第191話
ーヒュウ……!ー
ローラの真後ろの頭上
そこには…
予想よりも早く気絶から立ち直ったナナが刀を振り被って飛び上がっていた
ーズバァァァァッ!!ー
「ゲァッ!!?」
正に、唐竹割り…!
しかも、空中からの落下に任せた唐竹割りの斬撃がローラの背中にヒットする
ーズダンッ!!ー
ローラが倒れ込む
「はぁ…はぁ!!どう!?」
「アッ…グッ…この…!不意打ちなんて…卑怯なマネを!!」
「アンタ、自分で言ったでしょ?卑怯もクソもないって!」
「ナナ!大丈夫か!?」
「は…はい…服が燃えちゃって…丸見えだけどなんとか…」
ナナのブレザーが胸の辺りが燃えてしまって、ブラが丸見えだ
「あー…熱かった…!火薬の量自体は少なかったから命拾いしたわ」
「クソ…このガキィ!!」
ーヒュン!ヒュン!ー
ーカンッ!ギィン!ー
ナナがロッドを振り払う
「魂にクリーンヒットさせたわ…動きが鈍くなったわね!」
「チィ…!」
確かに…さっきよりかなり動きが遅い…!
あの唐竹割りを喰らったら、私だってひとたまりもない…!
そして、あのニコニコ顏だったローラの顔が眉間にシワを寄せて、しかも、かなり怒りに満ちている
ーブンッ!ヒュウンッ!ー
感情に任せた攻撃だ…
あれでは素早いナナには当たらない
「クソッ!このクソガキィッ!」
ードォンッ!ズバァンッ!!ー
今度は…またロッドの先を爆発させながらの攻撃…
しかし、当たらなければ意味が無い
「はぁ…はぁ…アグゥ…!!」
ーガクンー
背中を抑え、膝をつくローラ
魂にかなりのダメージみたいだな…
「アンタはね、余裕かまし過ぎなのよ!」
形成逆転…!
ナナの方が断然有利になった!
「おりゃあっ!!」
今度はナナの攻撃…!
ーカン!キン!ギィンッ!ー
「ぐっ…!ぬぐっ!」
ナナの素早い攻撃に押されるローラ
防御するのが精一杯だ
ーカンッ!ギィン!ギャンッ!ー
ービシィッ!ー
「あぐっ!」
ナナの攻撃がローラにヒットする
更に魂にダメージを喰らうローラ
良いぞ…!
このままなら…勝てる!




