表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
り☆berth彼女♪  作者: MAG
91/275

第91話



「あー寒いわ!どっかファミレス行かない?」



話の途中でエリさんが寒そうに体をさする



「いや、この格好で行くの?私達軽くコスプレなんだけど?」



レンジ以外はみんなブレザー



普通の人にしてみたらコスプレだろう…



「エリ…大体その…破壊する相手の事やアンタの計画の事をこれから話すんだろ?ちったぁ我慢しなよ…」



「仕方ないわね…じゃ話すわ…」



エリさんは気を取り直し、話を再開する




「システムの正式名称は、最終倫理思考」



「さ…さ…さいしゅー?」



「長ったらしいから我々は通称、システムと言ってるけどね」



「…最終的かつ、倫理的な思考とか命令をお姉さん達に下す役割ってとこですか?」



「レンジ君、話が早いわ…♪まさにそう…我々が出した案件に対して、イエスかノーを出す役割ね」



「何それ…そんなのあんの?」



そんな物があったんだ…



「えぇ…しかも、システムが出した答えは絶対」



「絶対……なんか…神様みたい…」



私は呟く



「神様か…フン…でもナナの言い方が合ってるかもね」



「ちょ…神様みたいなもんを相手にすんの?どーやって!?誰が!?」



私の質問にエリさんは静かに答える




「あなたとレンジ君」



「…え?」



「え?」



レンジもキョトンとする



「古来…人類が誕生してきた時からシステムは存在してきた絶対的な存在…さっきナナが表現した様な神様的なもの」



「い、いや、そんなの相手に出来るわけないよ!」



「確かに…しかし、システムに対抗する手段は無いわけではないわ」



「手段…?一体どんなんだい?」



ヒトミさんがタバコの煙を鼻から吹き出す



「…真実の愛」



「し…しんじつ?何それ?」



「人類は古来より、男女の愛を育み繁栄してきたわ…男女の真実の愛を超える物は無いと言われるわ」



「あ…愛を…はぐく…?」



「ナナ、掻い摘んで言うと恋人同士の男女が赤ちゃん作んのにはどーすんの?」



「え…!?あ…いや…その…エッチというか……しょの…」



「そ、セックスね」



お…大人になるとサラリと言えるのね…



「まぁセックスすりゃ赤ちゃん出来るけど、その過程の中で生まれる男女の愛と言う物ほど強固な物は無いわ」



「い…いや…良く分かんないんだけど」



「さっきヒトミの教え子に刀を向けられたレンジ君を思い出しなさい」



「レンジ…?」



「大好きな…愛するあなたを守る為に一歩も引かなかったでしょ?」



「あ…うん…」



「そーいった思いってのはね…思いのほか強いのよ?」



「強いのよって言われても…」



「そーかエリ…カルマである坂崎レンジと桜川ナナとの愛をお前は欲しかったんだな?どう使うのかは分からんがな」



ヒトミさんは何か分かった様だ



「そーね…まぁ掻い摘んで言うと…だけどね」



「いや…当の本人の私がわかってないし…」



「えっとね、ナナちゃん?」



レンジが説明してくれる



そーか…つまりはカルマの生まれ変わりであるレンジと私をくっつけてその愛の力でシステムを倒せってことね



私達の真実の愛ってのはどんなもんかは分からないけど



しかし、問題がある



「エリさん…そのシステムってどこにあんの?」



「死者の世界よ」



「いや…死者の世界は私達は行けるけど…レンジは普通の人間じゃん?行けないじゃん」



「そうね」



「いや…そうねって…レンジを殺せっての?」



「それをどーにかすんのよ…あなたとレンジ君がね」



「いや…どーにかって…」



「レンジ君?」



エリさんはレンジに近寄り肩に手を置く



「あなたには生きながらに死神の力を覚醒してもらうわ」



「え…あ…はい…?」



「生きながらに…?そんなのって出来んの?」



死神になるには1度死んでからじゃないとダメなはず…



「2人共、任せたわよ?」



「任せたわよって…方法は?」



勝手に話を進めていきなり私とレンジに任せるエリさん



「任せられたって方法が分かんなきゃ…」



「知らないわ」



「は?」



「方法は知らないわ……エヘ♪」



ニッコリ笑うエリさん



「エヘじゃないわよ!なんかヒント的なものすら無いの!?」



「無いわ♪」



ニッコリ笑顔のエリさん



「だー!無いって…笑顔がやたら素敵だし!」



「まぁまぁ…私の頼りにしてる同僚にも調べてもらってるし…その間はあなた達で色んな事試してみなさいよ?」



「試してって…アバウト過ぎて分かんないよ…」



「例えば色んな体位でセックスするとか」



「なんでそーなんのよ!!」



そもそも私はまだ純潔である



「男と女の真実の愛って言うくらいでしょ?愛っつったらねぇ…ホホホ♪」



「ホホホじゃないわよ…」



「まぁ、やる事ってな大体分かったんだ…少しは肩の力を抜いたらどうだ?桜川ナナ」



「え…あ…はい…」



ヒトミさんが私にフォローをしてくれる…



「そうね…肩の力は抜いても構わないけど、期間があるのよね」



「期間?」



「テラーと委員会がレンジ君をインフルエンザに発症させるまで、後1週間よ」



「い…1週間!?」



「1週間の内にレンジ君を死神として覚醒させて死者の世界に入ってしまえば発症はしないわ」





い…1週間て…んな無茶な…









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ