表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ファンタ中毒者

作者: 日光さんDX

「ファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタ」


「まずい。妹がファンタ中毒者に!」


説明しよう。ファンタ中毒者とはファンタが好きすぎてヤンデレのようになってしまい、ひたすらファンタを欲しがる人の事だ。決してファンタにいかがわしいものが混入されていたり幸せの白い粉のような中毒性の薬が入っているということは断じてないのだ。

純粋にファンタが好きすぎて頭がおかしくなっているだけなのだ。

くそう。ファンタ最高!


「ファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタ」


「落ち着け。妹よ!冷蔵庫をいくら漁ったところでファンタはないんだ」


「ファンタアアアアァアアアアァアアアアァ!」


「うお!?危ないぞ、そんなものを振り回すな」


妹は空のファンタを振り回している。殺傷力はゼロだが、雰囲気がもう怖い。

だがしかし、空のファンタの絵柄は最高だ。やっぱり、ファンタ最高。ひゃっほい。


俺は妹から空のペットボトルを取り上げ、制止する。


「放して!放してよ!私はファンタがファンタが・・・」


妹号泣。さすがの俺も絶句。


「そろそろ目を覚ませ!ここにはファンタはないんだ」


「嫌よ。嫌だよー。私はファンタが飲みたいよ」


「お兄ちゃんが買ってきてやる。だからもう泣くな」


ファンタが最高なのはわかる。あれは神の産物だ。だから号泣するのはわか・・・らないけどいやだがしかし妹は俺以上にファンタを愛しているんだ。

ファンタ、わっしょい。ファンタわっしょい。


「ホント?お兄ちゃん、買ってきてくれるの?」


「ああ、もちろんだ。2本買おう。そして、一緒に飲もうファンタを」


「・・・うん」


そして、この騒動は丸く収まった。俺の金銭的には大ダメージだけどいいんだ。妹が幸せなら。


「お兄ちゃん。おいしいね」


妹がファンタを飲む。そして、俺も


「ああ、うまい!」


マジ神だわ、ファンタ。作った人天才だわ。


END





後悔はしていません。

・・・・・。

なんかいろいろすいません・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 私は炭酸の類は苦手なのですが、それでもこれを読んでいると 段々ファンタが飲みたくなってきたような気がしてしまいました。 とにかく、ファンタへの愛はとてつもなく伝わってきました。
[一言] 名明さんが語っていたので、つられて来ました。 どんでん返しがあるのかと思いきや、ファンタ愛だけで終わるのが逆にツボに入りました。 なにこれ面白い。 ひゃっほい!
[一言] ファンタお好きなんですね(笑) 私も好きです。 とりあえず一言。『ファンタ』がゲシュタルト崩壊したぁぁぁァァンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタファンタ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ