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ウォルヴァンシアの王兄姫~淡き蕾は愛しき人の想いと共に花ひらく~  作者: 古都助
第三章『魔獣』~希望を喰らう負の残影~
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騎士が抱く不安の払拭

 医務室に食事を届けた後、私はレイル君に同行して貰い、アレクさんの姿を探して歩きまわっていた。

 少し時間が経っているから、どこに行ったのかはわからない。

 ……と思ったのだけど、レイル君がアレクさんの魔力反応を追ってくれたお陰で、私は導かれながら目的地へと辿り着く事が出来た。

 薄紫の薔薇と青い薔薇が咲き誇る、闇と静寂に包まれた庭園……。

 反応は奥にある東屋から感じ取る事が出来ると教えてくれたレイル君が、庭園の途中で立ち止まり、ここから先は、私一人で行くようにと促してくれる。


「アレクは……、良い意味でも、悪い意味でも真面目な男だからな。他の事でなら割り切りも良いはずなんだが、……お前の事になると、少年のように頼りなくなってしまうようだ」


「レイル君……」


「悪いが、また話を聞いてやってくれ。 カイン皇子の言葉でああなるという事は、……まだ自分の中で完全には納得がいってはいないんだろう」


「そうみたいだね……。少しでも、楽になってくれると……、いいんだけど」


 それに、アレクさんが不安に思っている事は、自分がどう見られるかだけじゃないと思う。私が……、恋をする事に怯えを抱いているから。

 アレクさんとカインさんに想いを向けられて……いつか、傷つけてしまう事を恐れているから。

 私の態度や怯えが、アレクさんだけじゃなく、カインさんの事も振り回している。

 

「ねぇ、レイル君……」


「うん?」


「……恋って、傷つかずには済まないもの、なのかな」


「……そうだな。誰かと想いを交わすという事は、決して喜びだけじゃないだろう。むしろ……、俺の個人的な意見だが、傷ついてこそ……、確かな愛を育めるんじゃないだろうか」


「傷ついて……、こそ?」


「これは恋や愛だけじゃなくて、人との関わりにも言える事だが、誰かと理解し合うには、傷つく事を恐れては、自分というものを伝えられない。自分が傷つけられる事も、他者を否定したり傷つける事も……、時には必要な事だ」


 レイル君は私に背を向けると、どこか寂しげな笑みを纏いながら美しい夜空を覆い隠す雲の浪間を見上げた。


「自分の想いを悔いなくぶつけて……、それで最後に傷ついても、きっとそれは」


「レイル君?」


「大切な人が返してくれた答えなら、きっといつか、……優しい痛みに変わっていく」


 その響きが、ただ自分の考えを口にしているというものではないと感じられたのは、気のせいだろうか。

 レイル君の零した吐息が、闇夜に白く流れていく。


「ユキ、俺は何もしてやれないが……、恐れて何も出来なくなるのは、何かと損だと思うぞ」


「そう……かな」


「あぁ、誰かを想うのも、想われるのも……、人生において、素晴らしい彩だ。傷ついたっていい、……そう思えるほどに誰かを愛せたら、それだけで」


 ゆっくりと振り返ったレイル君の優しい笑みが、不意に……とても大人びて見えた。一瞬……、十代半ば程の姿をしているはずの彼が、それよりも上の年齢、私よりも大人の男性の面影が重なったような気がして……。


「幸せな事だ」


「レイル……君」


「ん? どうした。そんな、ぽかんとした顔をして」


「あ、……えっと、な、何でもない。ごめんね。それと……、ありがとう」


 瞼を擦った私は、話に答えてくれたレイル君にお礼と笑顔を向けて、東屋の方へと向かう。

 もしかしたら……だけど、さっきの『個人的な意見』は、レイル君にも、色々と悩んだ過去があったからこその言葉だったんじゃないかと思えた。

 誰かを想い想われる事は……、無傷ではいられない。

 頭ではわかっていた事だったけれど、……レイル君のあの寂しげで、だけど、どこか……、悔いを感じさせない表情が、私の心にじんわりと、何か大切な感覚を与えてくれたような気がする。

 庭園の奥へと進み、螺旋を描く東屋の階段を見上げた。


「アレクさん……」


 正直、まだ……恋をする事で傷つき、傷つける事に対する迷いは在る。

 だけど、レイル君は教えてくれた。恐れてばかりでは、何も掴めない事を。

 いつか、自分が逃げた過去に、後悔を抱く日が来る事を……。


「行こう……」


 階段をゆっくりと上りながら、今、自分の中で苦しい葛藤をしている人の事を想う。たとえ、今の私のこの優柔不断さが『少女期』故のものであったとしても、私が恋をする事に怯えたせいで、二人に対する想いを育む過程に、きっと遅れを出してしまった。そして、そんな私の事を、アレクさんは……。




 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



「アレクさん」


「ユキ……?」


 休息所には両開きの扉が付いており、そこに足を踏み入れると、ぐるりと丸く構成された広い空間があり、訪れた人達が憩いの時を過ごせるように設えられた丸テーブルと椅子があった。

 そのクリスタルで出来ているかのような透き通ったテーブルに肩肘を立てて遠くを見ていたアレクさんが、私の声に振り向く。

 

「席をご一緒しても……、いいですか?」


「……あぁ」


 私はアレクさんが座っている目の前の席ではなく、その温もりを近くに感じられる椅子へと腰を下ろした。

 だけど、アレクさんは気まずそうに視線を彷徨わせてしまう。


「……隣に座っても、大丈夫、なのか?」


「駄目でしたか?」


「いや……、お前を傍に感じられる事は望ましい事だが。……今の俺は、また、……厄介な事になりそうで、色々と、不安が、だな」


「保護者みたいだって事……、また気にし始めたからですか?」


「……」


 アレクさんは図星を言い当てられたとばかりに椅子に座ったまま向きを私から逸らしてしまう。

 

「女々しいと……、呆れているんだろう?」


「呆れてはいませんよ? だけど、気にさせてしまった自分自身には、少し怒っています」


 席を立ち上がり、アレクさんの向いている方に回り込むと、小さく目を見開いたアレクさんが、また別の方に顔を背けた。

 多分、自分のこんな姿や、カインさんに言われた事を気にしている心の内を晒したくないのだろう。


「ユキが何故自分自身に怒るのか……、意味がわからないんだが」


「アレクさんが悩んでいたのに、私は……、聞くだけしかしていませんでしたから」


「……ユキ?」


 アレクさんの深い蒼の眼差しが、その場に膝を着いた私に驚いたように見下ろしてくる。

 膝の上にある硬い手の感触を両手で包んで、「ごめんなさい」と謝罪を口にする私に、アレクさんが何かを言おうとするのを遮り、自分が反省しなくてはならない事を告げた。


「私、アレクさんとカインさんから向けられる想いを受け止めるだけしか、してなかったんです。ただ、聞くだけ……。この心に、受け止めて……、迷うだけ」


 私から返せたものは……何もない。

 ひとつの答えを待ち望んでくれている二人に、何も返せない、今の私。

 だけど、今……出来る事があるのに、答えを出せる日を焦るばかりで、その上、恋という花を咲かせる事からも逃げようと惑っていた。

 自分の事ばかり……。アレクさんが抱えている葛藤も聞くだけで、それをどうにかしようという努力さえ怠ったのだ。


「アレクさん、私の心はまだ……、何も答えを出せていません。だけど……、保護者、だなんて……思っていませんから。前はアレクさんの想いに驚いて、冷静には言えませんでしたけど、保護者でも、お兄さんのようにも……思えません」


「ユキ……」


「今なら、お互いに落ち着いている状態ですし、ちゃんと受け止められると思うんです。初めて告白してくれた時なんて、物凄く動揺してしまいましたし、保護者やお兄さんには普通ドキッとはしませんよね?」


「……」


「男性として見ているから、アレクさんに押し倒された時だって胸が苦しくなったわけですし。私の中でまだ答えを出せなくても、気になる対象として……、いつも心を揺さぶられているんです」


 むしろ、何でこんな私を、アレクさんとカインさんが本気を向けてくれるのか不思議なくらい。

 今も私を困惑しながら見下ろしてくるアレクさんの顔は相も変わらず、物凄く綺麗な美形さんだし、地位もあって、沢山の女性達が放っておかないくらいに、何もかもが揃い過ぎている男性だ。

 普通の女の子なら、こんなにも魅力に満ち溢れた人に想いを向けられて、ときめくなという方が無理な話だろう。

 それはカインさんも同じ事なのだけど、真面目過ぎる性格故か、アレクさんは変に悩み過ぎてしまう所が困った部分でもあり、……可愛いなと思える部分でもある。


「アレクさんとカインさん、どちらも、私には勿体ないくらいに素敵な男性なんです。だから……、私に言う資格はないと思うんですけど」


「ユキ……」


「アレクさんは、私の心臓に悪いぐらいに魅力的です。だから、どうか……不安になんてならないでください。むしろ、早く答えを出せない私を叱ってくれたっていいくらいなんですから」


 ね? と、アレクさんの手を握り締めながら笑顔を向けると、見つめているその顔が……、はにかむように和んだ。

 どこか、少年のようにも感じられる、あどけないアレクさんの表情。


「ユキは……、俺の事を買い被り過ぎていると思う」


「そうですか? ふふ、本当の事だと思うんですけど。あ、そういえば……、ちょっと気になったんですが」


「ん?」


「カインさんは、結構な浮名を流したプレイボーイな過去を持ってましたけど、アレクさんは……、今までに付き合った女性は?」


 それはちょっと聞く事に抵抗があるのだけど、……知っておきたいと思った一言だった。


「昔から、騎士団に入り、父のように立派な騎士になる事が夢だったんだ……」


「お父様も騎士団に?」


「あぁ、ウォルヴァンシア騎士団の副団長を務めていた。ルディーの前任に当たる団長と共に、その忠誠を王家に捧げていた……、今でも憧れの人だ」


「素敵なお父様なんですね……」


「とても、な。そういうわけで、俺は父のようになるべく、騎士である事に人生を捧げてきた。だから……、『成熟期』を迎えても、異性に対する興味が湧かず、訓練ばかりの日々で」


 つまり……、え? え? 

 私は瞬間、ぽっとわかりやすく頬を薄桃色に染めてしまった。

 ずっとお父様のような立派な騎士になるべく、その人生を訓練に捧げてきた、という事は……。


「あ、あの……、いえ、違いますよね。お付き合いをした事がなくても、初恋……、とかは」


「……」


 自分の手を握っている私のそれに温もりを重ね合わせてきたアレクさんが、苦笑を零す。


「お前が初めてだ」


「は、はい?」


「最初は、異世界で戸惑うお前を、この手で守ってやりたいと思った。傍に在る事で、その心を守る事が出来るなら……、と。だが……、共に在る事が心地良いと思い始めて月日が経ち、あの男が現れた」


「カインさんの事、ですか?」


「あぁ。むしろ、あの男が現れたお蔭で、自覚出来た……、と言った方がいいだろうな。あれがなければ……、きっとまだ、お前の傍に在る事が心地良いと感じるだけで、異性として求める事は、当分先になっていたと思う」


 まさか……、アレクさんの初恋が私だったなんて。

 意外過ぎるというか、聞いてしまって物凄く恥ずかしくなったというか……。

 初恋であったのなら、アレクさんが色々と気にしてしまうのも、何だか当然の事のように思えてしまった。

 初恋さえまだの私だって、二人に想いを向けられて戸惑いっぱなしなんだもの。

 アレクさんだって迷ったり、手探り状態で悩むのは当然の事……。


「じゃあ、……あはは、私達、初めて同士、なんですね」


「そうだな……。俺としては、……お前の初恋となる相手が、自分であればと、願ってしまうわけだが」


「え、えっと……」


 じっと私を笑んだ眼差しで見つめてくるアレクさんの双眸に、愛しさを含んだ熱が宿り始める。

 私の手を持ち上げ、その手を自分の方へと持っていく。


「お前には、色々と迷惑をかけっぱなしだな。想いの内を吐き出しておいて、またこの有り様だ……。気にしないようにとは考えていたが、どうにも……、あの男に指摘されると自然と苛立ってしまうのが、困りものだ」


「アレクさん……」


「お前を困らせるかもしれないと公言しておいて、それでも気にしてしまうあたり……。俺は騎士以前ではなく、一人の男として……、まだまだだと痛感した」


 そう語るアレクさんは、ここに来た時よりは迷いのない顔で、自分の温もりを頬に当てている私の手に預けた。

 

「アレクさん、それは……」


「だが、お前が俺の為に後を追って来てくれた事、この手をその温もりに包んで、俺の為に心を紡いでくれた事……。もう、些細な事を気にする隙もない程に……お前が俺の心を満たしてくれたようだ」


「もう……、大丈夫、という事ですか?」


「あぁ……。お前の優しさが、真摯な心遣いが、俺の心を包んでくれているからな」


 アレクさんは私の手から温もりを離すと、ゆっくりと私を立ち上がらせてくれた。

 身に纏っている騎士服の上着を脱ぎ、私の肩に掛けながら隣の席に座らせてくれる。

 

「……雲が少しだが晴れたようだな」


「え……、あ、本当ですね」


 東屋に来る前は、中の様子が見えなかったけれど、内側からは違うようだった。

 上を見上げれば透き通った東屋の向こうの、綺麗な三つの月が見えた……。

 エリュセードを司る三つの月。あの美しい光は、神様の恩恵そのもの。


「そういえば、エリュセードの神様って、本当にいるんでしょうか」


 それは、何の気なしに、自分の頬に宿った熱を冷ます為に呟いた言葉だった。

 アレクさんも同じように上を見上げ、その光を眩しそうに見つめる。

 

「エリュセードを創造し、その慈愛と恩恵をもって世界を照らす神々……。三人の姉弟神達だと伝承の本には描かれているが……」


「えっと、確か……」


「あの一番大きな金色の月が、『長女神・フェルシアナ』、二番目に大きな蒼銀の月が、『長男神・アヴェルオード』、そして最後の、紅銀の月が『末弟神・イリュレイオス』」


 エリュセードを司る三人の神々、昼間に出ている太陽は、長女神であるフェルシアナがその姿を変えて世界を照らしているのだとか……。

 前にウォルヴァンシアの王宮図書館で借りた本にそう書いてあった気がする。

 まるで、日本で言うところの、三貴神のような存在だ。

 

「長女であるフェルシアナ神を、二人の弟神達は支える為に存在しているそうだ。フェルシアナ神は心優しく、世界をその存在によって慈愛と共に命を育み照らし出す存在。アヴェルオード神は、世界に闇と静寂をもたらし、死後の魂を司る存在。イリュレイオス神は、その荒々しくも快活さに満ち溢れた力で、世界を脈動させる動の存在」


 その他にも、世界における沢山のものを司っていると綴られていたけれど、大体は、アレクさんが語ってくれた通りだ。

 陽と月という形では世界に存在しているけれど、……それが伝承だけのものなのか、それとも。


「本当にいるのなら、……出てきてほしいですね」


「ユキ?」


「ガデルフォーンに何かが起ころうとしている今……、神様が本当にいるのなら、……誰も傷つかず、救ってほしいって、そう、思うんです」


「そうだな……。神々が本当にいるのなら……」


「出来るなら、地上で生きている人達が頑張るべきなんでしょうけど……」


 古の魔獣の復活が……『避けられない』ものであるとわかった以上、願ってしまうのは親の手を求める子供のような気になってしまうからだろう。

 ガデルディウスの神殿で皇子様達から預かった『伝言』。

 事態がどれだけ深刻なものなのか……、それを目の当たりにしてしまった私達。

 不安に胸を満たしていると、アレクさんが私の後ろからその両腕をまわして、包み込んでくれた。


「大丈夫だ……。何が起ころうと……お前の事は、俺がこの身に代えても守り通す」


「アレクさん……。ありがとうございます。だけど、そんな風に言わないでください。ディアーネスさん達が対処に走ってくれているんです」


「それでもだ……。俺はいつだって、お前を守りたいと願っている」


 ぎゅっと温もりが強く私の身体を包み込む感触の先を振り返ると、本当に……、私には勿体ないほどの優しい笑みがあった。

 まだこの心を委ねる先を見出せていないのに……、この人は、無償の愛を私に与え続けてくれる。


「大丈夫ですよ……、絶対に」


 その腕を両手で掴み、瞼を閉じた私は、その温もりに少しの間だけ、身を委ねた。

 

「外にも早く……、連絡が繋がればいいんですけど」


 エリュセードの表側から助けの手が介入可能であれば、この不安も杞憂で済むはず、なのに。

 いまだに外と連絡は取れずじまい……。

 ウォルヴァンシアに戻ったレイフィード叔父さんは、無事に本体へと戻れただろうか? お父さんとお母さん、王宮の皆さんは……今頃、どうしているのだろうか。

 きっと、すごく心配している事だろう。今のガデルフォーンは、世界から取り残された孤島のようなもの。

 表側とこちら側を隔てる厄介な存在が消えない限り、何かが起きても助けの手は入って来れない。


「……何だ?」


 その時、瞼を閉じていた私の耳に、アレクさんの怪訝そうな響きが届いた。

 どうしたのだろうと振り向けば、また空に視線を投じたアレクさんの姿が。

 私も、その視線の先にある何かを追いかける……。


「え……」


 エリュセードを司る三つの月が、真っ黒に塗り潰されていく。

 それは、雲などで覆われたわけでもなく、……隔てるものなど何もないはずなのに、禍々しい色に支配されて始めていた。

 

「……アレクさん、あれ」


「……何故、だ」


 それは、疑問の響きを帯びてはいたけれど、同時に、『有り得ない』と言っているかのようにも思えた。

 神様を象徴する月が……、不吉な前兆を見せている。

 私にも、アレクさんにも……、恐ろしい予感を抱かせるには十分なもの。

 

「ユキ!! アレク!!」


 東屋の中に、事態を目にしたレイル君が飛び込んでくる。

 古の魔獣の復活を避けられない事だけでも手が余るのに……、一体、これ以上……、『何』が起ころうとしているのか、今の私達にはまだ、掴める事はなかった。


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