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忘れもの  作者: 桜乃 椛
3/4

荒んだ日

夏休み中も、夏休みが終わってからも、自分はずっとあの公園に通っていた

あの公園に行くと、必ずキミが居るから。

でも、もう夏休みの頃のキミは居ない


『ん、学校お疲れ様』

「ありがとう!」

ストレスで声が出なくなってしまったらしい。今では紙を持ち歩いている

『このやり取りも何回目だろう』

「もうすっかり慣れちゃったよね〜」


「というか、最近帽子被り始めたよね?何かあった?」

『とくになにもないよ』

聞かれたくないのかな、なら聞かない方がいいよね

「そっか!気分転換も時には大切だよね!」


いつも通り話していると、友達が見えた

「あれ?おーい!」

「…えっ、どうしてここいんの?」

友達はきょとん、と少し驚いている

そういえば、友達にこの子のこと見せたことなかったな

「こいつ、俺の友達なんだ!仲良くしてやってくれ!」

「お前も仲良くしろよ!」

そういうと、友達は苦しい顔をする


「…なるほどな。」

「いま、そこにお前の好きな子が居るのか?」

「えっ?ちょ、は!?」

「おまえっ、何言ってんの!?」

急なことで頭が追いつかない

あの子も驚いている

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