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り☆berth彼女♪  作者: MAG
109/275

第109話



「エリさん…」



私はレンジを膝枕したまま数十分が経つ



「だいぶ汗が引いたみたいね…」



「うん…苦しそうな感じも無くなってきた…」



「ナナ…あなた、レンジ君に何かやってみれば?」



「何か?」



「チンコ揉むとか」



「な、こんな時に何をバカな事言ってんのよ!」



なんつー事を言い出すんだ…



「んじゃ、キスとか」



「キス…」



「ほら、王子様がキスするとお姫様が目を覚ますじゃない?アレの反対的な」



「ん…んー…それなら…じゃ、エリさん見ないでくれる?」



「は?何でよ?目も当てられないヨダレまみれのベチョベチョのディープキッスでもするわけ?」



「い、いや!そんなんするわけないでしょ!どっちみちキスなんて見せられないに決まってんじゃんよ!」



「はいはい…」



エリさんは残念そうに後ろを向く



よ…よーし!



こーいった時は軽くフレンチよね…



私はレンジの唇に、自分の唇を近付ける







ーパチリー



「!!!」



れれ…レンジがいきなり目を覚ました!!



「ナナちゃん?」



「え…あ…!」



至近距離で目が合って固まる2人



だけど、レンジは私の頭を…



ーグイッ!ー



掴んできた!!



「な!ちょ!ん!んむー!んんーーー!!チュルァ!ンチュー!んーーーー!!?」



レンジが!



れ、レンジが!いきなりキスをしてきた!!



「んーーー!……!」





や、やべ…





ちょっと…



ウットリしてきちゃう…



「ん…んー…!」



ようやくレンジが離してくれる



「ぷはっ!ちょ…いきなりなんなのよアンタ!」



「いやだって、キス顔だった…しそーいう姿勢だったし」



あっけらかんと言い放つレンジ



「だ…だからって…!エリさんがいんのよ!?」



「ごちそうさま…どう?レンジ君、お目覚めはいかが?」



…しっかり見ていたのね…エリさん



「えぇ…ナナちゃんと目覚めのキスが出来ましたし♪」



…?



なんか…違う



レンジの様子がおかしい



普段ならこんな受け答えしないわよね



「ナナちゃんの膝、あったかいなぁ♪スリスリ♪」



「んにゃー!スリスリすんなぁ!オラァ!」



レンジのお腹にヒジを打ち込む



ードスッ!!ー



「ゲウッ!!」



何なんだ…!



何か様子がおかしい!



「イタタ…エリさんでしたよね?背が高くて綺麗ですね♪まるで夜景みたいで素敵な方ですね」



「……カルマの影響かしら?女性にやけに積極的ね」



そうか…



カルマの力の影響…



「って!こんなにナンパなヤツなのカルマってのは!!」



「えぇ、言ったでしょ?カルマはどんな女でも構わず寝るって」



「ちょっとレンジ…アンタホント大丈夫なの?」



「あ、いや…実は自分でもなんかおかしいってのは分かるんだよ…」



自分でも分かってんのか…



「しかしまぁ…カルマってのはとんでもない化け物ね…波動がハンパじゃないわ…これ付けときなさい」



エリさんはレンジにリストバンドを投げ渡す



「何ですこれ?」



「死神の力を抑制するバンドよ…」



確かに、今のレンジからはこの家が吹き飛びそうな位に波動が噴き出してる…!



「良く分かんないけど…じゃ…」



レンジはリストバンドを付ける



ようやく波動が収まる



「ふー…なんだか…やたらと疲れたな…」



ースリスリー



「どさくさに紛れて尻触ってんじゃねーっ!!」



ードカッ!!ー



「ギャンッ!!」




「い、良いじゃんよ…可愛らしいお尻なんだから…大体、僕はナナちゃんの彼氏なんだし……………い、いや!こ…これは僕の意思の言葉じゃない!!ちが…違うんだ!!」



「あ…アンタマジで大丈夫なの?」



レンジがパニックに陥ってる…



「ナナちゃんこそさっきはパンツ濡らしてたけど大丈夫なの?」



「オラァ!!」



バチンッ!バチンッ!ー




「お…往復ビンタはヒドイよ…」



「アンタがめちゃくちゃに余計な事言うからよ!」



なんなのこコイツは!!



「何、ナナ…いっちょまえにパンツ濡らしたわけ?」



「え…エリさんは黙ってて!」



うぅ…恥かしい…



「そうそう、晴れて死神となったわけだけど…そうね…死神として、武器は必要よね」



話を変えてくれるエリさん



「ぶ…武器ですか?」



「えぇ…自分で念じてみなさい…手に現れるはずよ」



「んな無理難題な…」



と言いつつ、レンジは手の平を開き目をつむり念じてみる



ーポンッー



「うわ!!」



カルマの力が高いからか



すぐにレンジの手には武器が現れた



だが…



「レンジ君…君はこれからキャベツでも千切りするわけ?ホント想像力ショボいわね」



「い、いや…武器なんて良く分かんないですよ…」



レンジの手には包丁



「もっと想像しなさいよ…エクスカリバーとかモーニングスターとか三節棍とか」



「それ、ゲームとかマンガよねエリさん…」



「うーん…んじゃ…えい!」



次に現れたのは



「あなた、バルカン砲扱えんの?」



「使えません」



想像がぶっ飛びすぎなレンジ…



「ナナちゃんは何を使ってるの?」



レンジが私に聞いてくる



「んぁ?私は日本刀か大鎌よ」



「そっか…じゃ…」



次に現れたのは…



刀…



私の日本刀と似た刀だ



「良いわね…カップルらしくて…まぁ、戦い方や刀の扱いは向こうで教えるから…とりあえず、明日の朝には死者の世界に向かうわよ」



「明日?いや…別に私達は今からでも良いんだけど…」



「だってさっきアンタらのスケベを邪魔したマコってのと食事すんでしょ?」



「あ、そうだった…マコちゃん…」



「また忘れたら今度こそ本気で怒りかねないねマコ姉ぇは」



確かにレンジの言う通りだ





エリさんのアドバイス通り、その日の夜はマコちゃんを例のラーメン屋さんに連れていく事になった





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