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ウォルヴァンシアの王兄姫~淡き蕾は愛しき人の想いと共に花ひらく~  作者: 古都助
第三章『魔獣』~希望を喰らう負の残影~
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怪我人の主張

 レイル君の声を聞きつけ、慌ててルイヴェルさんの部屋の方へと駆け付けた私達の目に映ったのは……。


「ルイヴェル!!」


 あれ、おかしいなぁ……。私の目が幻覚でも見せているのだろうか。

 駆け付けた部屋の入り口の前に……、ベッドで絶対安静状態のはずの怪我人が、レイル君に怒られている光景が見える。


「まだ安静にしていなければ駄目だと言っているだろう!!」


「魔術師団の方に様子を見に行くだけだ。何も支障はない」


「大ありだろう!! 怪我をした挙句、術まで使って自分を追い込んだという自覚はないのか!! 駄目だぞ、絶対に駄目だ!! ディークに知られたら、お前が大変な目に遭うんだぞ!!」


 ……幻覚でも幻聴でもなかった。

 我を張って無理をしている怪我人と、それを必死になって止めにかかっている看護人の攻防戦が繰り広げられている!!

 同時に零れ落ちる、アレクさんと私の呆れを含んだ溜息。

 一緒に駆けつけたサージェスさんの方は、苦笑してやれやれといった様子で、その光景を眺めている。


「あ!! ユキ、アレク、サージェス殿、丁度良かった!!  この頑固者を止めるのを手伝ってくれ!!」


 私達の姿に気付き、助けを求めるように声をかけてきたレイル君に頷き、その傍へと駆け寄る。夜着の上から真っ白な新しい白衣を纏っているルイヴェルさん。

 その顔色は、昨夜見た時よりは血色が良くなっているかのように感じられるけれど……。


「お医者ディークさんの言う事は、絶対厳守、なんですよね? ――『ルイおにいちゃん』」


 レイル君と一緒に白衣を掴み、絶対安静の怪我人さんを見上げ、怒ったり心配した様子の表情ではなく、――あえて、『笑顔』を作って、その深緑の瞳と向き合った。

 

「お医者さんの言う事を聞けない人は、……『お仕置き』するんですよね?」


 幼かったあの日、ウォルヴァンシア王宮に帰還した私は、体調を崩し高熱を出した。その際に、王宮医師であるセレスフィーナさんとルイヴェルさんのお世話になったのだけど、完全に熱が下がり、完治するまでの一週間ほど……、王宮医務室の奥の部屋から出して貰えなかった。

 勿論、お子様だった私は少し身体が良くなってきた頃には、ただベッドの中でじっとしていられるわけもなく、外に出ようとする度に、ルイヴェルさんからの『お仕置き』を受ける羽目になった。


『医者の言う事を守れない病人は、……大人しくなるように『仕置き』が必要だな』


 かつて、そう不穏な様子で微笑みながら幼い子供を連れ戻しに来たルイヴェルさんの事を記憶と共に、逆の立場で言い負かしてみる。

 幼い頃の記憶がない状態だった時には、ただただ、この人の意地悪な部分や読めない性格を苦手がっていたけれど、今はそうじゃない。

 色々と抗議したい記憶や、一緒に過ごした日々が、からになっていた記憶と感情の型に流れ込み、本来あるべき状態へと戻った事によって、私を後押しする要素や、ルイヴェルさんに立ち向かっていける勇気を与えてくれている。


「お医者さんなら、自分の状態、わかってますよね?」


「……」


 グッと、白衣を掴む力を強め、部屋の中に促す意味を込めて引っ張る。

 ルイヴェルさんは、口を噤み私をじっと見つめたままだ。


「ルイ、ユキとレイル殿下が言っている事は正論だ。人に心配をかける医者として見られたくなければ、引いておいた方が身の為だぞ」


「そうだよー、ルイちゃん。女の子を怒らせて良い事なんてひとつもないんだし……と、言いたいところだけど」


 白衣を掴み、部屋の中へとルイヴェルさんをグイグイ引っ張って行こうとした私の手に、サージェスさんの制止的な意味を含んだ温もりが重ねられた。


「さっき魔術師団の方に行くとか言ってたよね? ……何か、気になる事でも思い浮かんだ?」


「確証はまだないが……、『ある事』を思い出した」


 観念したように軽く息を吐き、ルイヴェルさんが私の頭を一度だけ右手のひらで撫でた。白衣から手を放すように促された後、部屋に戻ろうという意思を見せたルイヴェルさんの為に、私とレイル君は道を開けた。

 部屋の中にあるソファーに腰を下ろしたルイヴェルさんを追って、私達もそれぞれの場所に落ち着く。


「何か用事があるなら、人に頼めばいい話なのに……、自分の身体の状態をわかっているルイちゃんが自分で行こうとしたって事は、『その目で確かめたい事がある』……って事じゃない?」


 私とレイル君と一緒に並んでソファーへと座ったサージェスさんの指摘に、ルイヴェルさんは黙って頷いた。

 

「ガデルフォーン魔術師団で分析中の存在モノが、……気になってな」


 ディークさんの治療を受け、自分のベッドで眠りっぱなしだったルイヴェルさんは、目を覚ました後、レイル君からの説明を受け、魔術師団で何が行われているかを知ったらしい。

 分析中の『力の一部』が、一体どんな存在であるのか……、その結果はまだ、出てはいないけれど。

 

「黒銀の色を纏う力……、その色自体は別段珍しい存在ではない。同じ色ではあるが、エリュセードに現存しているどの力とも気配が違う」


「気配……、ですか」


「あの子供達も言っていただろう。『自分達の力を正しく理解しない限りは意味がない』……と。その言葉が示す通り、俺達魔術師は、『力の本質を知る』事により、『正しく干渉可能』となる」


 異世界エリュセードには、魔力だけでなく、その他にも幾つかの『力』が存在するらしい。

 一番代表的で行使される力が、普段ルイヴェルさん達が使っている『魔力』という存在。

 これは、元々生まれた時から誰でも身に宿して生まれてくる力らしい。

 人によって差はあれど、生まれながらに魔力値の高い命は、強大な力を揮えるようになるだけではなく、寿命にもその恩恵が及ぶ。

 そして、他の力というのが、所謂、『精霊』と呼ばれる類の存在達が必ず抱いて生まれる『精霊力』を始めとした、種族特有の力だったり、


「たとえば、人間という種族は『魔力』しかもたない。所謂、基本タイプだ」


「そして、『力の種類』によっては、その本質となる中身を分析する必要が出て来るんだよ。ルイちゃんの場合は、自分の持つ『魔力』を行使する過程で、それをぶつける相手の行使する力に対し、『術式や魔術構成を組み替える』必要性とかね」


「ユキ、お前にはまだ理解が及ばないとは思うが、今サージェスが言ったように、相対する力の正体を把握し、初めて正しい意味での干渉が可能となる」


「えっと……」


 何となく、言っている言葉の全体的な意味合いはわかるような気がするけれど、完全に理解出来たような気にはならない。

 困惑を表すように首を傾げた私を、サージェスさんが微笑ましそうにクスリと苦笑を零し、視線を向けてきた。


「そうだねー。わかりやすく例をあげてみると、あの玉座の間に現れたお子様達が使っていた『黒銀の力』。今の俺達には、その力の質も、どんな効果を持つのかも正確には測れていない。何もわからないものって、どう扱っていいかわからないよね? どんな性質を持っているのか、何に弱いのか、何に強いのか、とか」


「は、はい……」


「まぁ、『初めて会った人の事を知っていく』過程に似ているかもしれないね。どうすれば仲良くなれるか、又は、蹴落とせるか、とか……。とにかく、今回の場合は、国内の『場』に仕掛けた術の正体が何なのか、魔力で出来た檻を簡単に無効化出来る理由とか、あのお子様達の息の根を、……どうやれば確実に仕留められるのか、とか……知りたい事は沢山あるからね。だから、今魔術師団の方でやってる分析が完了したら、あの子達が行使している『黒銀の力』を『制する』やり方がわかるってところかな。正直、また二度手間になるのは面倒だしねー……」


 騎士団でのお仕事疲れもあるのか、サージェスさんは肩を竦めながらそう説明してくれた。干渉の仕方については、まだまだ勉強を重ねて、理論や方法への理解を深めていく必要があるから、今はまだ知らなくても良いと、一気に理解する必要はない事を伝えられる。


「次は間違いなく仕留めたいところだからな……」


「そうだねー。いつまでも逃げ回られて馬鹿にされるのは……性に合わないもんね。で? 魔術師団で分析中の『黒銀の力の一部』に用があったんでしょ、ルイちゃん」


「……同じ存在かはわからないが、実物を一度じっくり見る必要があると思ってな。万が一、あれが俺の記憶に在るものと一致すれば、干渉方法が非常に面倒になるが……」


「またまたー。ルイちゃんほどの魔術師だったら、何でもホイホイ出来ちゃうでしょー?」


 サージェスさんが笑い飛ばすように右手をひらひら前に向かって振ると、レイル君も同意の気配と共に頷く。


「そうだな。ルイヴェルの場合、どんなに難易度が高くても平然とこなしそうだが」


「昔から、ルイは魔術やそれ関連に対して執着が強かったからな……。どんなに面倒だろうと、すぐに使いこなす気はするが」


 壁の方に背を預けているアレクさんも、サージェスさんとレイル君と同じように、ルイヴェルさんの能力を信頼している。

 勿論、私も。だけど、そんな私達の反応に対し、ルイヴェルさんは視線を逸らし、小さく溜息を吐いた。


「ど、どうしたんですか……」


「ルイちゃーん?」


「ルイヴェル?」


「ルイ?」


 不思議がる私達に一度視線を寄越し、ルイヴェルさんは「手を出せ」と、サージェスさんを指名し、右手を差し出させると、そこに自分の右手を重ね、瞼を閉じた。

 何をやっているんだろう。レイル君と顔を見合わせていると、……十秒ほどして、サージェスさんの身体がカタカタと震えだした。


「さ、サージェスさん?」


 ルイヴェルさんに重ねられていた手を引っ込ませ、怯えるように頭を抱え始めるサージェスさん。

 ……いつもニコニコ笑顔の飄々としている人が、何か異変を起こしている。


「何これ……、うぷっ、……頭の中グラグラするよー」


「サージェス殿、一体どうしたんだ?」


「あぁ、……はは、レイル君、――タッチ」


「え?」


 心配してサージェスさんに声をかけたレイル君の右手を掴むと、サージェスさんはその手のひらにポン! と、タッチを行った。

 ――瞬間、徐々にレイル君の顔が青ざめていく。

 苦痛にも似た小さな呻きが漏れ聞こえると、レイル君はサージェスさんと同じく、その水銀髪の頭を抱えた。


「あ、あの、レイル君? 何が起こってるの? ぐ、具合でも……悪い、の?」


 プルプルと震え、苦しそうに息を吐くレイル君。

 彼の身に一体何が起こっているのか、全くわからないよ……。

 ……あ、サージェスさんがソファーから崩れ落ちて、バッタリと屍のように絨毯へと。こちらに駆け寄って来たアレクさんも、二人の状態をどう扱っていいかわからず、困惑している。

 

「わかったか……、お前達」


 重苦しい様子でそう呟いたのは、いつの間にかソファーの肘掛けの部分に縋るように倒れ込んでいたルイヴェルさん。

 だから、一体何がどうなっているの……。


「ルイヴェルさん、説明してください」


「……俺の記憶の中に在った『とある力に対しての魔術式と構成方法の変更理論』を、術でサージェスの中に送り込んだ」


 何だか、……凄く疲労している様子なのだけど、だ、大丈夫、なの、かなぁ。

 

「で、……その送り込まれた存在モノを、今度はレイル君にも流し込んじゃったんだよねー」


「具合が悪い……。うぷっ」


「レイル君、大丈夫っ?」


 ルイヴェルさんよりも酷い状態になっている二人は暫く唸り続けた後、ようやく平静状態を取り戻す事が出来た。

 アレクさんが女官さんに頼んで持って来て貰った水をぐっと喉奥に流し込み、ふぅ……と、ひと息しみじみと漏らす。


「ねぇ、ルイちゃん……。『あれ』何なの? 物凄く面倒で、多大な負荷を与えてくれたんだけど?」


「今言っただろう。『とある力に対しての魔術式と構成方法の変更理論』だと」


「いや、それは確かに聞いたけどね? 複雑すぎるっていうか、理解は出来るけど、……扱いたくはない類のものかなーって」


「サージェス殿、あれは理解出来ても、それを行使する為には相当の力と精神力がいるぞ。正直、俺も操りきれるかは……、自信がない」


 ルイヴェルさんがサージェスさんの手を通して送り込んだという存在を見る事が出来ない私は、それが一体どんなものなのかが、全くわからない。

 

「そう困った顔をするな……。お前にわかりやすく説明してやるとしたら、『許容するには耐えがたい情報量』を、サージェス達が受け止めきれずに、拒否反応を示したといったところだ」


「許容するには、耐えがたい……、情報量、ですか」


「ルイ、こうなるとわかっていたなら、口でそう伝えれば良かっただろう」


 レイル君の背を擦り、咎める声を送ったアレクさんの言う通り、もうちょっとやり方はなかったものか……。

 

「俺が面倒がる思いを、簡単に伝えただけだ。……はぁ」


「ルイちゃーん? 俺ね、急に多忙な身になっちゃったから、色々疲れてるんだよ? そこに、こんな厄介なものを……、あぁ、駄目だ。覚えちゃったよ。これ、絶対夢に出る」


「言っておくが、……それは完全な状態じゃない。まだ、続きがある。俺も目にしたのは、遥か昔の事だったからな。全部は覚えていない」


 ルイヴェルさんのその言葉に、レイル君とサージェスさんがヒクリと絶望混じりに口端をひくつかせる。

 

「ひとつ聞くけど、……この凶悪な干渉方法生み出したの、誰かなー?」


「現・フェリデロード家当主だ。どうだ? 俺が面倒極まりないと感じている理由がわかったか?」


「フェリデロード家って、ルイヴェルさんのお家ですよね」


「あぁ……。俺とセレス姉さんが生まれた本家であり、当主は俺の父親だ」


「ルイヴェルさんの、お父さん……」


 幼かった頃の記憶を手繰り、ルイヴェルさんのお父さん、フェリデロードのおじ様の姿を思い出してみる。

 フェリデロード一族を束ねその頂点に立っているおじ様は、滅多に表情の変わる人ではなく、一見して冷たそうな近寄りがたい人ではあったけれど。

 幼い私に対しては、触れてくる温もりも、その低い声音も優しかった。

 ルイヴェルさんやセレスフィーナさん達ほど、一緒に過ごした時間は決して多くはなかったけれど、大事に想われている事は感じ取る事が出来た。


「……」


 ルイヴェルさんと同じ色を髪と瞳に纏うおじ様の事を思い出していた私は、その時……、頭の中に、石造りの壁に囲まれ、オレンジ色に灯る炎に照らされた『ある一室』の光景をよぎらせた。

 ……その場所を、いつ、どこで見たのか、記憶に霧が立ち込めたせいで、しっかりと思い出す事が出来ない。

 

(幼かった頃の記憶は、全部戻ったはずなのに……)


 断片的によぎった光景の詳細が掴めずに、ズキリと鈍い痛みを走らせた頭を押さえる。


「……っ」


「ユキ、どうした。具合でも悪くなったのか?」


 アレクさんがすぐに私の傍へと歩み寄り、心配そうに顔を覗き込んでくれた。

 記憶が戻ったとは言っても、全てを詳細に覚えているわけじゃないし、埋もれている記憶もあるのかもしれない。 

 見えた光景と記憶内にある情報が一致せず、迷子になっている欠片のような存在……。きっと、幼い頃に訪れた場所のどこかだったのだろう。特に無理をして思い出す必要もない。

 そう考えた瞬間、頭に感じていた痛みが急速に消え去り、身体が楽になった。


「すみません、アレクさん。ちょっと、頭が痛くなっただけなんです。もう大丈夫ですから、安心してください」


「一度、部屋に戻って休んだ方が良いんじゃないか? ルイの事もあって、色々と気を張り詰めていただろう」


「ガデルフォーン国内の面倒事に関しては、俺達が対処するから、ユキちゃんは休める時にゆっくり休んでおきなよー。あと、ルイちゃんが気になっている事は、俺が付き添いになって確認しに行くよ」


「そうだぞ。あんな大騒動があったんだ……。ユキも暴走した力の負荷が考えられる。サージェス殿の言う通り、休んでおいた方が良い」


 そういえば、確かにあの一件で疲れた気はするけれど、あんなにも乱暴で無茶苦茶な力を放出したというのに、私は寝込むようなダメージを負っていない。

 その事を今更ながらに思い出し、自分の両手を軽く握り込んでみる。

 

「結構、凄かったと思うんですけど……」


 ルイヴェルさんが助けてくれなければ、今頃どうなっていたか……。

 普通に動き回れている自分の身が、少しだけ不思議に感じられる。


「女の子に負担をかけちゃ、可哀想だからねー? きっと、『神様』がダメージを免除してくれたんじゃないかな?」


「そ、そうなんでしょうか……」


「そうそう。きっとそうに違いないよ。……ねぇ、ルイちゃん?」


「少し休んだら、黙って魔術師団まで連れて行け。医者も兼業しているお前が付き添っているなら、誰も文句は言わんだろうからな」


 何か意図を含んだ視線をルイヴェルさんに流したサージェスさんからの問いかけに、ルイヴェルさんはソファーの肘掛けに顔を俯けたまま、視線だけでジロリと威嚇するように応えていた。

 まるで、余計な事は言うなとでも……、言い含めているかのようだ。


(ルイヴェル……、さん?)


 その時は、お二人のやりとりに不思議そうな視線を彷徨わせるしかなかった私だけど、アレクさんとレイル君に連れられ、自分の部屋へと戻って十分ほど経ってから、やっと『その事』に気付いた。

 玉座の間で私が放った力の奔流による疲労やダメージがあまり感じられないのは……。今もこうして、普通に過ごしていられるのは……。


(今度、……お詫びとお礼をしないと)


 壁を挟んだ向こう側の部屋にいる、何だかんだ言いながら『世話焼きなおにいちゃん』の姿を思い浮かべながら、心の中で、『ありがとうございます』と、感謝の想いを囁く。きっと正面から直にそれを言っても、「何の事だ?」と、誤魔化されてしまうだろうから……。

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