表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
忘れもの  作者: 桜乃 椛
4/4

別れ

「なに?あ、もしかして想い伝えてなかった?」

「っ、お前のせいで今バレたけどねっ!」

「そ、」

「…は?おまえっ!」

自分は勢いのまま友達の胸ぐらを掴んだ

「いくらなんでも、言っていいことと悪いことがっ!」


ぐっ、と首を抑えつけられる

「お前こそっ!いい加減にしろっ!!!」

ひゅっ、と息が吸えなくなる


「ずっと自分に都合がいいような夢ばかりを見るな!」

ちがう


「現実を見ろ!」

言うな、




「アイツは!もう、死んでるんだっ!!!」




今まで、押さえ込んでた記憶が流れ込んでくる。アイツ…いや、君との思い出、全部が。

「…っ、」

色んな想いが込み上げてきて、

目の前が霞んでしまう


君の香りも、君の声も、君の顔も何もかも、忘れてしまったよ


ほんと、ロマンチックな出会いだったんだから、ロマンチックな別れでありたかったよ。

伝わらないかもしれないけど、


今まで、ほんとにありがとう



題名縦読みしてほしいな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ