表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

異世界転移についての考察

作者: 夢来厘華

なろうを読んでいてふと異世界転移について深く考えたことがないなと思った。今日はちょっと私の小さい頭ではあるが色々思考を巡らせてみよう。



さて、まずは転移の確率についてだ。日本の人口ピラミッド(人口をグラフで比べたもの)を見てみると第一次ベビームーブとその2次の人口が多い。つまり確率的に見ると、ベビームーブ時代の50代や70代が転移する確率が高いと言える。


でもそれではあまりにも夢がないではないか。とりあえずここは置いておいて次に進もう。


大体の作品で(もちろん例外もあるが)高校生が転生している。これを確率的に見るとどうだろう。


まず高校の形態が気になった。大方の異世界転移もので描かれる高校は工業高校のようなものではなく、進学校であることが多い。



筆者の経験から進学校1学年の大体の人数は多く見積もって30万くらいだ。全体としては3倍なのでおおよそ100万人と考えられるだろう。日本の人工を1億2000万とすると、高校生が転移する確率は1200分の1となる。


そういう点から考えると場所の指定でもしない限り、クラス全員転移などはまず起こらない。非常に天文学的な確率となるからだ。


転移範囲を日本から世界に広げればどうだろう。日本より人口の多い国はもちろんある。もし世界中から転移者を募ったら3人に1人は中国人がインド人になるだろう。たかが1億と2千万の島国から選ばれる確率はお察しの通りだ。



確率について少し語ったが転移対象の決め方についても触れておくべきだろう。一体どのように人間だけを選定しているのだろう。異世界物ではしばしば魔術師が現代人を呼び出す、という形態が取られる。その時どのようなものさしで人間を転移させているのだろうか。



もし転移対象が人間で設定されておらず、ある"程度の知能"で評価されているとしたら。すると例えば猿なんかも転移対象に含まれる可能性がある。生物学的にも人間と猿はあまり違いがないらしいしありえなくもない話である。



ともあれ王宮に呼び出されたのが人ではなく猿だったら宮廷魔術師も頭を抱えるだろう。(それはそれで見てみたいものだが)



他にも考えるべきことはある。転移体についてだ。現代人が異世界で別の体を与えられることはよくある。そのときにまぁ、脳の構造が超次元的な干渉を受けて変化したと考える。(筆者は脳についてあまり知識を持っていない)



だがそれだけで説明がつくのだろうか。



現実世界では心臓を移植したときに好みが逆転した、という現象が存在する。つまり脳だけ入れ替わっていたのならこれはおかしなことだ。よって心臓も一緒に入れ替わっていると考えれる。



現状考えられるのはこんなところだ。読了してくださった方々には大いに感謝をしたい。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ