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ウォルヴァンシアの王兄姫~淡き蕾は愛しき人の想いと共に花ひらく~  作者: 古都助
第三章『不穏』~古より紡がれし負の片鱗~
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襲撃者と騎士との再会


「カインさん、本当に許可もとらずに行くんですか?」


「仕方ないだろ。どこ探してもルイヴェルの野郎の姿が見当たらねぇんだから」


「厨房に行くのも気が引けるしな……」


 結局、空腹には勝てなかった。

 一応渋っていたレイル君も、自分のお腹が訴える空腹の音には抗えず、すぐに戻るという約束で、三人で城下町へと向かう事になった。


「あれ? どこかにお出掛けですか?」


「もう夜も更けていますから、外に行くのは危ないですよ」


 入り口から門へと向かおうと足を踏み出すと、そこに立っていた衛兵さん二人がすかさずストップの声をかけてきた。

 そばかすがチャームポイントの茶色のクセっ毛の男性と、

 真面目一筋! というような印象の、黒髪の男性の組み合わせ。

 皇宮内で何度か見かけたり、挨拶を交わした事のある人達だ。


「ちょっと飯食いに行くだけだよ。悪ぃけど、そこ通してくれるか?」


「しかし……」


「食事をとったらすぐに戻る。だから、すまないが俺達が出た事は、内密にしておいてくれると助かるんだが」


「いけません。城下は夜になると、また別の顔も見せますし。他国よりの客人を危険な目に遭わせるわけには」



 ――チリンチリーン……。



 騎士のお二人に止められていると、ふいにどこからか鈴の音が聞こえた。


「あれは……」


「ニュイ~?」


 正門に向かって伸びている道の途中、キラキラと輝く流れを見せている噴水の側に、ライオンの子供サイズぐらいの……、猫? がいた。

 真っ白な毛並みの猫ちゃんが、可愛い声で鳴いている。


「ニャァァ……」


 首元で揺れている、金色の中くらいの鈴。

 さっき私の耳に聞こえてきたのは、あの子の鈴かな?


「可愛い……」


 青い宝石のようなお目々。

 ふさふさの毛並みに、ゆらゆらと揺れる長い尻尾。

 私はファニルちゃんを抱えたまま、ふらりと猫ちゃんへのいる場所を目指して近寄っていった。


「ニャァァァ……」


「こんばんは。一人かな?」


 傍まで近寄り、そっと腰を下ろして右手を前に差し出すと、猫ちゃんらしき動物は、ぺろりと可愛い舌を出して私の手を舐めた。


「飼い主さんはどうしたの? 首輪もしてるみたいだし……、迷ったのかな?」


「ニュイッ、ニュイ~!!」


「ん? どうしたの、ファニルちゃんっ」


 猫ちゃんを前にして、急に毛を逆立てて唸り声を発し始めたファニルちゃん。

 まるで危ないものと対峙したかのように、警戒心全開に猫ちゃんを睨んでいる。

 もしかして……、相性の悪い動物、なのかな?


「ニャッ」


 すると、猫ちゃんが急に前足を上げて立ち上がり、……ニィッと、笑った。


(……え!? わ、笑った!?)


 おかしな表現だけど、それは本当に、人が浮かべる笑みのような印象を持っていた。だけど、変化はそれだけじゃなくて――。


『ニギャァアアアアアアアアアア!!』


 可愛らしく鳴いていたはずの猫ちゃん。

 その声が豹変した瞬間、猫ちゃんの身体が急速に大きくなって……。


「う、嘘……」


「ユキ!! 後ろに下がれ!!」


 怪物のように膨れあがった元・猫ちゃんは、その口から鋭く長い牙を剥き出しにし、赤く濡れた長い舌をれろりと垂れさせた。

 狂気を思わせる瞳と共に、その鋭利な爪を纏った大きな手が、一気に私へと振り下ろされた。


「――っ!!」


「「ユキィイイイイイイ!!」」


 カインさんとレイル君の、私を呼ぶ大きな叫び声。

 だけど、二人が私の許に辿り着く前に、元・猫ちゃんの凶悪な爪が――!!


「ニュイィイイイイイイ!!」


 腕の中にファニルちゃんを庇い、衝撃と激痛を覚悟する。

 神様、神様――!!


 ――……。


「グガァアアアアアアアアアッ!!」


「え?」


 聞こえたのは絶叫。私達を引き裂くはずだった凶爪が奏でるはずだった……、その瞬間が消え、代わりに訪れたのは。


「良い子は、もう寝る時間だよー」


「……え」


 愛想の良い、楽観さを宿した低い声音。

 膝の裏と背中に回された温かな腕の感触。

 恐る恐る目を開くと、見上げた先にはサージェスさんのニコニコとした顔があった。


「可愛いからって、何でも無害だと思うと、結構痛い目見ちゃうんだよねー。次からは見分け方とか教えたげるから、一緒に勉強しようね」


「さ、サージェスさん……何でっ」


 さっきまで、どこにもいなかったはずなのに……。

 不思議がる私にお茶目なウインクを寄越し、サージェスさんは私をカインさん達に預け、怪物と化した元・猫ちゃんへと向かって行く。

 煌めく星々を背景に舞うような動き。

 その手に構えている剣が、怪物の巨大な体躯を次々と斬り裂いていく。

 凄い……。やっぱり、サージェスさんは強い。


「あれ……」


 だけど、見えているその光景に、ハッキリとした違和感を抱いた。

 怪物の身体はサージェスさんの剣捌きで確実に損傷を受けているはずなのに、――血が噴き出していない。どうして……?

 生きている存在なら、誰しもその体内を巡っているだろう、命の源。

 おかしい。以前に、魔物の類だって血を流すと、ルディーさん達が教えてくれたのに。


「保護者の許しも得ず、夜間外出か。――三人纏めて仕置きだな」


「「「――っ!!」」」

 

 私とカインさん、そして、レイル君が背後を振り返った直後、頭上を物凄い速さで何かが駆け抜けて行った。

 銀緑に輝く、光の、矢? その行方を目で追った私達は、怪物のど真ん中にそれらが全て突き刺さり、盛大に爆発する瞬間を目撃した。

 誰が放ったものなのか……、なんて考える必要はないわけで。

 私達三人が錆びついた人形の頭部よろしく、もう一度背後を振り返ると……。


「「「ひぃいいいいいいいい!!」」」


 すぐ目の前に、月夜の大魔王よろしく、風に白衣を靡かせながら冷酷な笑みを浮かべている王宮医師様の姿があった。

 両手をバキボキと鳴らしているところが、さらに怖い!! 怖すぎる!!


「あ、あのっ、る、ルイヴェルさんっ」


「ちょ、ちょぉーっとだけ出るつもりだったんだよ!! 別に遠出しようとかそういう事じゃっ」


「る、ルイヴェル、すまない……っ。夕食を求めての事だったんだ。だからっ」


「下がっていろ」


 必死に謝り倒す私達をポイッと纏めて自分の後ろに放り投げ、ルイヴェルさんは怪物を見据えながら一歩前に出た。

 眼鏡の奥の深緑に剣呑さを含め、指先を宙に滑らせる。

 大きな銀緑の陣を出現させ、詠唱と共にそれを埋め尽くしていく紋様……。

 それがひとつの術構成を成した時、空高く浮上し、眩いほどに強い光を放つ巨大な槍を生み出した。


「一気に片付けるぞ……」


 空から狙いを定めた槍が、怪物目がけて振り下ろされる。


「グガァアアアアアアアアアアッ!!」


 勢いよく地上へと突進してきた巨大な槍が、サージェスさんが飛び退くのと同時に怪物の身体を串刺しにし、その動きを封じた!!

 だけど、怪物の息の根を止めるまでには至らず……。


「ルイちゃんの術を喰らっても、まーだ息があるんだねー。じゃあ……、首の方、いっちゃおっか?」


 口許に笑みを浮かべたまま、サージェスさんが剣を構える。

 獲物に死を宣告する狩人のような眼差しが、その一閃と共に煌めき――。

 ルイヴェルさんの術が作り出した槍によって縫い止められていた怪物は、避ける事も出来ずに……、その巨大な首を地へと落とした。やはり血は、流れない。


「お、終わった、……の?」


「流石に、首を落とされちまえばアウトだろ……」


「無事に片付いて何よりだが……。あれは、魔物、だったの、か?」


 レイル君の呟いた疑問は、私達全員が抱いていたものだろう。

 カインさんも、スッキリとしない苦々しい表情で舌打ちを零し、レイル君に頷く。


「あんな魔物、記憶にはねぇな……」


 カインさんがゴクリと喉を鳴らすのを見ながら、私は息絶えた怪物を観察する為に目を細めた。もう動く事のない巨体……。

 私の腕の中で、まだファニルちゃんが怯えた様子で震えている。

 

「まぁ、例外の魔物、ってのも……、いるとは聞いてるが」


「だが、やはり変だ。狂暴化した魔物や操られている類に共通している気配が……、なかった」


「だよな……。だからサージェス達も、躊躇なく殺ったんだろ」


 確かに、サージェスさんもルイヴェルさんも、最初から攻撃の手だけを繰り出していた。普通の魔物とは違う存在……。だとしたら、あれは、何?

 例外的な特殊系の魔物か、それとも……。

 首を斬り落とし、決着がついた今も、サージェスさんは剣の先を怪物に向けたまま。


「仕掛けて来た、って事かな?」


「だろうな。……燃やすぞ」


 ルイヴェルさんが怪物の周りを囲むように、巨大な陣を描く詠唱を施し、その巨体を一気に燃え上がった炎で焼き尽くしていく……。

 同時に……、黒い靄のような存在が立ち昇りはじめ、苦しそうに呻くのが見えた。


「よく燃えるねー。この世在らざる命……。近所迷惑とか全然配慮してないね」


 サージェスさんが燃えて行く怪物に手を翳し、詠唱を口にする。

 炎と対極にあるかのような、キラキラと光る粒子が空から降り注ぎ始めると、黒い靄を溶かすように、その色を掻き消していく。


「これで終わりかなー。いやぁ、一日の終わりに、面倒なお仕事お疲れ様ー」


「終わってはいないだろうがな……。さて」


 くるりと私達の方を振り向いたルイヴェルさんが、冷やかな視線と共に近寄って来る……。自然と、私とカインさん、レイル君の足は後ろへと後退していく。


「お前達、覚悟はいいか?」


「し、仕方ねぇだろ。お前に許可貰いに部屋に行ってもいなかったし、す、すぐ戻るつもりだったんだよっ」


「捜せば良かっただろう?」


「面倒臭かった。以上」


「……ほぉ」


 絶対に怒らせてはいけない大魔王様!!

 素直に謝って罰を受けた方が最善策なのに、カインさんは可愛くない態度で拗ね気味に反抗し、――ギリギリギリギリギリ!!

 ルイヴェルさんからの愛情? 溢れるアイアンクローをお見舞いされてしまった。


「痛だだだだだだだだだだだっ!!」


「カインさぁああああんっ!!」


「カイン皇子……、ルイヴェルに逆らって良い事はひとつもないと、何で学習しないんだ。はぁ~」


 どことなく、イライラしているような印象を感じるルイヴェルさんにレイル君と一緒に縋り付いて懇願すると、呆れまじりの溜息が王宮医師様の唇から零れ落ちた。

 カインさんの頭を締め付けていた手を放し、ルイヴェルさんが私の前に膝を着く。


「俺を同行させるなら、どこにでも連れて行ってやる。だが、お前達だけで行動するような真似は控えろ。暫くはな……」


「ルイヴェル、さん?」


「今のガデルフォーンは、安全とは言えなくなった」


「え?」


 瘴気と呼ばれる存在に穢された、昼間の出来事。

 直前に出会った少女と男性の事を話した後、ルイヴェルさんとサージェスさんは顔色を変えた。気付きにくい変化だったけど、気配が変わったような気がしたから……。寝起きですっかり忘れていたけど、確かに軽率だった。

 私はルイヴェルさんの深緑を見つめながら、「ごめんなさい」と、素直に謝る。

 私に何かあったら、その責任の全てを背負わせてしまうと、傷付けてしまうと、わかっていたのに……。


「良い子だ。カイン、お前もユキとレイルを見習え。素直さは可愛がられる秘訣だぞ」


「テメェに可愛がられたくなんかねぇよ!! けど……、悪かった。ユキが瘴気に穢された事、つい忘れちまってた」


「城下なら警備もしっかりしているだろうと、甘く見ていた。すまない、ルイヴェル」


 寝起きで頭が働いていなかった、なんて言い訳は出来ない。

 私達は揃ってもう一度頭を下げ、表情を和らげたルイヴェルさんにほっと息を吐く。だけど、その直後――。恐ろしいほどの咆哮が響き渡った。


「な、何!?」


 警戒心を強めたルイヴェルさんの背に庇われ、そこから覗き見えた光景。

 燃え盛る炎の中から、死んだはずの怪物が起き上がってくる……!!


「嘘……っ。どうして」


 その身から大量の黒い靄を再び発し始めた怪物。

 ぎょろりとした大きな目玉が、小さく見えているだろうサージェスさんを貫くようかのように睨みつけている。


「ふぅん、まだやるの?」


 怪物が動きを見せる事を想定済みだったのか、サージェスさんは剣を構えたまま薄く微笑む。怪物が攻撃の一手が振り下ろす前に、横に飛び退き詠唱を紡ぎながら刃を揮うサージェスさん。


「グガァァァァッ……!!」


「生きてはいない存在。……可哀想だね。ただ命じられるまま、その爪を揮うしかない偽りの生なんて」


 それは怪物への哀れみなのか、サージェスさんは地面に転がったままの頭部が叫ぶ咆哮を聞きながら、地を蹴った。

 空中に飛び上がり、立ち並ぶ柱の上に降り立つ。

 一度剣を鞘に収め、静かな詠唱と共に光り輝く弓矢を生み出す。

 大弓といってもいいかもしれない。それを軽々と構えたサージェスさんが、怪物の心臓目がけて弦を引き絞る。

 その光の矢がついに放たれようとした、――その刹那。


「グガアアアアアアアアア!!」


「――っ!!」


 地上にいる怪物とは別の、恐ろしいまでに大きな咆哮。

 突然どこからともなく夜闇を裂いて現れたそれが、サージェスの真上に!!


「嘘……っ」


「二体目がいんのかよ!!」


「サージェス殿!!」


 私達の声に、ルイヴェルさんが右手を前に差出し、陣を発動させる。

 サージェスさんを助ける為に銀の刃を次々と生み出し、空高くからサージェスさん目がけて落下してきた怪物を斬り裂いていく。

 しかし、サージェスさんが飛び退くのと同時に、地上で暴れていた怪物が動く!!

 それに気付いたサージェスさんが回避行動に移ったけれど、地上に着地した瞬間。

 どこからか飛んで来た黒い刃のような存在が彼の足下のバランスを崩した。

 一瞬の隙。怪物の腕がサージェスさんの身体を捉えてしまう!!


「サージェスさん!!!!!!」


「レイル、助けに行くぞ!!」


「ああ!!」


「迂闊に近づくな!!」


 サージェスさんを救出に行こうとした前に出かけたカインさんとレイル君を、ルイヴェルさんが大声で怒鳴りつけ、その行動を阻む。


「何でだよ!! 早く行かねぇと、あのニコニコ野郎が死んじまうだろうが!!」


「いくら剣の達人といえど、それが使えなくては、ただの人だ!!」


「必要ない。……上を見てみろ」


 ルイヴェルさんが視線を空へと定めた。

 綺麗な星空を眺めている余裕なんか、そう思ったけれど――。


「え? 何……、あれ?」


「また新手の魔物か!?」


「いや、違う……。あれは……、ぁあああああ~~っ」


 ガデルフォーンの国全体を照らし出すかのような巨大な金色の陣の出現。

 だけど、それは悪い存在ものなんかじゃなくて……。

 陣の中から飛び出して来た……、怪物達よりも大きな蒼い毛並みの狼。

 そのすぐ傍には、銀色の光が見える。


「半壊だな」


「る、ルイヴェルさんっ、あ、あれは」


 敵じゃない。それを証明したのは、サージェスさんを捕えている怪物に鋭い牙をもって襲い掛かった蒼色の狼だった。


「つ、強ぇええ……っ」


「はぁ~……っ。何て事だ」


 目を瞠って驚いているカインさんと、顔を片手で覆って、げんなりと大きな溜息を吐き出しているレイル君。

 私の目の前では、ガデルフォーン皇宮の柱や景観が壊れていく様を見つめるルイヴェルさんが、静かに呆れきった感想を漏らしている。

 綺麗な毛並みの巨大な狼。あぁ、すっごくもふもふしてそう。

 

「ニュイ~っ。ニュイニュイッ」


 怪物に対してとは違い、蒼色の狼さんには何やら好奇心いっぱいのファニルちゃん。味方……、のようだけど、あの狼は一体。

 新たに現れた蒼色の狼に襲われた怪物の隙を突いて、サージェスさんがそこから飛び出し、怪物に向かって剣を揮い始める。

 そして……、ルイヴェルさんの攻撃を受けながら落下していた怪物の方が、別の剣檄を受けながら地へと叩き付けられた。

 蒼色の狼と一緒にあの陣から現れた、もうひとつの存在。

 地を震わせる衝突音の後、私は魔物の側に降り立った人物を瞳に捉えた。


「……え」


 長く美しい銀の光を宿す髪、

 怪物の頭部を斬り裂いた剣を振るい、鞘へと収めるその立ち姿。

 振り向いた深く蒼い双眸が、……私を見つけた途端に、優しく和んだ。


「どうして……」


 ここに居るはずのない人。

 ウォルヴァンシアの王宮で、忙しいお仕事に追われているはずなのに……。

『彼』は、いまだに戦い続けている蒼い狼とサージェスさんを素通りして、私の許へと歩み寄ってくる。



 ――まだ、ほんの少ししか経ってないけれど、こんなに懐かしい気持ちになるのは何故なんだろう。



『彼』は私の前に立つと、ゆっくりと地面に膝を着き、私の左手をとって、その甲へと優しいキスを落としてくれた。



「ユキ、やっと会えた……」



 ――そう言って嬉しそうに微笑んだのは、

   いつも私を気遣ってくれる、心優しい貴方でした。


2017・06・02

文字揃え、その他完了。

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