んでくれると良いんだけどね……
「美味しい……初めて食べた……」 ダニーさん嬉しそう、ボクも嬉しいね!
「ダニーさんって料理どうして出来ないの? 手順を覚えたら簡単だよ?」 単刀直入に聞きすぎたかな? 気を悪くしないと良いんだけど……
「教えると言うこと聞かない時にご飯抜く意味が無くなるから……」現代では虐待レベルでも、この世界じゃ躾や教育なんだね……まるで昔だね
「えっと……今度一緒に作ろ?」 一緒に作ればおぼえれるよね?
「ん……ありがと……ツバキ」 さて……明日はお仕事に追従して行って、お手伝いだね……もう眠いや……
「おやすみなさい〜……ダニーさん……」 スヤァ……