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ようこそ!迷宮闘技場へ!  作者: へたすん
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出発の予定でした

遅くなりましたが本日分です

太陽が顔を出してからしばらくの間、ふたりは見つめあっていた


「ところで質問なんだけど、この木って持って帰れる?」

「全てを持ち出すと環境が変わってしまうので数本にしたいところですが、あいにくここは彼らのものなのでまずは聞く事からですね」

「彼ら?」

直後、優希の後頭部から鼻へ向けて弓が突き抜けリリーの頬をかすめていった

ぺたぺたと顔と後頭部を触って確かめた後、優希はリリーが魔法を使ったものと判断した

「ありがとう、でいいのかな?」

「はい。あとはおまかせください」

背後ではどさりと何かが地に落ちる音がした

「えっ?」

振り返ると背後には1人の男が倒れている

状況を理解していない優希を置いてリリーは男の元に立ち寄ると首をつかんで持ち上げ、ぎりぎりと締め付け

「ストーーーップ!!」

慌ててリリーを耳の尖った男性から引きはがす

「今ならまだねじ切れますのに!」

「穏便に話をしようって雰囲気出してたよね!?」

「人を殺していいのは死ぬ覚悟があるものだけです。不意打ちで殺そうとしたのですから、返り討ちにあっても後悔は無いでしょう」

「そういう話じゃなくて、豆を手に入れられるかどうかの状況でいきなり殺すのは不味いんだって!」

「そうですか…ならこうしましょう」

魔法で土を操ると耳の細長い男の首から下を地面の中に埋めてしまう

「えっうん?」

直後、リリーの手はパシーンと乾いた音を響かせた

「!!」

頬を叩かれた男は驚いて目を覚ます。結構なイケメンである

「な、あ、人間風情がな」

「少し黙ってくださいますか?」

リリーは男の口に布で作ったボールをねじ込んだ

「ずいぶんと道具を大事にされているようですね?」

まるで悪人のように振る舞いながらリリーは尋問を開始する

もがもがと男はしゃべりながら首を揺らすが、抜け出せる気配は全くと言っていいほどない

「すぐにお返ししますからご安心ください」

そう言ってリリーは弓に矢を番えると矛先が男の右目の前に来るように調節をする。

もちろ魔法で空中に構えているのでリリーはもう弓に触れてはいない

「嘘をつこうものなら、おわかりですよね?」

ひたいに汗を流しながら男はわずかに首を縦にふる

「た、たすけ」

口の布を外した時、男はそんな事を漏らした。

直後弦はびん…と音を鳴らし空を切る。矢は僅かに動いたものの同じ位置に存在している

「発言を許可した覚えはありませんよ?これは警告ですからね?」

再びつるに矢を乗せるとリリーは尋問を続ける

「名前は?」

「り、リルド」

「リルド、君はなぜ攻撃を?」

「豆の煮汁は魔物を寄せるんだ…村に悪影響が出る前に処理する必要があった」

「えっ…」

ちょうど残っていたカフェオレを飲み干した優希が声を上げる

「では、寄ってくる魔物の規模と種類は?」

「付近のダークウルフすべてだ…奴らは仲間を誘ってやってくる」

「となるともうじき来る頃でしょうね…そうですね、もう少し焚きつけて集まるようにしましょうか」

「む、村を滅ぼすつもりか!?」

「たかだかダークウルフ程度、敵では無いですから」

ちらりとリリーはいつの間にやら優希の上に収まっているぽちを見やる

「わふっ」

それにぽちが答える

「ぽちがなんとかする感じかな?」

「えぇ、すぐにわかりますよ」

ぽちが頭を降りる時、木の上から声が響いた

「その者を離してやってはくれないか?」

見渡せば5人ほどの男達が周囲を取り囲んでいた。

そしてフードを外した男達は皆、同じように尖った耳をしていたのである

どうにも一定の時間に仕上がらないので、明日より投稿を19時代に変更します


私からひとつだけ申し上げることがあるとするならば、シャドウバースはレジェンドゲー

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