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り☆berth彼女♪  作者: MAG
56/275

第56話



「と…いうわけよ?」



喜多見先輩は髪の毛を掻き上げる



「そんな事が…」



それに…部長がそんなに泣き虫だったなんて知らなかったわ



「まぁ、私の場合、かなり特別な措置で…ま、歴史を操作して私が死んだ事はマナミも、周りの皆も、もちろん私の両親も覚えてないわ」



「歴史を…操作?」



「そ、かなり特例の措置でね…つまり、私が死んだ事はノーカンになったのよ」



へぇ…そんな特例あるんだ…



良いなぁ…私もその特例にして欲しかったなぁ…



まぁとにかく、1つ疑問がある



「あ…あのぉ…1つ良いですか?」



「ん?何?」



喜多見先輩が不思議そうに私を見つめる



「せ…先輩って…なんでしたっけ?えと…あ、そーだ!!…レズビアンですか?」



「は?」



「いや…そんなに部長の事想ってるなんて…」



次の瞬間



—ビシィ!!—



「あいったぁぁっ!!超いてぇェェェェ!!」



デコピンを喰らった…



「ふふふ♪エリさんに良ーく喰らわなかった?」



「あ…はい…痛たた…」



「というかね…私がレズビアンな訳無いでしょ?」



「アハハハ…すみません…」



「マナミはともかく、わ…わ、私は彼氏いるし」



な…ななな!!?何!?



「ま…マジッスか!?」



「う…うん」



……?



あれ?



普段クールな喜多見先輩が…顔をほんのり赤くして頷く



「せせせ!先輩!!」



「ど、どうしたの?」



「初めてのエッチってやっぱ痛いんですか!?」



「ブハッ!!」



盛大にジュースを吹き出す喜多見先輩



「は…鼻からジュースが…な…何て事を言い出すのよ!」



「いや…彼氏いるっていうから…」



「ま、まだエッチはしてません!」



「え?」



部長とあんなにエロスな会話してるのに?



「…ま…まぁあなたにも興味はあるのよね?…レンジ君と付き合いたいんでしょ?」



「え?し…知ってるんですか?」



「そりゃもちろん…レンジ君の事を四六時中見つめてれば誰だって分かるわよ?」



……そ、そんなに見てるかなぁ…?





「年がら年中レンジ君の事アホみたいに見つめてりゃ、どんな鈍チンだって気付くわよ…あなた心理戦には向いてないわ」



ぬ…ぬぅ…な、なんか言われっぱなしだ…



言い返してやらねば!



「い、いや!せ…先輩こそ〜!彼氏と会う度に…彼氏ばっかり見ちゃってるんじゃないですか?」



「………」



き…喜多見先輩が…顔を真っ赤にして…



俯いちゃった!



「エヘヘ…♪」



は…初めてだ!



いっつもクールでカッコイイ喜多見先輩が…



乙女だ!!



可愛い!!



こ…これは面白い!



「デートとかってぇ…してるんですか?」



すると喜多見先輩はそれもうニヤけた顔で



「こ、今度ねぇ…海の公園でデートするの!キャー♪」



お…面白ぇ!!



これは攻めるチャンスだわ



「海なんて行ったら…雰囲気良くなっちゃって…チューされちゃうんじゃないですか?」



「ち…チュー…!!」



喜多見先輩がそれはもう…



顔から湯気が出そうなくらいに顔が真っ赤だ



「ちち…チューだなんて…まだ中学生よ?今は…手を繋ぐしか…」



「手を繋ぐ…?いや、絶対に彼氏…期待してますよ?」



「…そ、そうかなぁ…?」



人差し指を唇に当てて考える仕草をする喜多見先輩



うっわーー!!



すっごいカワイー!!♪



しかし…普段は部長と組んでめちゃくちゃエロスな会話してるけど…



奥ゆかしいわ…



「でも意外ですね…彼氏がいるなんて…」



「あら?そうかしら…?」



「だって喜多見先輩、女の子にモテそうだし…」



すると喜多見先輩の顔に陰りが見える



「…分かる?そうなのよ…」



「…へ?」



「バレンタインになれば女子から大量にチョコをもらって…しかもラブレター入りよ?」



確かに…雰囲気が宝塚だからなのかな…



「生き返って…マナミの支えになれて…彼氏も出来て…楽しいけどこれには堪えるわ…」



大変なんだなぁ…



「女の子が女の子に告白されるって結構精神的に来るのよね…」



「…いや…私は経験無いから…」



「こないだなんか、身体の関係迫られたのよ…?かなりキツイのよ…」



そんな生徒がいるのか…私達の学校には…



しばらく雑談をする私達



そして私は話を変え、重要な事を質問する



「さっき言ってたクルーって何ですか?」



すると、喜多見先輩は真面目な面持ちになる



「ふむ…クルーね…まぁ気になるでしょうね」



「はい…」



喜多見先輩は説明してくれる



「クルーってのは、強制執行部隊とは別の組織よ」



別…?



「強制執行部隊は今は4つの部隊があるわ…各部隊には隊長がいる」



4つもあるんだ…



「そして、その執行部隊を管理するのがテラーの運営部会」



う…なんかややこしくなってきたぞ



「その運営部会、執行部隊の横に位置するのがクルー…クルーは各々個人で4人いるわ」



「4人…」



「執行部隊に属さず、今回の様な特異な事案のみで動く組織よ」



「つまり…特殊部隊的な?」



「ふむ…そうね…まぁ、各々個人だから部隊ではないけどね」



へー…なんかカッコイイな!



「エリさんもクルーなんですか?」



「いえ、エリさんは役職は無いわ」



え…?



なんか意外…



「あの人は役職その物を破棄してるのよ」



「破棄?」



「エリさんは実力で言えば…テラーの最高部会…1番上の組織なんだけどね…そのNo.2に位置するんじゃないかしら?」



え…?



「それってつまり…」



「そ、テラーのNo.2よ」



「マジですか…!」



「そーよ?あなたと私は凄い人から訓練を受けたのよ」



知らなかったわ…



「でも…エリさん…なんで役職を破棄なんか…」



すると、喜多見先輩はジュースを飲み干す



そして



「一応副委員長っていう役職はあるらしいんだけど…それも看板だけで実際は何もしてないらしいのよ…エリさん曰く、役職があると自由に動けないからイヤなんだって」



へぇ…



なんか…エリさんらしいな…



確かにエリさんって縛られるのを嫌がりそうね…



しかし…



エリさんがNo.2か…



実の所、エリさんが本気で戦う姿って見た事無い



もちろん、私が敵う人ではないけれど…



1度、エリさんが戦う姿を拝んで見たいわ…



























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