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り☆berth彼女♪  作者: MAG
36/275

第36話



私は目をギュっと閉じてしまった



「ふむ…一発で決まったわね…2人とも、目を開けなさい」



私は恐る恐る目を開く



私がグー



ナナちゃんがチョキ



「私の…勝ち…!」



「そ、よろしく頼むわよ?マイコ」




やった…!やったやった!



こればっかりは運次第だったけど…やった!!



レンジ君と…お話の中だけど…恋人になれる!!



「…頑張ってね…マイコちゃん」



ナナちゃんが寂しそうに、でも穏やかな顔で私を激励してくれる



「さぁ!主役は決まりね〜!後はその他よ」



部長はその他の役の配役に移る






主人公の女の子



…この配役…恐らくナナちゃんは勝負を仕掛けてくると思った…!



だけど、勝った!



この配役だけは譲れなかった…!



前回のお祭りでは完全にナナちゃんに負けたけど…



今回は私の勝ち…!



このチャンス、最大に生かさないと…



「でも、部長…どうして部長達は主人公に名乗りを上げなかったんですか?」



レンジ君が部長に質問する



「あー私達は去年、主役級をやったからね…基本的には文化祭は2年が主役をやるのが…ま、習わしみたいなもんね」



そうだったのか…



まぁ部長達までもが名乗りを上げたらそれこそ危なかったわ



「来年はあなた達がこの部の中心となるのよ?私達に、良い意味で引導を渡してちょうだい」



喜多見先輩が私達を見ながら語る



結局、ナナちゃんは主人公の女の子のライバル役の女の子になった



「まぁ、このライバル役もある意味で重要だし、かつ、難しいわ…!ナナ、頑張りなさい!」



部長がナナちゃんを激励する



「はい…!」



ナナちゃんはそれに呼応するかの如く、返事をする



まぁ…



現実でも、ナナちゃんはライバルの女の子の如く散っていくんだ…



最後に勝つのは私…!



油断せず、じっくりとやっていかないと…!



早速次の手を打たないと…



綿密な計画、それに伴う外堀も埋めていかなければ…!












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