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完結記念~ノルン家兄妹によるネタバレ座談会~



「――という訳で!」

「どういう訳です?」

「突っ込みどころ満載なんだが」

「もう~うるさいですよ兄様たち!

 え~私が主役を張らせて頂いたこの異世界転生メイドシリーズも――

 ついに完結を迎えることができました!

 これもひとえに――」

「物語を推し進める魅力あるキャラの活躍。

 つまり俺のお陰だな(うんうん)」

「いや、兄さん。

 そこは方便でも――応援して下さった皆様のお陰、と言うべきでは?」

「あん? 何でだよ」

「そうですよ、ミスティ兄様。

 常々言おうかと思ってましたが、兄様には謙虚さが足りません。

 ついでに自制心とかその他諸々も。

 大体別シリーズならともかく――

 このシリーズの兄様なんて出番にしてみればネムレスに劣るんですよ?」

「(Σ(゜д゜lll)ガーン

 ば、馬鹿な……

 俺があのいけ好かない守護者に劣るなんて……」

「3年半にも渡る連載ですからね。

 魔導学院に行った兄さんが再び出てくるのは王都編からになりますし」

「っていうか各章のゲストキャラ並ですよ?

 少しは自重して下さい」

「くそっ……

 俺は作者に嫌われてるんだ……

 そうに違いない(うじうじ)」

「まあ確かに扱いにくい、とはいってましたよ。

 設定上は何でも出来る『ボクの考えた最強キャラ~』ですし」

「何でそこで猫型ロボット風なんです?」

「あっ、それですよシャス兄様!」

「ん? 何ですか?」

「語り手として異世界転生した私は別ですが、

 どうして地球の事とか知ってるんです?」

「ああ、それはですね――」

「はい(わくわく)」

「まっ、そこを含めネタバレになるけど話し合うっていうのが、

 この絶滅寸前のキャラ座談会の主旨だ。

 完結記念とはいえ今時こんなのやってるとこはそうはないぞ」

「ですね」

「そこは突っ込まないでいてあげて下さい。

 作者も分かってやってるんで」

「まあ基本的には俺達ノルン兄妹に焦点を絞って解説していくが――」

「好評だったら他のキャラも掘り広げる、と」

「ですね」

「じゃあ早速ですが――

 記念すべきトップバッターはシャス兄様からです!」




「という訳で兄様」

「はい、何でしょう」

「あまりに露骨な伏線を張ってますけど――

 兄様の『呪われた宿命』なんちゃらってなんなんですか?

 琺輪守護者であるネムレスとの意味深なやりとりも気になりますし」

「ああ、それですか。

 本編とは違う時間軸のここなら言っても構わないでしょう。

 実は僕は――ある人物の転生体なんですよ」

「え?

 誰のですか?」

「暗天蛇ミィヌストゥール」

「ぶっ!

 そ、それって!!」

「魔族の女王だな。

 俺達の曾祖父、光明の勇者が打ち倒したっていう」

「ええ、そうです。

 僕の地球での知識は前世の記憶の断片です。

 まあ史実と違い――

 彼女は色々あって勇者の仲間となるんですが(勇者シリーズ参照)、

 ちょっとその後の騒動で命を落としまして――

 強く願った彼女が転生したのが、何の因果か愛した男の曾孫という」

「へ、ヘビーな設定ですね」

「暗天『蛇』だけに(ボソッと)」

「――?

 何か言いました、ミスティ兄様?」

「いや、何でも(しれっと)。

 じゃあお前が俺を超える魔力貯蔵量(常人の10倍以上)を持ってるってのも」

「暗天蛇の転生体ゆえのスペックですね。

 ちなみにそれはまだ枷が掛かった状態の話で、

 タガタメシリーズ後には更に跳ね上がるみたいです」

「どのくらい?」

「多分数百倍」

「はあ~(溜息)

 そりゃ~また随分と規格外だな」

「何を言ってるんですか。

 最終的には兄さんが僕を凌駕するのに」

「ふえ……

 スケールが違い過ぎてついていけないです」

「聞きましたか、兄さん?」

「ああ。

 俺達の中で一番の大物バケモノが良く言うわ」

「?」

「まあまだ自覚がないか」

「レベルの召喚から因果律の改編までやってのけるんですけど」

「???」

「まっその話は置いておくか。

 んじゃその他の話として、アレの説明」

「アレ、とは?」

「ほら、母さんを助ける時の」

「ああ……」

「そうですよ、シャス兄様。

 後ろ向いて下さいって言って、何をしてたんですか?」

「闇魔術」

「ええ~~~!!」

「実は僕、闇魔術を扱えるんですよ」

「やっぱりな。

 覗き見する訳じゃないが……

 あの術式波動は地獄の道化師と一緒だったし」

「そうですね。

 これもやはり暗天蛇としての固有スキルでして……

 あんまり使い過ぎると闇堕ちします」

「パンドゥールみたいにですか?」

「ユナの言う通りです。

 あれは術式に染まり過ぎた者の末路、

 自らが術式『そのもの』と成り果ててしまったんですね」

「この世界の魔術は同調魔術ともいわれるからな。

 魔術でいう<魔>とは別世界のことわりでもある。

 自らの許容値を超える魔を受け入れれば、魂は簡単に侵食される」

「はあ……奥が深いんですね。

 私は魔術の適正値が皆無なんでお二人とも凄く感じます」

「よく言う」

「百年後には大召喚術師なんて恥ずかしい称号を賜ってるのに、ねえ?」

「ふええ?」

「まあ興味がある人は召喚術師シリーズをお読み下さい。

 ちなみに僕が術式に詳しかったのはこういった背景からです」

「んじゃ最後の質問。

 すっげー野暮な質問で悪いんだが……、

 お前、何でミラナさんにはあんなに惹かれてるんだ?」

「それは……(*ノωノ)」

「私も気になります!

 ミラナさんてあの墓所で兄様が助けてもらった冒険者の方ですよね?

 恋愛事にはいつも超然としたシャス兄様ですけど……

 何故かミラナさんには純情思春期少年ですよね?

 何か事情があるんです?」

「ああ、まあネタバレをすれば」

「うん」

「彼女の前世に理由がありますかね」

「え? まさか曾祖父の転生体とか?」

「いえいえ、彼女の前世は一般人ですよ。

 ただし曾祖父に多大な影響を与えた」

「?」

「あっ!

 もしかして――」

「はい、正解ですユナ。

 フェイム村近郊、盗賊の凶刃に倒れた少女。

 ミラナさんは彼女の生まれ変わりです。

 曾祖父を励ます為に投げ掛けた言葉。

 あれは敵に屈し掛けた自分を鼓舞した言葉と同一なんです」

「はあ~なるほど」

「あとは、まあ……

 ミラナさんの属性が<真の光>っていうのもありますかね。

 彼女は闇を理解しない。

 闇を理解しない故に闇を持たず影響も受けない。

 僕にとっては彼女の存在は凄く眩しいんです。

 泣きたくなるくらい」

「なるほどな」

「そういう事情だったんですね」

「まっ、タガタメの本編ではお前が男を見せたんだが」

「おめでとうございます☆」

「あ~うん。

 恥ずかしいからあまり言わないで下さい」

「しかしこれから大変そうだな」

「ええ、今は連載が止まってますが……

 これから魔族の本拠地に特攻ですからね。

 ちょうど兄さんの時間軸とリンクしてるあたりです」

「私もネムレスと共に対策を講じてるんですが」

「まあそれはまた別の話だしな。

 んじゃ今日はこの辺にしとくか」

「ですね」

「はい、それじゃまた」


「「「さようなら~」」」



多くのアクセスありがとうございます。

本編では語られなかった設定ですが、期間限定ですけど

絶滅危惧指定の座談会方式で発表しちゃいます。

あくまでおまけですので読み流して下さいな。

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