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忘れもの  作者: 桜乃 椛
1/4

出会い

とある高校2年の夏休みの事だったー


いつもなら、外で友達と遊んでいるのだが、生憎今日はみんな遊べないらしい。

なんとなく、外に出て散歩へと出かけた。


近くの公園に行くと、自分と同い年ぐらいの子がブランコに乗っていた

「なにしてるの?」

その子は驚いていたが、自分も驚いた。

別に声をかけようと思っていなかったからだ

声をかけてしまった以上、立ち去ってしまうのも気まずい。

それになにより、どこかこの子には懐かしい香りがする。多分、それが話しかけてしまった理由だろう。多分。


「別に、何もしてないよ。」

素っ気なく返されてしまった

それもそうだろう。自分たちは初対面だ。

だけど、そんなことお構いなしで自分は隣のブランコに乗った


「暇?ならお話しない?」

「…話すことなんてないです」

「そんなこと言わずにさ!ね?」

何とか押し切って、話をする


「どうしてここにいるの?」

「なんとなく、呼ばれた気がした」

「…ロマンチックだね?」

「バカにしてるでしょ」

そう言われ頭をチョップされたが、

(いつから自分はこんな変態になったんだ?)

と思ってしまうほど、居心地が良くて安心した


気がつくと、もう日は沈みかけていて

「ねぇ、明日もここで会おうよ」

「気が向いたらね」

くすっと笑う仕草に、

自分は一瞬で落ちてしまった


帰っている時に

カラスがないていた事が印象的だった。

これ含め4話で終わります。

短編です。

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