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勇者の系譜とやらに異世界転生した私ですが、そんな事など関係なくメイド喫茶で働いてます  作者: 秋月静流


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おやすみらしいです


 のぼせない程度に温まった私達は湯船を出ます。

 タオルで水分を拭き取り、パジャマに着替え髪をしっかり乾かします。

 淡く手に纏った闘気で、ドライヤーのように髪へ当てるのがコツです。

 完全に乾ききったのを確認すると、消毒と殺菌作用のあるルドナの粉で口を漱ぎます。


「それじゃ、母様。

 私は休みますね」

「今日も早いのね。

 おやすみ、ユナちゃん」

「はい、おやすみなさい」


 傷まない様、髪の毛に香油を擦り込む母様に声を掛け、私は浴室を後にします。

 途中父様の書斎や居間にいる兄様達に声を掛け、挨拶することを忘れません。



「おやすみなさい、父様」

「おお、ユナか。

 身体を冷やさない様にな」

「まだ掛かりそうですか?」

「ああ。何とか今日の内に仕上げてしまおうと思ってね。

 心配ありがとう」

「はい。御無理のないように。

 では失礼します」




「おやすみなさい、ミスティ兄様」

「おう。もう寝るのか?」

「はい」

「ん。じゃ、おやすみ、ユナ。

 ……おねしょするなよ?」

「しません!」

「何だか反抗期っぽいな。

 昔のユナはすぐに抱きついてきたのに」

「昔の話です! 昔の!」

「はいはい(苦笑)」




「おやすみなさい、シャス兄様」

「うん。おやすみ。

 今日は色々迷惑掛けてごめんね」

「そんなことありません!

 私も兄様と一緒で楽しかったです」

「それならいいけど。

 バレバレだけど、母様には一応内緒ね?」

「はい、了解です♪」


 


 おやすみの挨拶を終え、自室に戻った私は倒れ込む様にベットに潜ります。

 今日も色々な事がありました。

 でも総じて実りのある一日だったと思います。

 兄様達の意外な一面も見れましたし、

 母様の偉大さを再度認識しました。

 父様は……もう少し母様の怖さを知った方がいいかもしれません。

 私は少しだけ微笑むと、手招きする睡魔にゆっくり身を委ねていきます。

 ふあ……心地良いベットの感触。

 母様が出掛けている間に寝具を干してくれたのでしょう。

 ありがとう、母様。

 でも、もう限界です。

 今日はこれにて就寝することにします。

 おやすみなさい。






 ……私、ユナティア・ノルンの一日はこうして終わります。


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