夕暮れの中
陽が落ち始める
ゆっくりと
ゆっくりと
部屋の中は暗くなる
相変わらず灯りを
着けることが出来ない
眩しすぎるからだ
常夜灯と卓上スタンドの明るさ具合が
心には良い加減である
近頃また神経が過敏になっている
それにしても薄暗さは物たちの存在を
はっきりと伝えてくる
時々抜ける微風
心地よいとは
感じない
室温を見れば
25℃もあるではないか
こりゃあ夏だよ全く
季節が一足飛びで
進んでいるなぁ
爽やかさだけを
忘れている
おそらく冷房を
着け始めている人々もいるのだろう
省エネルギーとは
良く言ったものである
気候変動が
よりエネルギー消費と向かわせるから
二酸化炭素の排出制限も
ままならぬ状態である
気候変動を風土から
改善すれば
多少は省エネルギーになると思うのだが
経済活動と省エネルギーは相反するから
難しい問題でもある