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my little lover boy  作者: riko
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プロローグ

あ~…早く座りたい。



僕は朝から満員電車に揺られながら、片道45分かかる学校まで通学する。


中学の頃は、この電車通学ってやつに憧れてた。


高校に入学し実際やってみると案外しんどいということが分かった。


それももう今年で三年目になる。

さすがに慣れてしまった。



車内は相変わらず、色々な人達で溢れていた。

他校の人だとか、通勤中のオッサン、OLのお姉様……


いつもと変わらない日常で、いつもと変わらない時間帯。


この時間帯の電車の他に一本早いのもあったが、僕はあえてこの電車、この車両に乗る。


どんなに混んでいても、学校に着くまでの間立ちっぱなしであっても、電車を変えたくなかった。



改めて車内を見回す。





"音楽でも聞こ……"



今日も僕は、この電車の心地よい揺れを感じながらつかの間の時間を微睡んでいく。

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